現在ファーストラン(F-RUN)のFGPS2Mを愛用しています。このGPSウォッチは2013年1月に購入しました。 当時は自分史上で一番ランニングに時期でハーフマラソンの大会に参加しました。
今使っているF-RUNウォッチに大きな不満はないのですが、この分野の進化は早いと思い 必要機能と最新機種について調べてみました。今回は、多くの機種があるので低価格帯の機種で検討しました。
・F-RUN FGPS2M紹介
・低価格帯GPSウォッチ比較
・まとめ
GPSウォッチの選択するときの確認項目
稼働時間:
GPS機能が付いているランニングウォッチは、常に電波を受信して動作しています。メーカーやモデルによっても稼働時間にバラつきがあります。1回の充電でどれくらい稼働できるかが重要です。
サイズ・重量:
ランニング用ウォッチは装着時のフィット感が重要です。快適に走るためには、腕にしっかりフィットするモノを選ぶのがおすすめです。
防水性:
GPS付きランニングウォッチは主に屋外で使用するため、雨に耐えられる程度の防水性が必要です。多くのランニングウォッチは、防水性を「気圧防水」で表記しているのですが、他の表現をしているものも見られます。3気圧防水は日常生活における汗や水滴に対しての防水、5気圧防水は水仕事に耐えられる程度の防水です。通常屋外でランニングするだけなら、5気圧防水のモデルがおすすめです。
表示の見やすさ:
この項目はデザイン性にもつながる所です。またランニングが目的の場合は、走っているときに自分の知りたい情報が簡単に確認できることが大切です。デザインが気に入った時計をつけて走るのは気分的にハイになり、楽しく走れます。
パソコンやアプリとの連携:
ランニングデータを時計からパソコンやスマホにダウンロードしてデータ管理のできる機能があるものが良いです。あまり安い機種ではこの機能はありません。また最近はスマートウォッチの一部機能としてランニングデータがとれるものがあります。これらのものは、走る楽しみやモチベーションを高めてくれるのでおすすめです。
脈拍計測:
できれば脈拍計測が可能なものがベターです。脈拍を測定することで、現在の調子や過去と比べて体力の向上の確認ができます。
F-RUN FGPS2M紹介
2013年1月に購入したF-RUN FGPS2Mは、現在でも走るときに使用しています。大枠では問題ないのですが、7年も経つと不具合や不満もあります。
一番の問題点は、Windows10にしたときから、ランニングソフトがインストールできなくなってしまたことです。このソフトは地図上のランニングの軌跡やスピードや時間などモチベーションをあげてくれるものです。インストールの問題もあるとおもうのです・・
またメーカのファーストランニング(F-RUN)がGPSウォッチから撤退してしまったことです。新製品の発売はなく、サポートも弱くなっています。GPSウォッチの分野で日本の大手メーカとして頑張ってきたエプソンも2020年1月で撤退を発表しているので、同じ状況が近い将来おきるのではないでしょうか?
F-RUN FGPS2Mは、当時25,000円ぐらいで購入したのですが、7年間も使用できたのは作りもよかったのかと思います。
でも実は、現在でも一部通販で新品を購入可能です。参考価格の70%ぐらいの価格設定です。
購入すると、写真の一式がついてきます。左からUSBケーブル、本体、取り扱い説明書、データ処理ソフト
USBケーブルで充電するのですが、ケーブルのクリップの先の接点を時計の裏蓋の接点にはさんで充電したりデータを入力したりするのですが、接触が悪くうまくできない時があります。この辺も工夫が必要ですね。
低価格帯GPSウォッチ比較
今回はアマゾンで2万円以下で購入できるGPSウォッチでおすすめのものをピックアップして比較してみました。左端は上で紹介した機種です。
型名 | FGPS2M | ライフログ ForeAthlete 230J | スポーツスマートウォッチ FTW4021 | P1多機能スマートウォッチ |
メーカ | ファーストランニング | ガーミン | フォッシル | iwownfit |
価格 | 25,300円(参考価格) | 17,727 円(Amazon) | 18,147 円(Amazon) | 6,380円(Amazon) |
稼働時間 | 12時間 | 約16時間 | 最大24時間 | |
サイズ | 60×W46×D16 | 45 x 45 x 11.7 | 43(径)×12(厚さ) | 34(幅) x 13(高) |
重量 | 55g | 41 g | 43g | 49.9 g |
防水性 | 日常生活用防水(3気圧) | 5気圧 | 入浴、プール等での水泳可能 | 50メートルの防水 |
データソフト・アプリ | パソコンソフト | 多種目のPCソフトあり | スマホアプリ | スマホアプリ |
脈拍測定 | × | 〇 | 〇 | 〇 |
GARMIN(ガーミン) ランニングウォッチ GPS ライフログ ForeAthlete 230J
ガーミンはアメリカに本社を置く、ナビゲーションや通信機器を製造・販売する企業です。ランニングにおけるGPSウォッチ市場ではNo.1です。圧倒的な機種数を販売しています。ランニング用に特化ならば1台欲しいメーカです。
色はパープル×ストライクもあります。写真はブラック×ホワイトです。
フォッシル 腕時計 FOSSIL スポーツスマートウォッチ FTW4021
フォッシル社は、デザイン性が高い時計のメーカです。1984年創業のアメリカのブランドです。この時計もランニング用というよりスポーツ全般という感じですかね。
iwownfit(アイオーフィット) P1多機能スマートウォッチ
株式会社アイオーフィットは、2017年に創業した日本の会社です。スマートウォッチとしての機能はとても魅力的です。アマゾンのカスタマーレビューの評価もそこそこですが、ランニング用としてのデータはやや精度がおちるようです。多機能スマートウォッチとして割り切って使うのがおすすめです。
まとめ
今回ランニング用GPSウォッチを調べてみると、ここ数年でエプソンも含め以前からのメーカーが市場から撤退しているのが確認できました。反面新しいメーカがスマートウォッチの一環として参入してきています。
また日本のメーカが市場から撤退しているのとても残念なことです。そんな中、新しい会社のアイオーフィットが頑張っています。コストパフォーマンスが非常に高い製品をつくっています。今後の発展を期待しています。