日本の文化のルーツ探る 中国西安の旅

西安は、中国古代の諸王朝の都となった長安です。日本の歴史は中国の文化の影響を強く受けています。そのルーツを感じるために西安にいきました。日本に戻った後に京都に行きました。少し前の2012年に行った旅ですが、西安4000年の歴史に比べれば誤差範囲ですね。

コンテンツ
1、西安の概要
2、旅の概要
・1日目 成田 ⇒ 西安
・2日目 城壁内散策  鼓楼 ⇒ 鐘楼 ⇒ 碑林博物館 ⇒ 城壁
・3日目 城壁外 地元ツアー 驪山 ⇒ 秦始皇帝陵博物院 (兵馬俑) ⇒ 華清池
・4日目 タクシーで観光 大慈恩寺(大雁塔)
・5日目 帰国
3、まとめ

1、西安の概要

西安は中華人民共和国の陝西省の省都です。政治経済や文化の中心地となっています。中国でも有数の古都であり、国家歴史文化名城にも指定されています。世界各国から旅行者が集まります。人口は2016年末の時点で883万人ほどでした。使用言語は北京語です。

秦、漢、随、唐など13の王朝が都をおいた地です。シルクロード東の始点であるこの場所は、特に唐の時代にはたくさんの物や人が行き交う国際都市でした。

西安には世界最大の古城壁があり、その姿は今でも完全な形で残っています。現在の城壁は唐時代の長安城を基盤に1370年から8年間の年月をかけレンガを積み重ね築かれました。城壁は東西に4.2キロ、南北に2.6キロ、周囲は13.7キロもの大きさがあります。

中華人民共和国陝西省西安市蓮湖路172号

2、旅の概要

1日目

旅は、LOOK JTBのマイセレクトというツアーです。成田空港から中国東方空港にのり上海浦東空港で西安咸陽空港行きに乗換ます。上海で乗り継いだ時に気が付いたのですが、上海での集合の際集まったのは私1人だったのです。確認したところツアー参加は1名です。明日からの3日間は自由行動なのであまり問題はないのですが、少し寂しい感じです。

空港に18:20着ですが、そこから西安市内まで約25㎞ありホテルに着いたのはpm10時頃でした。ホテルはグランドニューワールドホテル(古都信世界大飯店)です。欧米からのツアー客が多く、私に向かってニーハオと挨拶してきます。その日は夕食ないので、ホテルの外へ恐る恐る食べに行きました。

23時過ぎにこんなお店で食事をしました

2日目

城壁内の観光地を主に回りました。帰りの城壁からホテルのみタクシーに乗りましたが他は徒歩です。

西羊市

ホテルから約1㎞強で西羊市の入口に着きます。道は碁盤の目に近く比較的分かり易いです。西羊市は北院門に次ぐイスラム美食街です。西羊市通りの両側にはイスラム食を食べさせる店が並んでいます。一人では敷居が高く店で食事をしませんでした。

西羊市の入口です

鼓楼

古代木造建築物。昔は、夕方になると大きな太鼓を叩いて時刻を知らせたことから、鼓楼と名づけられたそうです。明の太祖朱元璋13年(1380年)に建てられた。高さは34m。920年の歴史の中、数回の地震を経験しても形が崩れることはなかったという頑丈な造りを誇ります。

鼓楼と周辺の様子

大太鼓です

太鼓が並んでいます

鐘楼

鐘です、有料でつけます

釘を一切使わず、継ぎ目のない一本柱様式の珍しい建物だそうです。上部には大きな鐘が一つ吊るされ、昔はは人々に時を知らせていたという。600年の歴史がある木造建築で高さは36メートルです。

碑林博物館

宋の時代に建てられた孔子廟を利用した博物館で、歴代書家の石碑を数多く収集、展示している。館内は「西安碑林」「歴史陳列」「石刻芸術」に分かれている。漢代から清代にかけての石碑のコレクションは「西安碑林」と呼ばれ、この博物館の展示物のなかで最も有名。

西安碑林博物館正門入口 

石刻芸術です

城壁

城壁は、西安の街を長さ13.74キロにわたり長方形に囲っています。高さは12m、頂部の幅12~14m、底部の幅は15~18mである。現存する城壁は唐の長安を基礎にして、1370年から1378年にかけてレンガを積み重ねて作られました。現在までに度々修復が行われ今の姿になっています。西側の安定門は城壁の中で最大の門であり、シルクロードの発着点として栄えていました。

南門付近の城壁です、レンタルサイクルがありました

城壁の上から下を写してみました

3日目

3日目は、城壁が外の観光地を見て回るのでホテルでお願いして地元のツアーに申し込みました。参加しているのは(多分)全員中国人のようでした。ツアーは小型のバスで20名ぐらいの参加です。効率的に回れました。

驪山(りざん)

西安市から東に25kmの地点に存在し、東西長は25km、南北長は14kmで高さは1302m。有名な場所のようですが・・・。山に登るのはゴンドラで登り下りは徒歩で下りてきました。

驪山に登るのにゴンドラがあります

山頂からの眺めです

兵馬俑博物館

1974年、西安の中心部から東へ行ったところに兵馬俑(へいばよう)という兵士や馬の人形の焼き物が発見されました。兵馬俑が作られたのは約二千年前、秦始皇帝時代のもので、この発見は20世紀考古学史上最大の発見と言われています。

兵馬俑の数は全て発見されれば、武士俑8000体、戦車100台、陶馬600体と推定されています。兵馬俑が保管される兵馬俑坑は4箇所あり、最大の第一坑は東西210メートル、南北60メートルで、総規模は2万平方メートルと巨大です。

この建物の中に兵馬俑があります

中はこんな感じです

周りは田園風景が広がり博物館の敷地もかなり広大です。博物館の入口で発見し杨志发(ヤン・シファ)さんがサイン入りの兵馬俑の写真集を売っていて、日本語版もあったので購入しました。

華清池

華清池は西安市街から東へ約30キロ行った郊外の驪山のふもとにある有名な温泉池です。周の時代から三千年以上の歴史がある温泉地だそうですが、華清池が有名なのは、唐代の玄宗皇帝と楊貴妃のロマンスの場だったからだそうです。

楊貴妃の像

4日目

4日目の観光はだいぶ疲れてきたのでタクシーで大慈恩寺(大雁塔)に行きます。午後はホテルの傍でお土産を購入することにしました。

大慈恩寺(大雁塔)

街の中心部から南に4キロほど行くと西安の大雁塔(だいがんとう)があります。648年に唐三代目皇太子、高宗李治が文徳皇后の冥福を祈り慈恩寺が建設されました。652年、インドから帰った玄奘三蔵法師の希望により、経典を保存するため慈恩寺の境内のなかに大雁塔が造られました。

大雁塔

塔の中には三蔵法師が持ち帰った仏具や、如来の足型などが展示されており仏教を学ぶ上での最重要地点です高さは約64メートルです。階段で7階まで上がることができるのですが、疲れていて登るのを止めました。

玄奘三蔵法師の像です

5日目

5日目は、朝8時にホテルのロビーにツアーの現地係員が迎えにきてくれて、西安咸陽空港まで送ってくれました。

実は2012年の9月10日に日本政府の尖閣諸島3島の国有化以降に中国の各都市で反日デモが起こっています。既に西安にいるときからいくつかの都市では少し騒いでいましたが、日本に帰国後西安でもデモが起こり、日本車を取り囲んで騒いだなどの事件が起こっています。

まとめ

西安の旅のまとめです。

・兵馬俑、城壁、街並み・・どれをとっても歴史を感じさせます。反面、西安は都市化が進んでいます。
・特に兵馬俑、城壁、大慈恩寺はスケールが大きいです。

・この後京都に行ったのですが、道の作り方や寺院はにているところが多く文化が伝わったのが分かります。

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