550万円で150坪の土地に、ログハウスを建て田舎暮らしができます。甲州街道に隣接しており、近所にはスーパーや病院、道の駅もあります。周りは南アルプスの山々に囲まれ、観光地にも近いです。
私が実践した実績をもとに、最新の情報でこのプランを提案します。山や自然が好きな人に最適です。
このプランを参考に自分のプランを検討してください!!
・プランの費用
・まとめ
プランの概要
550万円でできる田舎暮らしの開始するためのプランの概要を紹介します。土地とログハウスとインフラ(水、電気)の準備です。
土地
せっかく田舎で暮らすので、都会では考えられない広い土地を確保を目指します。今回は北杜市白州町白須の150坪の土地を仮に設定しました。販売価格は200万円です。販売されリンクが無効になるかもしれませんが、リンク先はこちらです。
この近所に300坪170万円の物件もあります。森林を切り開いた場所なので整地が必要そうです。探せばいろいろな物件があります。是非自分にあった土地を探しましょう。
この辺はスーパー、道の駅、病院、銀行、コンビニ、飲食店や観光地などもありますが、田舎暮らしをするのに車は必需品です。
ログハウス
キットログハウスをセルフビルドでつくります。広さは約10坪で、トイレ、シャワーがあり生活ができる広さを確保する。今回のプランでは具体的に、株式会社ベストログ研究所のミニログハウス「68シリーズ」BL-M5UTを想定しています。
ログハウスも調べると色々と選択肢があります。未経験者がセルフビルドをするときは、工夫が必要です。
・つくるための資料やサポートがある国内メーカが良い。
・屋根の傾斜が緩い方がよい。
・平屋の方が作りやすい。でもロフトがあると居住性も上がる。
・平屋であれば脚立などを利用した簡易的な足場で作成可能。
専門家に依頼する部分
基礎工事、電気工事、水回りは専門家に依頼を想定しました。
基礎工事
とても大切な工事です。特に緩斜面や森林を切り開いたところは注意がひつようです。北杜市近辺の土質は石英が含まれていて砂地っぽいところもあります。独立基礎は値段が安く、特に自分で工事をする場合は非常にやり易いですが、おすすめではありません。私は写真のような基礎(見積もりには一部布基礎、その他独立と記載)にしました。実は敷地の一部の陥没があり、この基礎にして本当に良かったと思いました。
基礎は大切(私のログハウスの基礎)
水回り
井戸の場合:周りで井戸を掘っており周辺の数軒に供給していれば、そこに入れて貰うことも可能 です。私も先に住まわれていた4人の方で共同で使用されていた井戸に入れて頂きました。費用は施設負担費として35万円支払いました。自分で掘る場合は、深さにもよりますが、最低100万円以上の覚悟が必要です。
水道の場合:今回土地の不動産Webで確認すると、水道負担金別途要30万円で使用可能です。
廃水処理:北杜市は合併処理浄化槽を使用を進めており、北杜市から補助が 382,000円(設置費)+160,000円(配管費) が申請すればでます。これを利用するのがよいかと思います。
電気工事
電気工事は免許が必要ですので、免許がなければ依頼することになります。
プランの費用
今回のプランの費用(推定)と私の田舎暮らしの実績を記載します。
項目 | 今回のプラン | 田舎暮らし実績 | 備考 |
土地 | 2,200 | 2,100 | 登録免許税、司法書士報酬、仲介手数料含む |
ログハウス(キット) | 1,600 | 1,916 | 消費税込み |
輸送費 | 76 | 180 | |
基礎工事 | 450 | 507 | 伐採・整理は事前実施 |
水確保 | 300 | 350 | 今回プランは水道、実績は井戸 |
浄化槽 | 100 | 150 | 北杜市補助を申請、工事含む |
水回り工事 | 150 | 150 | |
電気工事 | 150 | 170 | |
トイレ(購入品) | 100 | 100 | 工事は水回り工事 |
給湯器(購入品) | 100 | 100 | 工事は水回り工事 |
ユニットシャワー(購入品) | 100 | 100 | 工事は水回り工事 |
流し台(購入品) | 30 | 30 | 工事は水回り工事 |
断熱材 | 35 | 35 | 床、天井 |
屋根材 | 0 | 100 | アスファルトシングル |
塗料 | 32 | 32 | キシリデコール |
仮設トイレ | 60 | 92 | レンタル期間4か月 |
書類代行 | 0 | 63 | 白州町競技申請書 工事届出 白州町役場 浄化槽届出、補助金申請 |
仮設電気工事・申請 | 18 | 18 | |
合計 | 5,471 | 6,193 |
この計画が、ほぼ550万円です。いかがですか挑戦してみたくなりませんか?
実際にはログハウスを通いで作る場合は交通費とか、場合によっては宿泊費が必要です。屋根を付けて中に寝れるようになるまでは、なるべく期間を短縮するとトータルの費用が少なくなります。また工具やインパクトドライバー用のねじなど細かいものはあるかと思います。
工具はインパクトドライバー、のこぎり、木づち、脚立、サンダー、スコップ・・などが必要になると思います。
キットのログハウスについては永住するには、やや物足りないと思います。上を見るときりがありませんが、もう100万円ぐらいだすと、立派なものがあります。自分達の財力と作る能力を考えて選ぶとよいかと思います。
まとめ
お金で夢が叶えることができなくなるのは残念です。工夫すると節約ができます。
・550万円で田舎暮らしははじめられます。
・人まかせではなく、頼むときも内容や値段を気にしましょう。
・できることは自分でやるようにしましょう。