ログハウスと15年つきあって 良いところ、悪いところ

ログハウスと付き合ってから15年を越えました。我が家のログハウスはセミハンドビルドしたこともあり、ますます愛着がわいてきています。

大雨や雪なども何度もありましたが、特に問題は発生していません。機能面では、長所・短所ありますが、精神面では良いことばかりです。ログハウスの良いところ、悪いところをまとめてみました。

コンテンツ
機能面では・・
・風雨・雪に対して
・外周りのメンテ 外装、セトリング
・断熱性、保温性
・収納スペースがない
・内壁が汚れやすい
気分は・・
・自然を感じられる・別世界にひたれる
・愛着がわく
・まとめ

我が家のログハウス

我が家のログハウスは、フィンランド製のキットのログハウスです。Iカットのログ材(70㎜×160㎜)を使用しています。メンテナンスがし易いように、ロフトのない平屋のログハウスです。家族でセミセルフビルドをしました。

記事では虫の侵入は周りの環境のせいなので取り上げていません。

機能面では・・

風雨・雪に対して

一般的には、ログハウスは特に風雨・雪に対して強いというわけではないようです?!

我が家のログハウスは15年経っても、雨漏り、風がもれるようなことはありません。想定以上にトラブルはありません。

屋根は、通常のアスファルトシングルです。少し工夫した点は屋根が合わさったいるところに、雨漏り防止のためにコールタールを塗るのですが、そこは、かなり気にしてしっかり塗ったのを覚えています。

屋根のつなぎ目のところにしっかりコールタールで目止めをします。

雪に関してはボイド管で作った布基礎の高さがある程度あります。それほどの豪雪地でないのもあって、ほとんど雪がログ材まで届いていません。このため痛みは少ないようです。

雪も降りますが、積もってもこれくらいです。

ボイド管のぬの基礎です。

風も外で風が強くても家の中でに吹き込むことはありません。工夫点は窓が2重ガラスであることと、ログとログの間に断熱材のような平たい紐(我々をこれをモジャモジャとようでいました)を入れてログを組んでいました。この手法は、私が購入したメーカでは普通らしのですが、一般的かどうかは分かりません。

外周りのメンテ 外装、セトリング

我が家のログハウスの外装は塗装をやり直すと新品のようになります。

我が家のログハウスは、キシラデコールで塗装しています。最初の8年ぐらいで3回、それから7年後の現在、4回目の塗りを始めています。

それほど大きな軒ではないのですが、軒のあるところでは、雨があまり当たらず塗装はほとんど剥げることはないのですが、一部雨が直接当たるところは塗装が剥げてきます。

雨があたるところは、このように塗装が剥げてしまいます。

再塗装はもちろん自分達で行うのですが、平屋なので、脚立に乗り刷毛や伸縮タイプ継ぎ柄とローラーで塗装することで比較的簡単にメンテナンスができます。

脚立と伸縮タイプのつなぎを利用して塗っていきます。柱の先にみえるボルトでセトリングします。

セトリングはボルトとナットで簡単にできる仕組みになっていますが、1~2度ほどやった後は、ほったらかしになっています。大丈夫ですかね・・

断熱性・保温性

ログハウスは、断熱性や保温性が良いといわれています。我が家もそうです!

我が家のログハウスもまさにその通りです。真冬で外が氷点下でも石油ファンヒータ一つで家全体が温かくなります。また、夏の暑い日に外で作業をしてログハウスに戻るとヒンヤリしていると感じることがあります。

この断熱性は、ログ自体の効果もあるのですが、天井と床に断熱材をしっかりいれているのと、上記した通りモジャモジャ(断熱材)をログ材の間に入れているのと、2重窓も貢献しているようです。

屋根裏に断熱材をしっかり入れていきます。同じように床下にも断熱材を入れています。

収納スペースがない

ログハウスに収納スペースは似合わない!?

ログハウスの弱点の一つだと思うのですが、わざわざ作らないと押しいれなどの収納がないのです。ログハウスにクロゼットはともかく押し入れは似合わないですね。このため別途収納スペースを用意する必要があります。

物置用の中古のミニログハウスです。横はお隣さんの小屋です。

セミセルビルドでメンテナンスも楽にしたいこともあり、我が家のログハウスにはロフトも収納もありません。このため、物置用の中古のミニログハウスを購入してたてました。またメインの小屋では自作のたななどを作っています。

手作りの棚と靴入れなどです。雑然としています。

 

内壁が汚れやすい

ログハウスは意外とログの内壁が汚れやすいです!

内壁は外壁と違って比較的汚れが目立ちます。ログを組み立てるとき汚れをつけてしまうと、組みあがってからもその汚れが目立つようになります。

また内側のログ材は無垢のままで塗っていない(塗る人もいる)のでカビなどで汚れが目立つことがあります。サンダーなどで綺麗にしたことがあるのですが、作業は結構大変です。

少し分かりずらいですが内壁は結構汚れています。

ここからは精神的なものですが、ログハウスに住みことは、この精神的な部分が大きいのです。

自然を感じられる・別世界にひたれる

ログハウスで自然を感じ、別世界を楽しもう!

ログハウスの中にいるだけで、とても木を感じ、自然を感じられます。更に我が家のログハウスの場合は、周囲の環境もあり、まさに自然の中に住んでいる感覚を持てます。

合わせて、常時ここに住んでいないこともあり、街で暮らしているのとは別世界、もう一つの世界を楽しむことができるのです。

 

愛着がわく

自分でやったことが増えれば増えるほで、愛着が湧きます!

我が家は、家族でセミセルフビルドを行ったので、とても愛着が湧いています。この家の隅から隅までよく知っています。汚れたり、不具合がでると自分達できれいにしたり、直したりします。

まとめ

ログハウスは、木のぬくもりやにおい、自然が好きな人や田舎暮らしには特におすすめです。自分で修理やメンテができるのも魅力です。

家や自然を身近に感じながらの生活も楽しいですね。

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