織田信長・戦国時代フリークにはたまらない 町田 泰巖歴史美術館 

2020年3月に町田駅から少し歩いたところにオープンした泰巖(たいがん)歴史美術館に行ってきました。美術館に入ると1、2階は吹き抜けなっており、なんと原寸大の安土城の天守閣の5層、6層が再現されています。

個人のコレクションをベースにしているとのことで、織田信長や戦国時代に特化したこだわり品々は、圧巻です。戦国時代の刀剣、甲冑、茶器、書状なども豊富に展示されています。

コンテンツ
・泰巖歴史美術館概要
・展示のようす
・まとめ

 

泰巖歴史美術館概要

泰巖歴史美術館は、町田市で住宅や不動産を手がける太陽グループの山中泰久氏がコレクションを管理する、一般財団法人太陽コレクションが開設した美術館です。2020年3月22日にオープンしたのですが、新型コロナの影響をうけて一度閉館し6月2日に再開しています。

町田で事業を行っていたことから、地元で美術館をオープンしてくれたと思います。でも展示内容はとても個人が取集したものとは思えないほど充実しています。再現された安土城などから、この時代に対する愛着が感じられます。

アクセスは、小田急線の東口から商店街とは反対側の方向に歩いていき東急インを越えて右折すると泰巖歴史美術館が見えてきます。右折する前までは商店街がありますが、右折後は、住宅街という街並みです。

東京都町田市中町1丁目4-10

 

 

駅の方向から真っすぐ歩いて来て、右折するとこんな感じです。6角形の模様のある美術館が見えてきます。

泰巖歴史美術館の入口です。

住所:〒194-0021 東京都町田市中町1丁目4-10
TEL:042-726-1177
アクセス:小田急線 町田駅東口より徒歩5分
泰巖歴史美術館のHPはこちら

開館時間:午前10時〜午後5時(入館は午後4時30分まで)
休館日:毎週月曜日(祝日の場合は翌日)

入館料:大人  1,500円、こども(中学生まで) 500円

展示のようす

美樹館は、5階建てです。1、2階は安土城の再現で3、4、5階が展示になっています。

1F・2F  パンフレットには「信長の生涯」と副題がついています

なんといっても入館してすぐに、この美術館の売りである原寸大の安土城の天守閣が再現されています。この再現された安土城は、写真撮影可です。

2階の一角に長椅子が用意されており、20分間の動画を見ることができます。信長の生涯と館内の展示の説明があるので、最初にこの動画を見ることがおすすめです。

1階には、信長の年表と、想定復元された天瑞寺室中旧障壁画「松図」を再現があります。

復元された天瑞寺室中旧障壁画「松図」です。

1階の再現された安土城の天守閣の5層部分です。柱の龍が見事です。

2階の動画上映スペースから見た、再現された天守閣の最上階(6層)部分です。現代の建物に比較すると、それほで広くはありません。

同じく天守閣の最上階(6層)部分の襖の画です。

3F パンフレットには「信長の時代」と副題がついています

信長や、信長の一族や家臣、信長と同時代に活躍した戦国武将の書状の展示がされています。残念ながら書状をみても部分的にしか読めません。達筆なのか下手くそなのか、当時の人達は問題なく読めたのでしょうか?

4F パンフレットには「合戦の時代」と副題がついています

刀剣、甲冑、火縄銃、合戦図屏風など、合戦にまつわる史料が並んでいます。最近は刀剣などがとても人気があるので、好きな人には、たまらない空間かもしれません。甲冑や刀剣をみると使っていた人が、現在より小柄であったのではないかと想像できます。

5F パンフレットには「信市と茶の湯」と副題がついています

茶碗、釜、茶杓など数多くの茶道具が並んでいます。千利休の茶室・待庵も再現されています。

美術館のパンフレット

表面は再現された安土城と織田信長にフィーチャーされています。

裏面です。裏面は展示物にふれていますが、もちろんこれ以外に沢山の展示物があります。

展示品目録

自由に持って帰れる展示品の目録が置いてあります。A4の3ページ半に渡って展示品が記載されています。

まとめ

相模原に住む私のとっては、近くの町田にこんな美術館ができ、とてもラッキーです。今まで、日本人の多くが戦国時代に特別な思いをよせて、日本文化を築いてきました。

最近の刀剣や甲冑の人気、戦国時代のドラマ化など、その文化が引き継がれているのは、とてもよいですね。

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