こだわりの山道具 ザック

山道具でこだわりの強いアイテムの一つとして、ザックがあります。私が山を始めた学生時代、1年生はキスリングを買って登らなければダメとの不思議なるルールがあり66㎝(特大)のキスリングを担いで登ったのを覚えています。先輩たちが担いでいたアタックザックを羨ましくみていました。

当時今の普通のザックのことをキスリングに対しアタックザックといってました(ローカルワード?)2年生になり始めて買ったキスリングでないザックがカリマーのザックでした。それ以来カリマーのファンになりました。なんと40年も前の話です。

今回確認してびっくりしたのは、その時買ったカリマーのザック以外の山用のザックは全て家で存在するのです。愛着もあり、丈夫であるからすてることもできず皆もっています。

コンテンツ
・カリマーのザック
・その他のザックメーカ
・我が家のザック カリマーのザック
・我が家のザック 他のザック
・まとめ

カリマーのザック

アルピニズム発祥の国イギリスのアウトドアブランド「カリマー」。その語源は「carry more=もっと運べる」です。カリマーがチャールズ&メアリー・パーソン夫妻によって、サイクルバッグメーカーとして誕生したのは1946年のことです。タフで機能的なその評判は、瞬く間にクライマーたちにも届くこととなりました。

そして1957年、リュックサックの分野へ進出しました。トップクライマーの目的にかなう先鋭的な製品の開発と同時に、多くの登山家、冒険家たちの挑戦に対するサポートを開始。世界に誇る名クライマーとともに共同研究を重ね、多くの革新的な商品を発表しています。(カリマージャパンWebサイトから抜粋)

その後60年強カリマーは登山用品メーカとして発展していきます。カリマーの特徴はその多様性にあると思います。一つはカリマーSFに代表されるイギリスの特殊部隊用に開発されたタフネスを最大限まで高めたモデルやそのデザインの高さや独特のカラーから街用にも使用されているモデルも多いです。

既に単なる山用具の領域かた発展してカリマーとしてのブランドを確立しています。

他のザックメーカ

日本でポピュラーなザックメーカは、モンベル(日本)、ノースフェイス、グレゴリー(米国)、ミレー(フランス)、サロモン(フランス)、オスプレー(米国)などがあります。

多くのメーカがあり、どのメーカもある一定のレベルを超えているのと思います。私の選択のポイントは下記の3つです。
イメージやデザインが自分に合っており、愛着が湧くもの
個人的にはシンプルな造りで軽量なもの(でも丈夫のもの)が良いと思います。最近のザックはデザイン性、機能性にも優れていますが、意外と重たいものもあります。
・特に高重量(15kg以上)で背負う時はザックの形が身体に合わない場合は、何度背負っても身体が痛くなる場合があります。できれば事前に背負ってから購入するのがベストなのですが、なかなか難しいですね

実際にはそれぞれのメーカーのザックを使ってないのでコメントはあまりできないのですが、少しだけコメントします。

モンベル:日本の代表メーカーのモンベル。さまざまな高機能を備えながら、コストパフォーマンスにも優れたザックなどの登山用アイテムを提供していいます。コストパフォーマンスは高く、大きな間違いはないと思います。軽量化については定評があるようです。

ノースフェイス:山を始めた40年前に既に日本に製品を提供しています。山道具の総合メーカーのイメージです。

ミレー:このメーカのザックも40年前から背負っている人を見ていたと思います。当時は女性に人気があり、おしゃれなザックのイメージがありました。今もですかね・・

グレゴリー:歴史があるザック界メーカーの王者とも言われているそうです。評判はよいようです。使ったことがないので・・


我が家のザック カリマー

我が家のザックを紹介します。

デイパック

我が家の実は現在4つの日帰り用のカリマーのデイパックのザックがあります。このうちperthの25は、歩いているうちにチャックが開いてしまうようになり、現在使用していない状況です。他は現役です。

名前 parth 25 parth 12 spike 25 VT day pac F
容量 25L 12L 25L 20L
重さ 710g 450g 750g 470g
サイズ 45×32×19 37×28×20 50×30×25 42×30×21
バックレンクス 45cm 37cm 46cm 42cm
アイス チャコール Navy
素材 KS-N210BKS KS-N420HD KS-N420HD KS-N420HD
定価 7,300円 13,000円 8,100円
使用期間 10年以上 5年以上 3年以上 1年

parth 25                                                                parth 12

spike 25                                                                 VT day pac F

parthのデザインは人気があるらしく、デザインは同じで容量が異なるものが時間差で発売されています。現在はparth 18が前面にでて売られています。

素材ですが記載されているKS-N・・はナイロンの種類かと思います。KS-N210BKSはKS-N420HDに比べ柔らかく手触りはよりですが、N420HD方がザックとしてはしっかりしてるような感じがして私は好きです。

容量ですが、我が家の日帰り山行は私が25L、嫁さんが12Lのザックを使っていることが一番多いです。

VT day pac Fですが、カリマーの紹介には、普段使いに便利なデイパックと紹介されているのですが、軽量を追及しているこのザックに大きな期待を抱いています。

表をみて分かるように、spikeに比べると容量が25Lから20Lになっただけで、重さは750gから470gと280gも減っているのです。私のミラーレスカメラが本体360gですので、ほぼこの重さを吸収しています。このザックで日帰りのULH(ウルトラライトハイク)の山行を目指しています。ただ単に体力が無くなったとも言えますが・・

縦走用ザック

上で記載しましたが、大学2年の時にキスリングの後に購入したのがカリマーのザック推定60Lです。当時は積雪期はいっていなかったので、あまり大きなザックではありませんでした。シンプルな構造でしたが、本体は非常に軽かった記憶があります(その前にキスリングを背負っていたからですかね)。

カリマー conndor 75S KS-100e
今後の山登りに備えて新婚旅行の時購入したのですが、中に金属フレームが入っており、それが身体に合わずほとんど使用せずです。新婚旅行で使って1~2回の山行しか使っていません。

 

 

我が家のザック 他のザック

キスリング(66㎝):大学での部活の1年生の時購入したものです。背中にピッタリとするように背負うのが難しかったのを記憶しています。当時はテントも三角テントで短時間で張るを練習していました。Webで調べたら片桐で現在6万円ぐらいで売っています。写真の横に写っているのは、VT day pac Fです。

チョゴリザザック:今はなきチョゴリザのザックです。一番登っていた23~30歳ぐらいの時にメインで使用していました。中にお風呂マットを入れて形を整えていました。冬の八が岳6泊7日や夏の槍から剣岳縦走で岩登り装備も持った7泊8日に耐えたザックです。

 

 

アルパインオリジナルザック:デザインは今でも違和感がありません。約38年前に購入しました。山のサブザックや街用に使用しました。約25年ぐらい現役でしたが、カリマーのperth 25と同様にファスナーが壊れてしまいました。山用ザックは布部分よりファスナーが先に壊れるようです。

 

モンベル  バーサライト パック 15:2年ぐらい前に買った超軽量のザックです。強度に不安があり、ランニング時に背中に背負って走り用として使っています。でも20Lや縦走用の40Lもあり強度は思ったより強いようです。

仕様:
【素材】本体:30デニール・バリスティック®ナイロン・リップストップ[ウレタン・コーティング]
【重量】99g
【容量】15L(高さ45×幅27×奥行き17cm)
【背面寸法】45cm
【収納サイズ】17×17×4cm(ポケッタブル時)

 

まとめ

山用ザックは長い付き合いができる愛着の湧くアイテムのひとつです。気に入ったものを選びましょう。

・山用ザックは想い出を共有できる愛着の湧くアイテムの一つです。
・今時の山用のザックはシンプルで軽量のもがおすすめです。
・重い荷物を背負う縦走用ザックは身体に合うものを見極めて、身体の負荷が少しでも小さいものを選びましょう。
・山用ザックはとてもおしゃれなデザインになっています。街用でも他のカバンに負けていません。

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