畦地梅太郎と町田市立国際版画美術館

2019年 9/23まで町田市立国際版画美術館で畦地(あぜち)梅太郎展が開かれています。 本日「畦地梅太郎わたしの山男」展に行ってきました不思議な魅力のある版画です。 昔から知っているような、すごく懐かしい感覚で見ました。

2014年モンベルが引き継いだ山雑誌の「岳人」の表紙に使われているので知っている人も多いと思います。 でもそれ以前も見ていたようなきがします。 開期間がもうすぐ終わるので是非みにいってください。

コンテンツ
・「畦地梅太郎 わたしの山男」展示の様子
・町田市立国際版画美術館
・畦地梅太郎の略歴
・まとめ

「畦地梅太郎 わたしの山男」展示の様子

畦地はは1976年(昭和51年)東京都町田市鶴川に転居し、96歳でなくなるまで住んでいました。 1991年にも町田版画美術館で畦地梅太郎版画展開催しています。 その後1996年に町田市の名誉市民になりました。

町田市立国際版画美術館での開催は、2回目ということですね。 今回は、「山男」シリーズを中心とした約100点が展示されています。

展示1の「山男が現れるまで」で展示している北アルプスの山や瑞牆山、妙義山などの山は自分が との関係が深く心惹かれる作品です。山が好きな人は感じるものが多いかと思います。

畦地の作品が北アルプスの題で5枚組のはがきがが売っていたので買ってしまいました。 「槍」・「情念」・「大天井」・「燕」・「涸沢」が描かれていました。

展示2の「山男誕生」では不思議で圧倒的な山男が表現されています。

ぜひぜひ観に行ってください。

 

町田市立国際版画美術館

1987年4月 開館した町田市立の美術館です。町田市立国際版画美術館は、市街地に位置する芹ヶ谷公園内にあります。 版画のみをコレクションしており展示している公立美術館は、全国的にも珍しいそうです。日本や海外の版画作品が集められています。

所在地:〒194-0013 東京都町田市原町田4-28-1
電話番号:042-726-2771

小田急線町田駅より 徒歩約15分
横浜線町田駅(ターミナル口)より 徒歩約12分

芹が谷公園入口付近のモニュメント

大きな噴水があり、下で子供たちが遊んでいました。

 

畦地梅太郎の略歴

◎略歴
1902年12月28日、愛媛県北宇和郡二名村(現・宇和島市三間町)で誕生。
1920年に愛媛県から上京し、1926年には内閣印刷局に入局。
1927年には日本創作版画協会第7回展に出品し入選し、内閣印刷局を辞職して版画家となる決意を固めた。
1932年には日本版画協会会員。
1949年には日本山岳協会会員。
1953年にはブラジルで開催された第2回サンパウロ・ビエンナーレに日本代表として出品。1956年にはスイスで開催された第4回ルガノ国際版画ビエンナーレに日本代表として出品。
1976年には日本版画協会の名誉会員となり、1985年には愛媛県教育文化賞・愛媛新聞賞を受賞。
1996年には町田市名誉市民に推挙された。1999年に96歳で逝去。
2003年には三間町(現・宇和島市)に畦地梅太郎記念美術館が開館。

◎代表作品編集
赤い家 (1944年)
山小屋の老人 (1953年)
山の家族 (1973年)

◎畦地梅太郎の本
畦地梅太郎版画集「山男」
山の眼玉

まとめ

畦地梅太郎の作品を見たことのない方は是非一度みてください。もし美術館の展示が終わっていたら、まずは岳人の表紙を確認しましょう。それが畦地梅太郎の作品です。

実は畦地梅太郎のアトリエを改装した、あとりえ・うに行けば作品が展示されています。こちらへも行ってみたらどうでしょうか。

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