最近は多くのものが、ネット上で手続きができます。とても便利な反面危険なことも多いです。
電話でも案内がされていますが、繋がらないことが多いし、ネットのみということもあります。
自動更新は、とても便利な仕組みですが解約するときに、忙しかったり、手続きの仕方が分からないとほったらかしになり、無駄な費用が発生することがあります。
自動更新とは保険やソフトウェアなど契約している更新が必要ななサービスが更新時に手続きをしないと、自動で契約を更新するという仕組みです。年間契約をしているサービスが毎年何もしなくても更新されていきます。
この仕組みはとても便利な反面、トレブルも発生します。
忙しかったり、分かり難かったりするとほったらかしになる場合もあります。また契約者がしっかり管理をしている場合でも業者が悪意を持っている場合もあります。
よく聞くトラブルは・・
解約方法が分かり難い。サービス側が分かり難くしている
解約方法が分かり難いにも3種類ぐらいあります。
①契約者が、スマホやパソコンやそのコンテンツに慣れていなかったり、苦手な場合。
②悪意はない(少ない)が、該当するサービスの解約手続きが分かり難い。
③解約し難いように、悪意をもって仕組みがつくられている。
②は少し分かり難い表現ですが、契約しているサービスを作成している会社は、当然のことながら契約を継続して欲しいので、悪意はないがその意図が仕組みに現れていることを感じることがあります。
無料サービスが自動更新で有料サービスに切り替わる
トラブルではないのですが、スマホのアプリなどでよくある話です。
契約時に最初の1ヶ月間は無料なのでつけておきます。1ヶ月後から有料になるので(自動更新されるので)不要なら解約してください・・。
こんな感じのサービスが増えています。
パスワードを忘れてサービスが使えない、解約ができない
パスワードやIDなど必要な情報を忘れてしまうと契約を解約できなかったり、場合によりサービス自体が使えなくなったりします。
長年使っていて解約しようとする場合などのあるあるです。
契約者が死亡や認知症になった場合
この場合もとても厄介です。銀行口座から自動で引き落とされているものがないか早めに確認して必要な手続きをする必要があります。
セキュリティソフトはパソコンやスマホなどに入れてウィルスから保護するソフトウェアです。
セキュリティソフトはトラブルが多い領域ではないでしょうか、一度一つのソフトをいれると何年と同じソフトが使われケースが多く、黙っていても売上が増えるのです。
スマホ用セキュリティソフト
最初の事例はこのブログでも紹介した。スマホ用のウィルスソフト「ノートン モバイルセキュリティ」です。
iphone12miniに機種変更に行ったとき、とても真面目で人の好さそうな営業マンが、ウィルスソフトは当然必要ですよとのスタンスで丁寧にすすめられました。
後で調べてみるとiphoneの場合は、パソコンのようにウィルスを検出する機能はないのですが・・そんなことの説明は全くありません。
60日以内なら全額返金の仕組みがあり、すぐにネット上で解約をしました。幸いなことにネット上の対応(チャット)はとてもよく、問題なく解約できました。でも解約はネット上のみで年配の方は対応が難しいのではないでしょうか?
パソコン用 ウィルスソフト PC Matic
PC Maticは、10年ぐらい使用していたパソコン用のウィルスソフトです。
ところが最近、自作のソフトがこのセキュリティソフトを使うと動作しないという問題が起きました。信頼性が低いソフトはブロックされるようでした?
そんなこともあり解約をしようとしたのですが・・
管理画面(MyPage)を確認しにいくと自動更新にはなっていないことが判明! MyPage画面では自動更新をオフに設定になっていたのです!?
年間サブスクリプション契約となっておりますので、期日が経過すると自動的に解約のはずなのですが・・毎年自動更新されていた?? ようです。
実は、昨年も解約しようとしていつの間にか自動更新されたので、もう一年使うことにしたのを思い出しました。
今年は、自動更新メールに問い合わせ用アドレスがあったのでそこにキャンセルの依頼をしました。なんと2分後に回答があり更新をキャンセルしてくれたのです・・・ あまりにも早い反応なので 逆に不思議な感じでした。
私の自動更新に対するやり方が悪かったのか・・意図的だったのか??
いずれにしろ解約方法が分かりずらいの代表かと思います。
その後同様なトラブルが無いかネットで確認してみましたが、30分ほど探した中では、アマゾンのカスタマーレビューの中に1件ほぼ同じ経験された方のレビューがありました。
クレジットカードも自動更新が基本です。なんだかんだとクレジットカードを何枚も持っている人は多いかと思います。年会費が無償であれば、問題は小さいのですが、年会費が必要な場合は、管理が悪いと知らない間に毎年年会費を引かれてしまいます。
心当たりがある人は早めに一度確認することをおすすめします。
クレジットカードの解約方法は、会社ごとに少しずつ異なりますが基本的には、
電話で解約の意向を伝える ⇒ 解約用の書類が送付してくる ⇒ 記載して返信
という流れです。
ネット上だけでは解約はできません。また多くの場合、電話がなかなか繋がらりません。
もう一つ解約に関する問題点として持ち主側の問題があります。
クレジットカードはステイタスシンボルのようなものなので、収入が多いとき、もしくは仕事をしていた時にもっていたクレジットカードをそのまま持ち続けたいという思いがある人がいるのも事実です。
自動更新でなければ、解約していたと思うのですが・・
私の場合も、会社に所属していた時は、海外・国内の出張が多く、JALとANAのカードを愛用していました。
年会費がかかるので解約しようとしていたとき不幸があり久しぶりに飛行機を利用する機会がありました。昔の感覚がもどり、現在まで、この2枚のカードを持っています。ポイントも貯めやすいですしね。
最近ますます充実している動画サイトですが、少し前にd-TVに入会しようとして、ネット上で手続きをしたのですが、うまくいかず入会はできたのですが・・ パスワードが分からなくなり、コンテンツを使用できない状態になりました。
解約しようとしましたが、それもパスワードが必要。 ドコモショップに行くと解約ができるとのことで行ってみたのですが、祝日は、2~3時間待ちと言われ断念しました。
結果、次にドコモショップに行きで解約するまで約2年間会費のみを払い続けました・・
このようにIDやパスワードが分からなくなると、解約することも難しくなります。
現在は、アマゾンプライムに入会していますが、同じ失敗を繰り返さないように注意しなければと思っています。
これも最近の話ですが、チューリッヒの障害保険の解約です。
管理は嫁さんがしていたので、嫁さんがチューリッヒに何度も電話をしていましたが、繋がりません。
そこで私が電話をかけてみたのですが、電話で問い合わせ先のHPを案内していました。恐らく嫁は、そのことの意味が理解できずに、ひたすら電話がつながることに賭けていたようです。
これも分かり難い事例の一つです。
年齢が高い人やパソコン・スマホが苦手な人にとっては、やりにくい世の中です。
案内があったサイトで解約希望のメールを送付すると、2日後に担当者から電話がかかってきました。
自動更新はたいへん便利な仕組みですが、注意してしっかり管理しなければ、思わぬトラブルが発生したり、決断が遅れ余計なお金がかかってしまいます。
世の中の流れにしっかりついていかなければいけないと思う、今日この頃です。