ウォーキングコース 兼六園

石川県の兼六園、金沢城公園を歩いてきました。この2つは日本を代表する観光地です。兼六園は、後楽園、偕楽園とならんで日本三名園と呼ばれています。

兼六園も金沢城公園も見どころがいっぱいです。観光しながらのウォーキングとなりました。前編ということで、この記事は兼六園について記載します。

コンテンツ
・金沢城公園と兼六園概要
・ウォーキングコース
・見どころ
・まとめ

金沢城公園と兼六園概要

今回は香林坊にホテルをとり金沢を散策しました。実は金沢は、初体験でした。駅のそばもですが、香林坊あたりもビルが立ち並びとても都会的でお洒落に感じました。首都圏に住んでいるといっても相模原、町田、八王子当たりを徘徊していると、とても立派な街並みにびっくりします。

少し裏に入ると昔ながらの街並みもあり楽しめます。建物と建物の間に隙間がなくビルや家が建っているのが目を引きました。

石川県金沢市兼六町1

 

金沢城公園:この城は、加賀百万石前田家の居城であった城です。重要文化財に指定されている「石川門」「三十間長屋」「鶴丸倉庫」のような歴史的な建造物、近年再建された壮大な「菱櫓・五十間長屋・橋爪門続櫓」などが見どころです。広さは28.5ヘクタールでとても広々としています。

兼六園:もともと金沢城の外郭として城に属した庭でした。現在は、国の特別名勝に指定されています。広さは約11.7ヘクタールです。江戸時代を代表する池泉回遊式庭園です。この方式の詳細は分かりませんが、兼六園の中には瓢池、霞が池の2つの大きな池と小さな川の流れが雰囲気を出しています。

住所:石川県金沢市兼六町1
駐車場: 詳細はこちら
兼六駐車場  金沢市小将町1-53 TEL.076-263-1814 普通車482台・バス(マイクロバス含む)12台収容
石引駐車場  金沢市石引4丁目380番 TEL.076-223-2285 普通車370台・バス

金沢城公園と兼六園は隣接しているのでぜひ両方を楽しんでください。

兼六園のウォーキングコース

この日、11月中旬は天気がとても荒れており、晴れたと思ったら雨、また晴れたと思ったら今度は雹が降るハードな天気でした。

兼六園は見どころ満載ですので、初めて行かれる人は、少し見どころを頭に入れていくとよいです。私も、ハードな天候もあり幾つかポイントを見逃していました。また季節も選んで行くと、より楽しめると思います。今回は紅葉の始まりの時期でした、もう少し季節が進むともっと綺麗かと思います。

ウォーキングコース概要

兼六園全体を見て回るにはとても良いコースです。約2㎞です。

黒の手書きが今回のコースです。地図はこちらを参考にしてください。

コース順: 真弓坂口 ⇒ 瓢池 ⇒ 噴水 ⇒ 霞が池 ⇒ 雨宿り ⇒ 日本武尊像 ⇒ 根上松 ⇒ 花見橋 ⇒ 成巽閣 ⇒ 梅林 ⇒ 時雨亭 ⇒ 真弓坂口



ウォーキングコース詳細

海石塔と翠滝:真弓坂口から入るとすぐに瓢池が見えてきます。池の中程がくびれて、瓢箪のような形をしていることからこの名前が付けられたそうです。写真に写る六重塔は『海石塔』と呼ばれ、金沢城から移したとも豊臣秀吉から前田利家公に贈与された説もあり、園内でもっとも古い作庭になります。奥に見える翠滝は園内最大の滝で高さ6.6m、幅1.6mで水量が豊富です。

噴水:更に歩いていくと、日本最古という噴水があります。19世紀中期に造られたと言われている噴水で高い位置にある霞ヶ池を水源に、池の水面との高低差を利用した自然の水圧で吹き上がっています。

霞が池:園内で一番大きな池です。ここには 徽軫灯籠や虹橋などの名勝が並びます。ところがこの辺を歩いているときから、風雨が強くなり始めていて、徽軫灯籠(ことじとうろう)や虹橋も記憶がありません・・

:雨が強くなってきたので急ぎ傍の茶屋に逃げ込みました。暫くすると雨が雹に変わりました。10㎜を超えるような雹が暫く降っていました。

日本武尊像:30分ほど雨宿りをすると天候が回復しました。ウォーキングを再開しました。ルートにもどって最初のポイントは日本武尊の像です。

根上松:兼六園の名物である根上松(ねあがりまつ)です。根本が大地から丸見えとなる非常に珍しい景観です。2mほど根がせりあがっています。

花見橋:この橋を渡り先に進みます。

花見橋から景観:紅葉に少し早いのが残念です。

成巽閣(せいそんかく):兼六園に隣接する前田家の奥方御殿ですが、兼六園内からも入ることができます。

梅林の小川:本当に情緒がありますね。

時雨亭:庭園とお茶を楽しむことができます。ここからすぐにスタートの真弓坂口につきます。

 

他の見どころ

兼六園は、本当に多くのみどころがあります。今回気が付いたところを紹介します。

夕顔亭

瓢池のほとりにある夕顔亭は、1774年 11代藩主治脩(はるなが)が建てた茶室で、瓢池や翠滝を眺めながらお茶を楽しめる空間です。

三芳庵

三芳庵も瓢池のほとりにあります。明治8年創業の老舗料亭です。瓢池を眺めながら加賀料理が味わえます。

紅葉や植物

園の中には気になる植物や紅葉した(しかかった)木が多くありました。これらの木にも目がいきます。

山査子(さんざし)の木です。

紅葉したもみじと小さな雪吊りです。

蓬莱島

蓬莱島は、霞ヶ池に浮かぶ島です。加賀前田家の永遠の繁栄を願い神仙島に例えています。蓬莱島は、亀の形に似てることから、亀甲島とも呼ばれています。秋が深まると紅葉がきれいだそうです。

休憩所

兼六園の中にはいくつかの休憩所があります。今回は雹が降ったときに、避難させてもらった霞が池のそばにある休憩所の写真をのせました。小さな休憩所ですが、雹が降った時に15名ぐらいの人が避難にきましたが、店の人は嫌がる顔もせず対応してくれました。兼六園に行った際にはお立ち寄りください。

まとめ

兼六園は多くの見どころがあります。効率的に見て回るためには、今回のコースは良いと思います。それでも事前にどんな見どころがあるかは一通り調べていく方がよりです。私のように徽軫灯籠(ことじとうろう)や虹橋を見おとさないためにも・・。

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