新築1年後 家のチェック方法と結果

我が家は昨年の7月に建て替えが完了しています。

そこで、新築1年後の家の状態をチェックしてみることにしました。

ハウスメーカーによっては1年後のチェックを行ってくれるところもありますが、

我が家が依頼したハウスメーカーは無く、自主チェックになります。

結果は・・

新築1年後のチェックどうやる?!

我が家が依頼したハウスメーカーは、既定の条件を満たしていけば、35年保証がついています。

その中の保証の一環で構造躯体(下地、仕上げ、付属部品、設備)以外は、

保証が短く、概ね1~2年の保証期間です。

ハウスメーカーによっては、1年後のチェックをメーカーが行うサービスがあります。

そんなサービスがないので、新築1年目のチェックを自分で行うことにしました。

◆考慮した点
 ・長期保証のうち、保証期間が2年以内のもの
 ・引き渡しのときのチェックでの懸案事項(1件)
 ・1年以内の不具合点の再チェック
 ・ネット情報で気になったもの

新築住宅は1年経過したら点検が必須?5年点検との違いやどこを見るのか、費用についても解説

チェック内容の検討

引き渡し前のチェックのときは、細かいチェックシートを作ったのですが、

チェックシートを作るのが大変であったり、チェックをするのに時間がかかったので

今回はざっくり行い、不具合点がでたら、保証内かどうかを確認することにしました。

日常暮らしているので、大体不具合点は把握しているというのもあります。

◆ハウスメーカの保証範囲

基礎、床、内装、屋根庇、天井、外壁、樋、外部金物、建具、塗装、断熱防露、

電気設備、給排水・給排気設備、衛星設備、浴室設備、雑工事(バルコニー)、外構、防蟻などです。

これらの項目にそれぞれ保証内容と適用外が決められています。

これを1つずつチェックをしていくと大変なので、今回はまず不具合があるかどうかをチェックをして、

もしあれば保証内か適用外かを確認することにしました。

考慮ポイントをブレイクダウンして、チェックシート作成のポイントを明確にしました。

◆チェックシート作成のポイント

確認ヶ所 確認方法/確認場所
建具(ドア・窓など)の開閉状態はスムーズか 窓、ドアを開閉
壁紙の剥がれや隙間がないか 目視によるチェック
床のきしみや異音がないか 床の確認
電気設備・換気設備は正常に作動するか IH,照明、インターフォン、エコキュート、蓄電池、室外機
水回り設備に不具合はないか お風呂、トイレ
外壁や屋根、樋に劣化が見られないか 目視によるチェック
外構や周囲の状況に問題はないか 駐車場、犬走、勝手口

特に機能については、普段利用している状況を家族にヒヤリングを実施します。

チェックシートによる確認

チェックシートの作成のポイントをもとに、チェックシートを作成しました。

そのチェックシートを元にチェックしました!

◆動作、外観の確認

場所 ドア 壁紙 照明 換気扇/換気口
1階            
 玄関
 リビング
 脱衣所
 お風呂
 トイレ1階
 階段
2階            
 8帖
 8帖WC
 7.5帖
 2.5帖
屋根裏

◆設備・水回りなど

電気設備 状況
 インターフォン 2階で音が聞こえないところあり
 IH 一度故障、その後問題なし
 エコキュート コロナのアプリがインストールできないトラブルあり、現在は解消
 蓄電池 問題なし
 室外機 問題なし
 換気扇 動作問題なし
 ブレーカー 動作問題なし
水回り  
 お風呂 問題なし
 トイレ 蓋と便座を同時に上げると音発生
 外水栓 問題なし
外構  
 駐車場 問題なし
 犬走 問題なし
 勝手口 問題なし
 バルコニー 問題なし

◆外回り確認

  西
外壁 問題なし 問題なし 問題なし 問題なし
とよ 問題なし 問題なし 問題なし 問題なし

 

結果で気になる点

チェックで大きな問題点はありませんでしたが、気になる点は幾つかあります。

ハウスメーカーに関連するものを不具合点としました。

また、その他で気になるものを気になる点としました。

◆不具合点

項目 不具合の内容 保証の範囲か
便器の音 1階トイレ、蓋と便座を同時に持ち挙げると音がする
インタフォーンの音 2階の小部屋、7.5帖で聞こえない
脱衣所のドアの穴 ドアの部材をとめる穴が埋められていない

インターフォンの音は保証の範囲ではなさそうです。

他の2つは修理が可能そうです。

ネジ止めしている穴をふさぐ蓋がない!

◆気になる点

項目 不具合の内容 保証の範囲か
ブレーカーの容量 冬場に何度かブレーカーが落ちた
玄関に手すりなし 靴を履くときにあると便利
リビング引戸使いづらい リビングの引き戸にストッパーなし
リビング照明  照明内に多くの虫が入る
壁紙の隙間 引き渡しのときに指摘 ⇒ 時間を置いて判断

気になる点の多くは、仕様の問題です。

これらは別途自分たちで対応が必要そうです。

◎ブレーカーの容量

ブレーカーは40Aです。オール電化の家は最低でも60Aと言われています。

IH、エアコン、電子レンジ、トースターなどを気にして使うとブレーカーが落ちない状態で使えるようになります。

でも冬には、再検討が必要そうです。

◎玄関の手すり

階段には手すりを付けたのですが、玄関で靴を履くときにも手摺があると楽です。

もう少し年齢がすすむと必要そうです。

階段に手すりを付けたのは楽で正解です。

玄関には手すりがありません。

壁を触ってしまうと汚れてしまうので、手摺があれば使うタイミングありそうです。

◎リビングの引き戸

リビングの引き戸はストッパーがないので、中途半端な位置で止まっていることがあります。

◎リビングの照明

各部屋のメインの照明は自分たちで調達しました。

低価格のものを選択したせいか、傘の中に虫が多く入り、それが気になります。

◎壁紙の隙間

壁紙の隙間は時間が経つと改善される可能性があるということで、今回再確認しました。

家の引き渡しのときは、写真のように壁紙の隙間が気になりました。

時間の経過でよくなるとのことでした・・

現在はほとんど気にならないレベルです。

まとめ

今回の新築の1年後の確認では、大きな問題点はありませんでした。

チェック以前にIHとエコキュートは不具合が発生していましたが、確認前に修理が対応が完了しています。

1年後の確認を行うことで、これからも安心して生活ができます。

新築した人は、1年もしくは区切りで確認がおすすめです!

 

 

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