白州の里山に群生する野生の4種のアジサイ これらは一体何者?!

我が家は、相模原と白州の2拠点生活をしています。

相模原の花はアジサイです。相模原の多くの公園や街のいたるところで紫陽花をみることができます。

一方白州では、この季節になると敷地内でも群生しているアジサイが咲いています!

でもこのアジサイたちは、一体何ものなのでしょうか?

白州のアジサイたち

白州の我が家の敷地に咲いているアジサイは、4種類あります。

別に植えた訳ではないのですが、毎年この季節になると花を咲かせてくれます。

周辺を散策すると、同じアジサイたちが咲いています!

グーグルレンズで調べてみると・・どうも以下の4種のようです。

◆白州に群生するアジサイ
 ・ヤマアジサイ シロ
 ・ヤマアジサイ 緑

 ・コアジサイ  薄紫
 ・玉アジサイ

ヤマアジサイ 白です。日当たりが悪い所で咲いています。

ヤマアジサイ 緑です。こちらの方が日当たりが良い所に咲いています。色は土壌に依存するといわれているので、白と同じ種類なのかもしれません。

コアジサイです。とても優しい感じの花です。

タマアジサイです。つぼみのときは玉のようになっています。

 

紫陽花の種類

ネットで調べてみるとアジサイの品種は2000種類ぐらいあるようです。

ざっくりの分類でも、7、5、3分類と分け方がサイトによって異なります。

7分類 5分類 3分類
ガクアジサイ ガクアジサイ ガクアジサイ
セイヨウアジサイ(ハイドランジア) セイヨウアジサイ(ハイドランジア) セイヨウアジサイ(ハイドランジア)
  ホンアジサイ ホンアジサイ
ヤマアジサイ ヤマアジサイ  
カシワバアジサイ    
アナベル(アメリカノリノキ) アメリカノリノキ  
ノリウツギ    
ラグランジア    

個人的な感覚は、ガクアジサイ、ホンアジサイ、セイヨウアジサイが3大アジサイです。

・ガクアジサイ:日本古来の紫陽花で、現在存在するさまざまな種類の紫陽花の原種です。

・ホンアジサイ:ガクアジサイを園芸用に品種改良して作られたものです。少し前までは、アジサイといえば、このイメージです。

・セイヨウアジサイ:日本に自生していたガクアジサイが西洋で品種改良され、日本へ逆輸入されたものがセイヨウアジサイです。

写真は相模原北公園のアジサイです。

白州の野生のアジサイたち

白州のアジサイたちのようすです。

ヤマアジサイ

ヤマアジサイ 白です。

ヤマアジサイ 緑です。

ヤマアジサイは、福島県から四国・九州地方にかけての太平洋側を中心に、日本で古くから自生しています。

見た感じはガクアジサイにとても似ています。私は区別がつきませんが、グーグルレンズでは区別がついているようです。

ガクアジサイに比べると葉っぱの感じは違いそうですが、この2種でも葉っぱの感じが違うので・・?

背丈は、ヤマアジサイが1~2mと低めで、ガクアジサイは2~3mと高めです。

コアジサイ

名前のとおり、小さな淡い感じの花をつけます。でも、このアジサイは、我が家のまわりのそこここに群生しています。

山地の木陰に生え、関東地方以西の本州、四国、九州に分布しています。まさに!

花はいっぱいつきます。

まさに群生するという言い方が正しく、あちこちにコアジサイが咲いています。

タマアジサイ

日本の東北地方南部(福島県)、関東地方、岐阜県までの中部地方、伊豆諸島、四国、九州、トカラ列島に分布しています。

開花時期は、ヤマアジサイやコアジサイより少し遅いようです。調べると7~9月とあります。

タマアジサイは群生というより、一部エリアで咲いています。

まとめ

品種特定のためグーグルレンズを使用しましたが、ネット上の写真や記事を確認するとほぼ間違いなさそうです。

白州での敷地内やその周辺で当たり前のように咲いてくれる、これらのアジサイたちをとても有り難く感じます。

アジサイって昔から日本人に寄り添っているのを実感しました!

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です