家を建て替えて後悔したこと ベスト10

家を建て替えて1年が経ちました。

終の棲家を作ろうと思い、35年住んだ家を建て替えました。

この建て替えは成功だったのでしょうか?!

ネット上に新築で後悔したことを紹介しているサイトが多くあったので、

これらのポイントで、チェックしてみました。

多くの人が後悔するポイントは共通しているようです!

新築で後悔するポイントをこれだ!!

家を新築して後悔するポイントは、多くのサイトで紹介しています。

紹介されているポイントをチェックして、納得感が高いものを選択してこのブログなりの10個の後悔ポイントを抽出しました!

◆新築で後悔するポイント
 1、  収納
 2、  間取り
 3、  費用
 4、  周辺環境
 5、  ハウスメーカー選択
 6、  住宅性能
 7、  外構
 8、  デザイン
 9、  設備
 10、 家事動線

主に参考にしたサイトは

「家を後悔した」注文住宅の失敗例ランキングTOP10を紹介|対策や住み替えのリスクについても
注文住宅で後悔しがちなポイント10選!失敗から学ぶ注文住宅成功のカギ
注文住宅の失敗・後悔よくある事例TOP10

後悔ポイントを我が家の事例で確認

良い家をつくるには3回建てる必要があるなんてことを言う人がいます。

でも残念ながら満足する家を建てるためには、立地条件(土地)や潤沢な費用が必要です。

でも不思議なことに、ある条件の中で色々考えて良い家が建つと満足感がアップします。

後悔したポイントを我が家の事例で確認していきます。

これから注文住宅を新築する人は参考にしてください!

収納

全体の床面積を100%とした場合、必要な収納スペースは10%~15%(一戸建て)と言われています。

ざっくりで計算するときは、この割合を頭に入れておきましょう。

収納の後悔は我が家にも一部該当します。

ハウスメーカーの担当は、頑なにリビングに収納を作ることに否定的でした。

そこで玄関の横に大きな収納をつくり、ここに色々なものを入れることにしました。

玄関横の収納です!

でも結果としてリビングにも本棚、棚3つを置いています。

良かったことは、

屋根裏収納の階段上り下りが大変で使い難いという不満が多い中、

我が家は、1階から2階と同等の階段を設置できたため、この不満はありません。

14帖と広い屋根裏部屋で、すぐに使わないもの置くスペースとなっています。

屋根裏部屋です。天井は140cmと低いですが普通の部屋のようです!

逆に注意しなければいけないのは、何でもかんでも持って行って置いてしまうことです。

間取り

間取りは一番苦労して決めたところです。

広さや費用に制限があるなか、かなりよい間取りになったと自負していますが、

出て行くと思っていた息子の同居が続いたり、

後になって嫁さんが自分の部屋が欲しいと言い出したりしているところは、

現在気になっています。

狭くても嫁さんの居場所をつくっておくべきだったかもしれません!!

費用とハウスメーカーの選択

費用はハウスメーカーの選択でかなり依存されます。

もしかしたら失敗したかもと思っているのは

設備(ソーラーシステム、エコキュート、エアコン、照明、カーテンなど)を込みで坪単価を出しているハウスメーカーがあります。

話を聞いたときは、はかなり高いと感じたのですが・・

結果、色々な費用が発生したので、もしかしたらこの「完全フル装備の家」は良い選択肢だったかもしれません。

ハウスメーカーの選択では、担当者の能力や相性をかなり重要視しました。

現在のハウスメーカーでは、営業(担当者)が間取りの提案、見積もり図面作成、オプションの選択など、

ほとんどのことを行うので担当者はハウスメーカーの選択と同様とても大切です。

そこで、費用削減の提案のお願いや、少しわがままなお願いをしてみて、

NGと言わずに、色々と提案をしてくれる担当者がいるハウスメーカーを選択しました。

住宅性能

住宅性能の主なものは、省エネ性能と耐震性能です。

◆省エネ基準

省エネ性能はZEN(ゼッチ)を目指すのが現在の流行です。

ZEHとは「Net Zero Energy House」の略称で、省エネルギーを実現した上で再生エネルギー等を導入することにより、

年間の一次エネルギー消費量の収支をゼロにすることを目指した住宅のことです。

◆ZENの基準
 ①ZEH強化外皮基準
 ②再生可能エネルギー等を除き、基準一次エネルギー消費量から 20%以上の一次エネルギー消費量削減
 ③再生可能エネルギーを導入(容量不問)
 ④再生可能エネルギー等を加えて、基準一次エネルギー消費量から100%以上の一次エネルギー消費量削減

外皮基準:住宅の外壁、床、屋根、天井、窓、その他開口部分といった外皮の断熱性能、日射の遮蔽性能を評価する基準です。

窓が多い明るい家をつくると、外皮基準を満たし難くなります。

我が家の場合は、ZEH基準は0.6以下に対して0.65で僅かに足りてません。

原因は、各部屋に大き目の窓を付けたことです。

◎一次エネルギー消費削減(②~④)

こちらは、ソーラーシステムに蓄電池もプラスして導入したおかげで基準を満たしています。

結果残念ながらZEHを満たすことはできなかったのですが、窓が小さくて少ない暗い家より

現在の家の方が住んでいて気持ちいいと感じています!

◆耐震性能

耐震性能は、耐震等級で表現されています。

2000年に改訂された建築基準法の耐震性をクリアするのが、

耐震等級1級で、震度6~7の地震でも倒壊や崩壊しないということです

耐震等級2級は1級の1.25倍、3級は1.5倍になっています。

2000年以降に建てられた家ならば、耐震等級1級をクリアしているはずです。

依頼したハウスメーカーでは震度7の地震をクリアする構造になっているとのことですが・・

正確な耐震性能は不明です。

外構

我が家の主な外構は、駐車場、駐輪場、ウッドデッキ、犬走、勝手口階段です

◆ハウスメーカに依頼した部分

ハウスメーカーには駐車場と犬走、勝手口階段を依頼しました。

駐車場はやや狭くて車の出入りし難いのですが、土地自体が狭いので仕方ありません。

犬走は、リビングから庭に出るのに良いかと思い作ってみたのですが、

リビングから庭までの高さが40cmほどあり、犬走の高さが10cmほどなどで本来の目的には使えません。

勝手口の階段も台所と庭に高さの違いにより必要になっています。

犬走です。リビングから直接ここに出るには段差が大きすぎます!

ウッドデッキをつくることにしました。

最近の家は、一階の床と庭との高さの差が大きいことがあるので注意が必要です。

勝手口の階段と犬走はハウスメーカーから同じ外注に依頼されているのですが、

表面の仕上がりが良くなく見栄えが悪いのが気になります。

◆DIYが主体の部分

ウッドデッキは全て、駐輪場は床部分をDIYしました。

駐輪場の屋根部分は業者を探して依頼しています。

屋根は業者に依頼しレンガ敷はDIYしました!

DIYしたウッドデッキです!

DIYした部分は、お気に入りになっています。

想像していたより出来栄えがよく、費用も最小に抑えられています。

DIYをトライしてみるのもよいのではにでしょうか!

周辺環境

周辺環境には、光や風の入り方、騒音、隣との関係などが挙げられます。

我が家の場合は長年この地に住み、建て替えなので、この辺は十分に理解していました。

以前の家は、玄関の位置が隣のリビングの前であったり、トイレや風呂が隣の庭に面していたなどの問題があり

これらを改善しました。

デザイン

よくある失敗は、壁材、床材、壁紙などを選ぶときに小さなサンプルで選ぶので

出来てみるとイメージと違うということが起こります。

幸いにして我が家はイメージ違いは起こりませんでしたが、

モデルハウスや街で家を見て目を肥やしておく必要があります。

外観のデザインは、ハウスメーカーのシュミレーションで画を見ていたので、

後でイメージと違うということはありませんでした。

最近のハウスメーカでは、このようなイメージ図をつくってくれます!

悩んだのは、屋根裏部屋を広くとると、屋根が尖った形になることです。

街を歩いてみると、屋根裏部屋があるであろう尖った屋根に家が沢山あります。

結局、屋根裏部屋の広さの方を取ることにしました。

設備

家という大きな買い物をするので、付帯する設備に細かく目が向かない場合があります。

全体の価格に付帯設備が含まれている場合は、

お風呂、エコキュート、コンロ、エアコン、カーテン、照明などは選択肢が限定的なことが多いようです。

それ以外の選択が出来なかったり、費用が余計にかかります。

我が家の場合も、選択できるものはグレードの低いものであったり、壁材や壁紙は選択肢はかなり限定的でした。

このため、エアコン、照明、カーテンなどは依頼せずに別途自分たちで購入しています。

どうもこちらの方が新しい商品で価格も安そうでした。

家事動線

建て替える前の家での嫁さんの不満は、

キッチンが独立していて料理中にリビングにいる人とコミュニケーションがとり難いことでした。

今回は、料理や洗い物をしているときは、リビング側を向いている配置にしました。

同時にすぐ隣には、脱衣所と風呂があり、そちらへの移動も簡単な動線にしました。

現在少し気になるのは、体が動かなくなったときのトイレです。

車椅子になってもトイレに入りやすいように引戸にしたのですが、

意図が伝わってなかったようで、トイレの広さは通常です。

もう少し広めのトイレにできていたらと、少し後悔しています。

他にもある! 後悔ポイント

後悔ポイント10以外にも、まだ後悔ポイントはあります。

・置き場がない家具 タンスの行き場は?
・動けなくなったときの準備 手摺をもっとつけておけば
・変な音が トイレの水の音が・・

◆置き場がない家具

元々屋根裏部屋に置く予定だったタンスが、階段を通すことができず。

寝室に置かれています。

家具の配置のみならず、しっかりと設置できるかも確認する必要があります!

◆動けなくなったときの準備

年齢がすすむと、手摺が欲しくなります。階段には手摺をつけたのですが、

玄関や廊下にはありません。既に玄関で靴を履くときなどは手を添えるものが欲しくなっています。

年齢が更にすすむと、この点での後悔が増えてきそうです。

◆変な音

自分自身の後悔ではないのですが、2階のトイレを使用すると1階で水が流れる音が聞こえます。

やはり、少しきになります。

ハウスメーカーに相談しようかどうか悩んでいます!

まとめ

2度目の家つくりということで、かなり色々なことを考えました。

でも費用と土地の広さの制限は必ずあるので限界はあります。

今回はこの広さと費用について、かなり検討し現時点では大きな問題はありません。

でもこの先年齢がすすんだり、家族の状況が変化したりすると色々と課題は出そうです。

家は建てて完了ではなく、住み始めてから第二ステージが始まります。

これからも色々と工夫して、楽しく暮らしていく予定です。 

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