「ウルコナ」は2021年の春にスタートした新しいアウトドアブランドです。
日本には、世界に誇れるアウトドアブランドが幾つかありますが、中小の優秀なアウトドアブランドも沢山あります。どの会社も日本人の発想力や技術力の高さから、ユニークな製品を輩出しています。
創業して1年にも満たないウルコナですが、こだわりの製品を発売しており、今後の動向が楽しみなブランドです。
自然が多く、山が多い国はアウトドアグッズも発展すると言われています。日本は国土の67%が山林で、地域や四季を通じての寒暖差も半端ありません。厳しい自然に対応したり、自然を楽しんだりする文化がと日本人の発想力、技術力、勤勉さが品質が高く、ユニークなグッズを生み出しています。
日本を代表する総合アウトドアブランドのモンベルは何でも揃うブランドです。またスノーピークも最近注目度がとても高いアウトドアブランドです。
スペシャリストのブランドも多く、寝袋で有名なイスカ、信頼のテントをつくる小川テント、燃焼器具専門ブランドSOTOなど多くのブランドが活躍しています。
そんな中に昨年参戦したのが「ウルコナ」です。まだそれほど多くのアイテムはありませんが、キャンプ用品が中心のブランドのようです。
その製品を見て気が付いたのが、製品に対するこだわりです。この記事ではウルコナのこだわりの製品を幾つか紹介していきます!
筆者は、大学時代に山歩きを始めました、途中辞めている期間もありますが、20年ぐらいのキャリアがあります。縦走で使う山道具とキャンプで使う道具は、基本的に異なります。近年の山登りは快適さも追求するとはいえ、何といっても小型、軽量が要求されます。
でも最近のキャンプブームは、キャンプすることを楽しむのが目的なので、道具もその目的を達成するようなものになっています。
もう一つの趣味が、田舎暮らしの真似事です。15年以上前から南アルプスの甲斐駒ヶ岳の麓の白州の山の中にキットのログハウスをセミセルフビルドして、そこを拠点い週末田舎暮らしを行っています。
我が家の山小屋です。夏になると草刈が大変です!
小屋の裏にバーコラ?を作ってその前で焚火を楽しんでいます。ここで薪ストーブを使ってもよいのかと・・
最近は田舎暮らしを楽しむためにキャンプ道具をよくチェックします。とても良いアイテムがあり触手が動きます。ウルコナの製品もそんな製品です。
ウルコナの製品は、こだわりを持って作られています。ラインナップはまだまだ少なく、廉価版の商品もありませんが、品質が高くこだわりのある製品は好感がもてます!
田舎暮らしやキャンプで楽しみの定番は焚火です。でも焚火は手間もかかるし、最近では直火はNGのキャンプ場も多くなかなか焚火もやりにくくなりました。
手軽に火を楽しむには、コンパクト薪ストーブがおすすめです。手軽なコンパクト薪ストーブは、火を楽しめると同時に暖もとれるし、料理も可能で楽しめるアイテムです。
いつか購入したいと考えていたアイテムです。アマゾンや楽天市場を見るととても多くの製品が紹介されています。
今回ウルコナの製品と自分のこだわりを含めて3点にこだわってみました
①火を楽しむことができる
⇒ 焚火を手軽に楽しむ発想から火をみて楽しむための3方向ガラス貼りはゆずれません!
②丈夫・長持ち・錆びない
⇒ 材料は信頼性(値段にも・・)に大きく影響があります。ステンレスSUS304は良い材料を選択しているなという感覚です。
③料理を楽しめる
⇒ 直火で料理ができることはグレードが一つ高い感じです!
ウルコナのサイトへは画像をクリックしてください!
ウルコナのコンパクト薪ストーブはこのこだわりはクリアーしています!!
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この3点にこだわってアマゾンと楽天市場で再度確認してみると、該当する製品はとても少ないのです!! なんと2種しか見つけられませんでした!?
コットは、キャンプなどで使用する簡易的なベッドです。寝るためのの道具なので、こだわって欲しいのは、快適な睡眠です。でも多くのサイトやアマゾン、楽天市場で確認するとこの快適な睡眠にこだわって記載されている記事が少ない気がします。
そうなんです! 快適な睡眠を表現するのに何を書けばよいのか?・・そこが難しいのです! その挙句、サイズ、重量、耐荷重、生地・・などが話題となります。
ウルコナのサイトへは画像をクリックしてください!
ウルコナのサイトを見てみると
・徹底してこだわった最高の寝心地
・雲の上で寝ているような感覚
・心地良いテンションを実現
・ギシギシ音がとても少なく・・
・腰部分にフレームが当たらないつっぱり感がありません
などという言葉が躍っています。寝心地にこだわっているのが伝わってきます!
実際に寝心地を実現するには、サイズや構造、材料(生地やフレーム材)などが大きく影響します。
ポイントとなる構造や材料は・・
・4本のフレーム(足)で安定性や耐久性を実現、耐荷重は350㎏を実現
・高さが2段の2ウェイ構造(40㎝と19㎝)で季節や好みによって使い分けが可能
・生地は高級素材600D、フレームの素材はジュラルミンを使用
耐荷重350㎏はなかなか無い仕様です。これは寝るときだけでなく、複数の人がイスとして座ることを想定していうようです。
決して低価格の製品ではありませんが、多くの先行メーカに対いして高い品質と高性能でコストパフォーマンスが高い製品に仕上がっています。
3つ目のこだわり製品はフライパンです。当初3つ目の紹介するアイテムとしては、アウトドアワゴンを想定していましたが、確認してみると普通に品質がよく仕様も最大荷重150㎏、容量106Lと価格を考慮しても先行メーカに比べ遜色がありません。
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ところが、シンプルなアイテムですが更にこだわりがありそうなのは、鉄の四角いフライパンです。でも正直なところ、そのこだわりが分かり難いのですが、気になるのです。
一人キャンプ用で四角い形状なので、持ち運びを気にしているようですが、フライパンのイメージは普通に丸いイメージがあり、個人的にはそちらの方が好みであったりします。
取っ手は鉄製で脱着可能なのですが使い勝手はあまり良くなさそうです・・
らしいのか、らしくないのか? これは成功のアイテムか? 失敗のアイテムか? 悩むところですが、こだわって新しいものを作ろうとする気持ちは伝わってきます。
これからもこだわりや主張のある製品を作ってくれるよう、新しいアウトドアブランドのウルコナに期待しています。
まだまだアイテムは少ないですが、個人的には、キャンプグッズの延長で田舎暮らしを楽しめるような、基本性能は押えつつ遊び心のあるアイテムに作って貰えると嬉しいです。
ここで紹介したコンパクト薪ストーブ、コット、アウトドアワゴンは、田舎暮らしを楽しむアイテムとしてもとても優秀なアイテムです。