１・２の三四郎はとても熱くて笑えるラグビー、柔道、プロレスを舞台にした物語です。
その熱い戦いは読んでいてワクワクします。でもそれだけでなく、その熱い戦いを、三四郎を始めとする多彩な濃いキャラの登場人物たちが笑いに変えてくれます。
そして、三四郎と志乃の楽しい関係も見逃せません。そんな彼らの成長が見れる漫画なのです。
１・２の三四郎シリーズ１
１・２の三四郎のシリーズ１は、1978年から1983年に週刊少年マガジンに連載されました。マガジンKCで20巻の単行本が発行されています。
我が家には現在20冊中12冊しかありません、以前は全巻あったのですが、気に入った本ほど貸し出したりして本がなくなってしまいます・・
当初はラグビーを主体にした青春漫画でしたが、その後柔道へ参戦していきます。そして卒業後はプロレスラーになって活躍します。シーズン1では、プロレスラーで新人で活躍するところで終わっています。
１・２の三四郎シーズン１は、第5回講談社漫画賞少年部門受賞。学園コメディ漫画としても完成度が高い漫画なのです。
１・２の三四郎２
１・２の三四郎２は、週刊ヤングマガジンで、1994年から1998年まで隔週連載されています。単行本は講談社ヤンマガKCから全6巻が発行されています。
アメリカから武者修行から帰ってくると所属団体が解散していたため引退し、志乃と結婚してファミレスの雇われ店長になっているところから始まっています。
勝手の仲間たちとドリームチーム（団体名）で活躍し、他のプロレスラーから恐れられている格闘技系プロレスの赤城欣市と戦います。
更にこれらの続編として三四郎がプロレス退団後探偵として活躍する「格闘探偵団」があります。
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１・２の三四郎の特徴の一つは、その濃いキャラの登場人物です。三四郎と志乃の他にも、濃いキャラの脇役が輝きを放ちます。高校時代のラグビー時代から登場している岩清水は、瓜2つの兄を主人公とした「それいけ岩清水」というスピンオフ作品まで存在するのです。
高校時代の仲間
レスリングでインター杯を制覇の西上 馬之助、美術部で後に漫画家になる怪力の南小路 虎吉、柔道軽量級のインターハイ選手の参豪 辰巳、カメラ小僧の岩清水 健太郎等々です。
部員が居なくなった柔道場に三四郎と馬之助と虎吉が入り込み総合格闘部を立ち上げます。
そして、不思議なキャラの岩清水。岩清水と志乃の出会です！
ひまわり軍団（桜軍団）
三四郎とその仲間たちが所属している軍団。桜五郎がひまわり軍団の総帥、普段はひまわり保育園を経営、園長をしている。軍団には元空手チャンピオン成海 頁二、西上 馬之助、ザ・スノウマン、ダン・ロビンソンなどがいます。
美人に目のない桜軍団です。
１・２の三四郎を紙と電子書籍両方でよめるのは・・
１・２の三四郎では、ラグビー、柔道、プロレスで熱い戦いが展開されます。でもその後には必ずおちがあります。そのおちこそが１・２の三四郎の真髄？なのです。
シーズン１では、戦いの後に仲間たちが三四郎に激しい突込みをするのが定番でしたが、シーズン２では志乃に関する突込みが多くなっています。
ラグビーの試合で三四郎がトライをすると、馬之助と虎吉から突込みが・・
柔道で勝利したのだけど意識を失うと・・
こんなおちも、試合で勝って旗を掲げると、虎吉の漫画の宣伝が！！
赤城との死闘に勝利して全てを水に流すと言ったあと・・志乃の話に
三四郎と志乃は出会いこそ最悪でしたが、その後は相思相愛でした。志乃は物語に花を添えてくれます！
出会いは三四郎が引っ掛かった志乃のスカートをはずそうとして・・
就職するための面接では、志乃が採用しないように抗議するために面接会場に。
最終話で2人はHOTELへ・・でもこんな終わり方？！
シーズン２では最初から仲良しです！
１・２の三四郎を読めるのは「まんが王国」
子供の頃から学生時代まではプロレスはTVで楽しめるエンタテイメントでした。当時からプロレスラーはどれくらい強いのだろう？ということは、話題になるところでした。
猪木とアリの試合は友人皆でワクワクしながら見たのを覚えています！
プロレスがややマイナーになってしまっているのは少し寂しい気がしますが、本の中の三四郎たちは、変わらず生き生きしていることを確認しました。
昭和の漫画を購入したい人はこちらの記事も「少し昔の昭和の漫画が購入できるところはどこ？！ 電子書籍と紙の本を調べてみた！！」
