定年になったら、田舎暮らしをしたいとか、都会と田舎の2拠点生活に憧れている人は意外と多いようです。
私も田舎暮らしに憧れ、30代の後半には定年になったら田舎に移住しようなんて考えていました。
そんなことを仲間と話していたら、今やらないとできないよ!とある友人に言われてました。
結局40代半ばから、2拠点生活を始め・・現在65歳となりましたが
この言葉は事実でした!
相模原と白州の2拠点生活にチャレンジは準備期間も含めると、20数年になります。
平日は、相模原でサラリーマン生活、週末や長い休みには白州で田舎暮らしをしていましたが、定年退職して現在は少し生活が変化してきています。
◆最初は漠然とした憧れ
当時は、ログハウスを建てて田舎暮らしというのが一部で流行っており、オシャレな感じで紹介されていました。
30歳半ばまでは、山登りに夢中になっており、一段落したタイミングで次に夢中になれるものを探していました。
ログハウスをセルフビルドして、オシャレに田舎ぐらしをすることにチャレンジすることにしました。
◆夢中の時期から安定期へ
最初の10年は、ログハウスを建てたり、拠点を整備するのに夢中の期間でした。
その後は作業が減り、落ち着いて山歩きや観光、温泉で楽しめるようになりました。
その結果、最近では韮崎や白州の街や山小屋に戻ってくると、自分のエリアに戻って来た安心感を感じるようになっています。
安定期は以前より山小屋で過ごす時間は減りましたが、60歳代になり定年を迎えると再び山小屋での活動が増えきています。
2拠点生活でよかったこと
当初定年後に楽しむと考えていたことを考えると、まだ道半ばの感じもありますが、
ここまでで2拠点生活をしてよかったことを挙げてみます
◆よかったこと
・夢中になれることができた
・他の人と違うことをやっているという自負が芽生えた
・自然(景色、山、川、動物、花等々)を楽しめる
・いつもと違う環境(街、人、家)を楽しめる
言いかえると、世界が広がる、気分転換ができる、色々な経験ができるなどです。
青い空や新緑も田舎暮らしの魅力です!
2拠点生活で、やることが増え忙しくなるということを、かなり懸念していましたが、
気分転換ができ仕事のストレスが解消されたり、やらなければいけないことを、積極的に進めるように習慣つけられました。
もしすると、このストレス解消やポジティブな生活が一番のよかったことかもしれません!
若いときの自分によく、頑張って2拠点生活を始めてくれたと褒めたい気持ちです。
こちらの記事も2拠点生活に参考になります「二拠点生活(デュアルライフ)のメリットは?郊外に家を持つ魅力を解説・体験できる施設もご紹介」
やりたい事があるときは、もう一度本当にやりたい事か考えて、
本当にやりたい事ならば出来るだけ早くスタートをした方が
楽しむ時間は増え、たとえ失敗しても修正することもできます。
定年になったら始めようというのは、単に先延ばしにしているだけです。
2拠点生活もしくは田舎暮らしは、とてもパワーが必要です。
重機を使わずにログを組立てました! 定年後では厳しそうです。
定年は60歳代と考えると、その年齢になるとそのパワーが出なくなります。
やりたいのであれば、パワーが出る若いうちがおすすめです。
その他にも色々な理由があります。
◆まだまだある理由
・年を取ると分別がつくが・・
・仕事をしながら大変は言い訳?!
・お試し期間をつくれる
・時代が応援してくれている
◆年を取ると分別がつくが・・
分別がつくようになると、冒険ができなくなります。
新しいことをやる時は、かならずリスクもともないます。
チャレンジするためには若さ、未熟さも必要です。
◆仕事をしながら大変は言い訳?!
諦める理由で一番多いのは、仕事ではないでしょうか
ここは、本当に悩ましいところです。
覚悟を決めて仕事と両立させる努力が必要です!
軌道に乗ると、それぞれの生活が他方に良い影響を与えてくれます。
◆お試し期間をつくれる
将来田舎暮らしを考えている人には、2拠点生活でお試し期間をつくることができます。
田舎暮らしやその土地を気にるかどうかは、それほど単純ではありません。
実際に住んでみるのが確実です。
2拠点生活⇒気に入れば田舎暮らし
2拠点生活をしてみて気に入れば、街での生活をストップすることもできます。
また定年後に移住という手もあります。
◆時代が応援してくれている
現在は多くの会社でテレワークが導入されています。
業種によっては、ほとんど出社がなかったりします。
時代が2拠点生活や田舎暮らしを応援してくれているのです。
当初定年後の田舎暮らしに憧れていましたが、
思い切って40歳代からチャレンジすることで、より多くのものを得ることができました。
恐らく定年後にスタートしようとしても、分別が備わり、パワーがなくなってしまい、
チャレンジしなかったのではないでしょうか。