仕事を中心に中国各地を150回以上訪れた中国のお土産を紹介しています。
今回は北京の故宮博物院でみつけたお土産です。
博物院の売店で購入した青銅の双鳳凰像花瓶です。
日本でこのお土産の情報を探したのですが、ほとんど情報がありません。
一部のECサイトで販売があるのを見つけましたが・・
大きさは、高さ25cm、幅18cmです。
今回のお土産の双鳳凰像花瓶は、北京の故宮博物院に行ったときに、博物院の売店で購入したものです。
購入したのが2009年とかなり前なので前後の記憶はあまり定かではありませんが、
薄っすらとした記憶では、故宮博物院の中での展示品のレプリカだったと記憶しています。
展示していたものはかなり大きいものだったと記憶があります。
そこで、確認しようと中国の故宮博物館のデジタル文化遺産図書館で見つけようとしましたが見つかりませんでした。
本物がいつの時代のどんなものかが分からなくなっているのがとても残念です。
顔は孔雀のようにも見えます。2つの顔は同じ顔をしています。
厚みは11cmぐらいです。
2匹の足は繋がっています。1か所には土が詰まっています。
ここに花束をさすのでしょうか?
以前は玄関に、現在は自分の部屋に飾っています。
この記事を書くにあたり、ネット上をかなり探してみましたが情報はありませんでした。
一部にECサイトでそっくりなものが売られているのを見つけています。
北京の故宮博物院は、明の永楽帝が1406年から14年の歳月をかけて築いた紫禁城を博物館にしたものです。
紫禁城は、490年間に渡り明と清の両王朝24人の皇帝の居城でした。
三大殿(太和殿、中和殿、保和殿)を中心に、敷地面積が72万平方メートル、建築面積が約15万平方メートルで、70以上の大小の宮殿、9千以上の部屋があります。
かなり以前に訪れたので、広いということだけしか覚えていません。
台湾の故宮化博物院と異なるのは、展示物を見ているというより紫禁城の中を見学しているイメージが残っています。
故宮博物院は天安門をくぐり、更に端門をくぐって、一般客の入り口牛門から入ります。
天安門から道を挟んで、反対側には天安門広場や毛沢東記念館などがあります。
城内は南と北の2区に大別されています。
南は公的な場所の外朝で、午門から北へ太和門、太和殿、中和殿、保和殿が中軸線上に一列に並び、
その東西に文華殿、武英殿などの殿閣が配置されています。
見学したときのパンフレットです。
三大殿の一つ太和殿と太和門は修理中とあります。
天安門です。
端門です。
牛門です。ここが故宮博物院の入り口です。
修理中の太和門です。
修理中の太和殿です。この辺はとても広々しています。
建物の装飾の感じは日本と大分違います。
中和殿です。
保和殿です。
ここから先は皇帝の居住エリアです。
存在感十分の獅子です。
中国では多くの偽物が出回っていますが、
今回の双鳳凰の青銅製花瓶は、いわゆるレプリカです。
レプリカと言え、元のデザインが良いので、とても魅力的なものです。
本当に残念なのですが、一体もとのお宝はどんなものなのか?
もし知っている方がいたら、是非教えてください!