令和7年度相模原市総合防災訓練に参加してみた

相模原駅の北口には、米軍の補給廠からの返還地の15ヘクタールの空き地があります。

2014年に変換されてから、時々イベントで使われていますが普段は空き地状態です。

防災訓練は数少ない利用の機会で中に入れる機会です。

返還地のようすの確認と防災意識向上のため、参加してみました。

相模原市総合防災訓練とは

相模原市のHPで確認すると

相模原市地域防災計画に基づき、大規模地震災害発生時における迅速かつ円滑な災害応急対策を図るため、市民、防災関係機関等と連携、協力し、総合的な訓練を実施します。

とあります。

この防災訓練は、九都県市合同防災訓練と兼ねており2014年には当時の安倍総理が参加した記憶があります。

◆実施場所:相模総合補給廠一部返還地

◆実施日:令和7年は8月31日

毎年9月1日前後で行われています。

暑さを考慮してか、開催時間は午前8時30分~午前10時です。

*防災フェア(展示・体験)は午前8時30分から午前11時30分まで

◆実施規模(予定)

参加機関 約90機関、訓練参加者及び訓練観覧者 約2,000人とあります。

参加するには

HPには対象者は、どなたでも参加可能とあります

厳密には2パターンあります。

①自主防災隊および外国人留学生隊訓練として参加

②当日参加市民用訓練として参加

2つの違い参加できる範囲です。

訓練は15種あるのですが、後者②が参加できるのは7訓練のみです。

とは言え、前者①でも班分けされるので全部に参加はできません。

私の場合は前者で参加しています。

こちらで参加するには、自治会に案内がきているので事前に参加を自治会に要望していれば参加可能です。

後者は当日行って、それぞれの訓練場所に行くと参加が可能なようです。

訓練のようす

HPで確認すると訓練想定は

令和7年8月31日(日曜日)午前8時30分、相模原市直下を震源とするマグニチュード7クラスの地震が発生。
市内最大震度6強を観測、がけ崩れ、建物倒壊、火災等が発生し、死傷者も出ている。また、鉄道、道路、電気、ガス、水道、通信等の各施設にも被害が発生している。

とあります。

当日は、小山公民館前に集合して、消防職団員の誘導で訓練場所へ歩いていきます。

訓練場所の端にテントが張られており待機場所になっています。

待機場所から小山公民館側のようすです。

待機場の後ろにトイレも設置されています。

特に水分の配給などはないので、自分で準備する必要があります。

服装特に指定はありませんでしたが、自治会によっては皆同じ服装で、それっぽい格好をしています。

最低必要なのは、暑さを防ぐ格好です。

私はTシャツ、短パンと帽子という姿で参加しましたが、全く問題有りませんでした。

左側の赤丸内は倒壊した家、右側は被害を受けたビルの想定です。

地震発生の報を受けて、その場で待機します。

次は消化訓練です!

参加者一人一人が消化器を使ってみます。

メイン会場でも何やら訓練がすすんでいます。

炊き出し訓練も行いました!

アルファ米にお湯を入れて15分でご飯ができあがります。

一箱で15人前です。

カレーは自衛隊の人たちが準備してくれました。

訓練している人に配った後に、自分たちも試食しました。

防災フェアのようすです。防災関係の会社のテントがならんでいます。

参加は36団体あります。

まとめ

返還されたエリアは、相模原駅近くで15ヘクタールで東京ドーム3.2個分です。

今回のような防災訓練は大切ですが、駅前の一等地なので

市民としては、日常的にもっと有効活用して欲しいものです。

防災訓練は多くの人が参加しているようですが、全体の規模の割には市民の参加が少なく感じられたのが少し残念です。

 

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