最近、緊急時やキャンプなどに便利なグッズとして紹介されているポータブル電源です。
私の場合は山小屋で色々と使用できて便利かなと考えて購入してみましたが、普段は意外と使うタイミングがありません。
値段はそこそこですが、確かに緊急時には役に立ちそうですし、キャンプ好きに便利そうなグッズなのですが、良く考えてみると・・
ポータブル電源は、リチウムイオン電池が内蔵されており、それを充電して使用します。
充電は家庭で通常のコンセントで行うことがメインになりますが、車のシガーソケットの12Vや太陽光パネルからも充電ができます。緊急時には、この車のシガーソケットや太陽光パネルからの充電が役に立ちそうです。
出力はポータブル電源の種類にもよりますが、AC100VやUSB、シガーソケットなどが付いているものが多いです。
ポータブル電源のような製品の短所は、値段がそこそこする、充電に時間がかかる、容量が大きくなると重くなるなどが挙げられます。
キャンプなどでも使用可能ですが軽いものでも3㎏ぐらいはあるので、力持ちか、車でキャンプ場まで行ける場所での使用に限りそうです。
ポータブル電源とは:リチウムイオン電池を充電して、出力がAC100V、USB、DC12Vの電源になります!
緊急時、キャンプ、野外DIY、好きな場所でのパソコン作業など色々な場所で使用の可能性がありそうです。我が家の場合は、メインの使用目的として、山小屋での作業と緊急時を考えていました。
緊急時
なんといっても緊急時にポータブル電源があると安心です。特に最近は台風が大型化やゲリラ豪雨、地震などで避難や停電のニュースが多くなっています。
2~3日のスマホ、パソコン、照明、ラジオ、場合によっては電気毛布などの電源には十分な能力を発揮してくれそうです。
緊急時対応のポータブル電源としては、停電したときに、車のシガーソケットや太陽光パネルからの充電が可能にしておくと更に安心です。
私が購入した大きな理由の一つは、この緊急時の対応のためです。
キャンプ
ポータブル電源は重量がある程度あるので、歩いて行ってその先でキャンプをするようなところは向いていません。
車で行くキャンプが向いています。河原やオートキャンプ場では十分に使用可能です。
でも個人的には、そこまで行って電気製品を使う? という気持ちもあります。キャンプは電気製品から逃避できるからよいのではないでしょうか?
ラジオや明かりは電池でもOKですし・・
野外DIY
少し前であれば、これは有り難かったです。以前ログハウスをセミセルフビルドしていた時は、電気が通じるまでは、電気を使う工具が使えず作業のすすみが遅かったのを覚えています。
でも普通の人ではあまり出会わないシーンかもしれません。
電気が通じた後でも側にコンセントがない場合は、長い電源ケーブルを伸ばすのが面倒くさいのでポータブル電源を持っていってサンダーやジグソーを使ったりしています。 これはプチ便利です。
好きな場所でのパソコン作業
これは想像でしかないのですが、最近はリーモートで仕事をしている人が多くなっています。そういう人は自分の好きな場所に行って仕事ができます。
例えば公園や車の中、自然の中でパソコン、スマホ、ポータブル電源を広げ、格安20ギガを契約したスマホのテザリングを利用して仕事ができます。
こんなことは、当たり前にできそうです。
日常使い
これは私が現在一番頻度よく使い方なのですが、日常使いの電源としてスマホやマッサージガンのUSBの充電、プリンターのAC電源などに利用しています。
我が家ではポータブル電源が本棚に置いてあります。机の上のテーブルタップにコンセントが4口あります。
でもスマホ、マッサージガンやデジカメの充電はポータブル電源のUSBから行っています。プリンターも机の横に置いてあり、使う時はポータブル電源のACを使っています。
◆ポータブル電源の使い方
・緊急時にはとても有効な道具です。
・時々しか使わないキャンプやDIYだけでは勿体ないです。
⇒ 日常で使用するシーンを考えて購入することがおすすめです!!
ポータブル電源を最初に開発したとされるアメリカのJackery(ジャクリ)のサイトには、2015年に世界初のリチウムポータブル電源を開発したとあります。
ポータブル電源は比較的歴史の浅い商品ですが、現在は多くのメーカがポータブル電源を発売しています。
歴史の浅い商品にありがちなのですが、多くの商品の中には粗悪品もあったり、同じ商品を他社が外装を変えたり、エンブレムだけを変えたりして販売している場合もあります。
私が購入したのは、グッドグッズ社のポータブル電源+太陽光パネルで容量が540Whのもです。製品自体は悪くはないのですが、ラインナップも少なく、自社開発では無いようです。
外見は多くのポータブル電源と似ています。
購入する際には信頼のある会社でラインナップが多いメーカをベースに考えると、選びやすくなります。最初にポータブル電源を開発したJackeryは日本法人もあるので適任だと思います。
日本メーカーのJVCケンウッドからもポータブル電源が発売されていますが、Jackeryと共同開発しています。
◆Jackeryの製品一覧
容量 | 定格出力 | 出力ポート | 重さ | 充電 | HPでの価格 |
240Wh | 200W | AC 1、USB-A端子 2、シガーソケット 1。 | 3.08㎏ | AC/シガーソケット/ソーラパネル | 19,800円 |
400Wh | 200W | AC 1、USB-A端子 2、シガーソケット 1。 | 4.1㎏ | AC/シガーソケット/ソーラパネル/ジェネレーター | 44,800円 |
708Wh | 500W | AC 2、USB-A 1、-C 2、QC3.0、シガーソケット 1 | 6.8㎏ | AC/シガーソケット/ソーラパネル/ジェネレーター | 79,800円 |
1002Wh | 1000W | AC 3、USB-A 1、-C 2、QC3.0、シガーソケット 1 | 10.6kg | AC/シガーソケット/ソーラパネル/ジェネレーター | 139,800円 |
1534Wh | 1800W | AC 3、USB-A 1、-C 2、QC3.0、シガーソケット 1 | 16kg | AC/シガーソケット/ソーラパネル | 176,000円 |
それぞれの項目の意味はJackeryのサイトに記載があります。こちらを参照してください。
省エネタイプの電気機器を用意できれば、500Whの容量でパソコン、スマホ、照明、TVなどを使用することができます。
詳しくは関連記事「緊急時対応 太陽光パネルとポータブル電源使用のシステムはとっても便利!!」を見て下さい。
値段は購入ルートで異なるので参照してください。
Jackery HP | amazon Jackery | 楽天 Jackery |
ポータブル電源の選択:老舗のJackeryのラインナップの仕様を参考に購入するととても参考になります!!
まとめ
①ポータブル電源とは:リチウムイオン電池を充電して、出力がAC100V、USB、DC12Vの電源になります!
②ポータブル電源の使い方
・緊急時にはとても有効な道具です。
・時々しか使わないキャンプやDIYだけでは勿体ないです。
⇒ 日常で使用するシーンを考えて購入することがおすすめです!!
③ポータブル電源の選択:老舗のJackeryのラインナップの使用を参考に購入するととても参考になります!!