
最近では新築時に多くの人が屋根に載せるソーラーシステムを検討しています。
本当にソーラーシステムは省エネになるのでしょうか?
我が家は一昨年に家を建て替え、その時に蓄電池付でソーラーシステムを設置しました。
ところが我が家のケースでは、1年目は約2.6万円の赤字の状態です!!
我が家の事例を報告します。
ソーラーシステムをリースで導入すると
トータル電気料金=買電料金ー売電料金+リース代
という計算式であらわされます。
節約された費用は、消費電力量を全てを購入した場合との比較で計算します。
我が家の平均電気使用量 540kWh/月です。
使用量の実績から計算すると、単価は32円/kWhです。
この計算式で計算すると、2025年間での節約金額は、
ー26,006円(12.6%増)、赤字の結果です。
折角ソーラーシステムを導入したのに赤字とはショックです。
内訳をみると、リース代が86%を占めておりかなり、重くのしかかっています。
実際にTEPCOに支払った金額は、買電と売電の差し引きで年間30,946円です。
何かもう少し工夫しなければ、ソーラーシステムを導入したのに赤字を続けることになりそうです!!
我が家は昨年38年過ごした家を建て替えました。
その時にソーラーシステムを導入しました。
現在は、以前に比べると売電価格はかなり下がっています。
そのため売電するよりも、なるべく自家で使用する方が節約になります。
そこで思い切って蓄電池を購入しました。
◆我が家のソーラーシステムの仕様
・ソーラーパネル(Looop製) 5.7 kWh
・蓄電池容量 (オムロン製) 6.5 kWh
我が家の売電の単価は現在16円/kWhです。
売電単価は、設置時期や設備容量により異なり、年々低下傾向です。
実は、販売を担当する会社がシュミレーションをしてくれるのですが、
そのシュミレーションでは、リース代を支払っている間は赤字の結果でした。
それでもソーラーシステムを導入したのは、幾つかの対策をすれば、黒字になると考えたからです。
◆その対策とは
・蓄電池を導入
・ポータブル電源を使用
・オール電化
・エコキュート
・高断熱の家
最初に決めたのは、蓄電池の導入です。

売電の単価が以前より安くなっているので、余剰の電力は、
売電するより、蓄電して夜間に使う方が節約につながります。
我が家には2台のポータブル電源があり、合わせるとと1.1kwhになります。
これを昼間に充電しておき、夜のTVやパソコンの使用などに利用しています。
家の建て替えの際にオール電化にしました。

全て電気に統一した方が、節約の対象のパイが大きくなります。
ソーラーシステムの発電が利用できる範囲が広がります。
オール電化では、エコキュートを利用するのは定番です。

お風呂を沸かすのにかなり節電が期待できます。
ソーラーシステムと合わせると、更に節電が期待できます。
天気予報をみて、天気が悪ければ夜間電力を使用して、良ければ昼間にソーラーで発電した電力でお湯を沸かしてくれます。
建て替える前の家は、断熱性が悪く夏暑く、冬寒い家でしたが、
建て替えた家は、ZEH基準を満たした断熱等級5を達成しています。
冬は暖かく、夏は涼しいということが実感できます。
これはかなり節電に寄与しています!
消費電力換算電気料金:消費した電力を全て買電でまかなった場合の電気料金。単価は32円です。
買電料金(実績):実際の買電の料金です。
売電料金(実績):実際の売電の料金です。
実質電気料金:買電料金ー売電料金
リース代金:ソーラシステムのリース代金です。
トータル電気料金:実質電気料金+リース代金
削減費用:実質電気料金+リース代金
| 1~3月 | 4~6月 | 7~9月 | 10~12月 | 合計 | |
| 消費電力換算電気料金 | 74,304 | 39,008 | 44,704 | 48,448 | 206,464 |
| 買電料金(実績) | 36,271 | 12,063 | 10,348 | 24,150 | 82,832 |
| 売電料金(実績) | 11,568 | 16,432 | 15,296 | 8,144 | 51,440 |
| 実質電気料金 | 24,703 | -4,369 | -4,948 | 16,006 | 31,392 |
| リース代金 | 49,390 | 56,210 | 52,690 | 42,790 | 201,080 |
| トータル電気料金 | 74,093 | 51,841 | 47,742 | 58,796 | 232,472 |
| 削減費用 | 211 | -12,833 | -3,038 | -10,348 | -26,008 |
<計算式>
・削減費用=消費電力換算電気料金ートータル電気料金
・実質電気料金=買電料金ー売電料金
・トータル電気料金=実質電気料金+リース代金
寒い時期(1~3月)は、かろうじて黒字ですが、その他の期間は皆赤字です。
電気使用量が多いと黒字、少ないと赤字だと対策が考えずらい状態です。
やはり、リース代がかなり重い感じです。
黒字になるためには、売電量を増やすか買電量を減らすなのですが、かなり厳しそうです。
ソーラーシステム導入して1年目は赤字になってしまいました。
かなりリース代が重くなっています。
電気量が多い家庭、特に昼間に多い家庭は黒字になりやすいのではないでしょうか。
費用以外で導入した利点は、
・エネルギー費用の高騰の対策となっている
・非常時や停電のときも少しだけ安心感がある
・エネルギー使用について、気にするようになった
などです。
黒字にするための対策を考えなければいけないのですが、残念ながら、現在のところ浮かんでいません。


