自宅の建て替えの際に思い切ってソーラーシステムを導入しました。
多くのハウスメーカーが、ソーラーシステムの会社と組んでリースするというのが流行っています。
ところが、家の引き渡しが完了しても
ソーラーシステムに関する案内がどこからもありません?!
・・一体どうなってしまったのでしょうか??
関係する会社は3社あるのですが、どこも自分の責任と考えていないようです・・
ソーラーシステムを導入すると、費用はある程度発生しますが、発電して自宅で消費したり売電することができます。
◆ソーラシステム導入のメリット
・エネルギー費用(電気料金)の軽減
・再生可能エネルギーで環境に優しい
・売電収入が得られる
・停電などの緊急事態でも電気が確保できる
・再エネ賦課金も削減(2024年度の再エネ賦課金は1.40円/kWh)
・節電意識が高まる
・快適に生活ができる
更に蓄電池があると、夜間の電気の一部はこの蓄電池でカバーすることができます。
我が家は6.5kWの蓄電池もリースしました。
現在は、まだ試用状態ですが・・
晴れている昼間は十分の発電量があるため、罪の意識なくエアコンを利用することができます。
逆に発電していない夜は、節電をかなり意識しています。
多くのハウスメーカでは、ソーラシステムを提供する業者とコラボしています。
新築時は、ソーラーシステムを導入するのに色々なメリットがあります。
設置費用の削減、オール電化を選択するなどは、その代表的なものです。
話を進めたハウスメーカー3社とも、業者は異なるものの、リースでソーラーシステムが導入できるビジネスプランは同じスタイルです。
ところが・・
家が完成しても、どこからもソーラーシステムについての連絡はありません!!
一体どうなっているのでしょうか??
我が家がお願いしたソーラーシステムは関係している会社が3社あります。
ハウスメーカー、ソーラーシステムのリース会社A、導入のサポート会社Bです。
実際の打ち合わせでは、サポートをしているB社の担当者と打ち合わせしています。
何処からも連絡が無いので、B社の担当者に連絡をしましたが要領を得ません・・
その後のやり取りで、薄っすらと分かった役割分担は
◆3社の役割分担
・ハウスメーカー:導入の紹介のみ、知識や責任はない
・A社:売電開始後対応
・B社:打ち合わせの窓口。設備に関することや売電開始までの手続きを対応
どうも、A社が手続き面でB社をサポートしているようです。
とにかく、依頼側からみると、それぞれの会社が何を担当しているか分かりません!
ソーラシステムのリース契約で注意すること
今回のことで分かったソーラシステムの契約で注意することをまとめました。
◆ソーラーシステム契約で注意すること
・関係する会社が複数ある場合は、役割分担を明確化してもらう
・どんなものが設置されるか、事前に説明を受けること
・定期的な進捗報告を依頼する
・設置や売電までの流れの明確化
・担当者の明確化
◎どんな物が設置されるか
これも意外と落とし穴です。
ほとんど説明をしてくれませんでしたが、パワーコンディショナーや蓄電池はそれなりの大きさがあります。
手前から蓄電池、ヒートポンプ給湯器、貯湯ユニットです。
気がついたら、壁にOMRONのAICOTというパワーユニットがついていました!!
壁にこんなものがつく何て全く聞いていませんでした。
また、いつの間にかWi-Fiルータがリビングに設置するようになっており、
そこにソーラーシステムが繋がるように設定されていました。
え~という感じです!
◎定期的な進捗報告の依頼
家の設計から始まり、売電を開始するまでは1年以上の長丁場です。
特にソーラーシステムは、発電が始まっても経済産業省への申請が通るまでは最大6ヶ月もかかるようです。
我が家の場合は、発電が始まるまで数回しか連絡がなく、半ば勝手にハードウエアを設置されてしまいました!!
定期的に連絡をしてくれる窓口設定と報告は是非とも受けましょう!
◎設置や売電までの流れの明確化
ソーラーシステムの設置から稼働、売電までは少し分かり難いステップを踏みます。
この流れに沿って一度説明を受けておくと、納得感がでます。
我が家のシステムは現在稼働しており、発電状況、使用状況、蓄電状況などがモニタリングできています。
売電も表示されていますが、実際には売電されていません。
発電量30kW、使用量18kWぐらいで推移しています。
売電額の推定は、3000円~4000円/月です。
ソーラシステムの稼働状況がスマホやパソコンで確認できます。
家庭でのエネルギー費用が高騰しています。
そんな中ソーラーシステムは、生活費削減に貢献してくれそうな期待があります。
我が家のように、家つくりの方に夢中で、注意がソーラシステムに注意が向いていないと
ハウスメーカーやソーラシステム業者のやりたい放題です。
これからソーラーシステムを導入する人に、今回の記事が参考になればと思っています。