白州の里山に山小屋をつくり、2拠点生活を始めて20年以上になります。最近は、月に1度、数日のペースで訪れて作業をするという別荘スタイルになっています。
夏になると、毎年感じるのが雑草の多さです。現在のペースでは、夏の間は多くの時間を草刈に使っています。
何とかしたいと、実態や考えをまとめてみました。
春から夏にかけては我が家の山小屋では、草刈りが大きな負荷になります。
約340坪の約70%が草刈対象のエリアです。
理想の状態は・・
雨が降ったときに土が流されずに、草たちが雨水を吸い込んくれるように、草がうっすら覆っているのが理想の状態です。
欲を言えば、芝生をしいたような状態です。
現状は・・
5月~9月の間は、約1ヶ月で膝ぐらいの高さまで伸びます。
草刈りをするときに硬くツンツンした雑草は極力根本から刈り取るようにしています。
柔らかい草で芝生感を出そうとしています。
長年の草刈りで生えてくる草も以前よりも穏やかな感じです。
何年もかけてすこしずつ変化が起こっているようですが、山ぎわ、小川の土手側には
笹やその他のツンツンとした草が多く生えています。
土手の側はツンツンとした硬い草が未だ残っています。
我が家の山小屋は、南アルプスの甲斐駒ヶ岳の黒戸尾根の麓にあります。
標高は約700mあり、真夏でも夜はかなり涼しいのですが、昼間は逆に日差しが強く
その中で何時間も作業をするのはなかなかしんどい状態です。
山小屋に着くと草だらけなんてことも・・
新型コロナの流行から、我が家の2拠点生活は、月に1度の数日間だけ山小屋を訪れるという状況になっています。
5月~9月頃までは、滞在する3~4日間の内、約6時間、
初日3時間、次の日の午前中3時間草刈りを行っています。
長期に滞在していたときは、もっと時間をかけて全体の草を刈っていました。
現在ははリョウビのガソリンの草刈り機で満タンで5~6回行います。
ガソリン満タンで約45分ぐらいです。
でも満タン6回まわしても、エリア全体を刈ることはできません。
これを今後も継続していくのはかなりキツイです!!
調べてみると、草刈りの効率化は以下の項目のようです。
◆草刈りの効率化
・時期やタイミングを選ぶ
・道具を選ぶ、道具の使い方を学ぶ
・草が生えない工夫をする
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時期は梅雨前の伸び始めから伸びが早い8月頃までに3回程度行うのがおすすめです。
タイミングは雨上がりが草が抜けやすく良いとされています。
道具はとても大切です。
◎草刈り機
刈る面積が広く雑草が強い場合は、一択でガソリンエンジンの刈り払い機(肩にかけて体を回しながら草を刈る)です。
重くて、音も大きいですが、刈る能力はとても高くコストパフォーマンスも高い道具です。
狭い場合や重量が気になる人は充電式の草刈りもあります。
ガソリンエンジンの刈り払い機は、使い方にテクニックがあり使い込むと
だんだん力を使わずに草を刈れるようになります。
我が家で使っている機種の後継機の京セラ(Kyocera) 旧リョービ エンジン刈払機 EKM-2300は、比較的軽量でメンテ性も良く、本格的草刈りを行う人の入門機としておすすめです。
◎刈った草を集める道具
草刈り機と双璧になる道具は刈った草を集める道具です。
刈った草を集める道具は熊手がおすすめです。金属製のものもあり自分にあったもの選びましょう。
我が家ができていない部分です。
主なものは、除草剤をまく、除草用バーナーを使う、防草シートを敷く、砂利や固まる土を敷く、グランドカバーグランドプランツを植えるなどです。
除草剤をまく以外は、広いエリアで実施するのは大変な作業になります。
我が家で行っている独自の対策は何か考えてみました!
刈る時期や道具は、ほぼ理想的な状態?です。
5月~9月は毎月草刈りを行っています。また道具もガソリンエンジンの刈り払い機や熊手を使っています。
少しだけ、他の人たちと異なる独自の工夫は、
◆我が家の工夫
・エリアごとにメリハリをつけて刈る
・グランドカバープランツの検討
現在は、丁寧に刈るエリアと普通に刈るエリアと刈らないエリアの3つに分けています。
現在は6時間かけても全部エリアを刈ることはできないので、必然的にこうなってしまいます。
◆丁寧に草刈りを行うエリア
・ログハウスの前
・小ログハウスへの道
・バーコラの前
ログハウスの前のエリアは丁寧に草刈りを行います。
小さいログハウスまでの道も丁寧に刈っています。小さい小ログハウスの前の草の塊は、刈らないエリアです。
◆草刈りで手を抜くエリア
・手を抜くと決めたエリア
・小さいログハウスの後ろ
・丘や土手の斜面
それ以外のところはザックと草刈りをします。
グランドカバーグラスを使って雑草を追いやる方法はやられていますが、我が家では
幾つかのグランドカバーグラスを試していますが、中々最適なものが見つかりません。
そこで考えてのが
・現在生えている雑草の中から、グランドカバープランツを選択する。
・最適なグランドカバープランツ(販売されているもの)を探す。
の両面で行っています。
◆雑草の中から選んだグランドカバープランツ
オオバコはあるエリア既に広がっています。高さも高くないのでグランドカバープランツになりそうです。
シロツメクサもあるエリア広がっているので他の草を取り去ればグランドカバープランツになりそうです。
◆最適なグランドカバープランツ(市販)を探す
市販されているもので定評があるものの中から最適なものを探しています。
実際に植えたグランドカバープランツは2種です・
◎クラピア
クラピアは根が深く生命力が強い人気のグランドカバープランツです。
クラピアK7を昨年の6月頃に植えて、その年はある程度ひろがりましたが、
翌年は芽がですそのまま枯れてしまいました。
ー5℃ぐらいまで下がる、白州の冬の寒さに耐えられなかったようです。
◎リシマキア
今年植えているリシマキアです。
こちらはー10℃までは耐えられとのことです。乾燥に弱いので、あまり乾燥しない場所を選んで植えてみました。
土手を掘って地下茎をしっかりと取って植えました。
黄緑色の綺麗な葉っぱです。さくらそうか科の耐寒性多年草です。
現在の草刈りのやり方では、長期に滞在しない限り負荷が大きくて嫌になっています。
何とか楽に、楽しく草刈りができるようにと考えていますが、未だ決定打はありません。
恐らく合わせ技でやるのがベストのようです。
更によい道具を見つける
現在の候補は、バッテリー式の草刈り機で刈り易い所は嫁さんに刈ってもらう、将来はラジコン草刈り機を自作し投入する!?
自生している雑草のグランドカバープランツ化を更にすすめる。
より最適なグランドカバープランツを見つけて土手ぎわをカバーさせる
など夢は広がっていますが・・