中国丹東のお土産 国境の街丹東で見つけた不思議なお土産

大連に会社の工場があったこともあり、中国各地を150回ほど訪れました。

各地で購入した土産を紹介しています。

今回は大連に出張した休日に、丹東まで出かけたときのお土産です。

丹東は北朝鮮と隣接しており観光産業も盛んです。

虎山長城は、万里の長城の東端にあたり観光地として有名です。

丹東の概要

丹東

 

訪れたのは2009年とかなり前ですが、当時も丹東の街並みはきれいな印象です。

遼寧省では大連、瀋陽、丹東は観光で有名な都市です。

丹東は、鴨緑江(おうりょくこう)を隔てて北朝鮮と接する国境の街です。

現在は20万人以上の朝鮮族が住んでいて、街中にハングルの看板や朝鮮料理店が沢山あります。

観光遊覧船で鴨緑江を巡れば、北朝鮮のぎりぎりのところまで近づくこともできます。

当時は高速鉄道が開通していなかったので大連からバスで4時間かかりましたが、

現在ならば、断然高速鉄道がお勧めです。

2015年に丹大快鉄(丹大高速鉄道)が開通し、2時間で行くことができるようになりました。

購入した北朝鮮のお札

今回のお土産は、北朝鮮のお札です。

このお札は万里の長城の東端にある、虎山長城の売店で売っていました。

北朝鮮は目と鼻の先なので売られていても全くおかしくありません、

国境の街に来た記念に購入しました。

これらのお札は旧札で現在は使われていません。

北朝鮮のウォンの現在(2025年2月)のレートは100円で950KRWです。

虎山長城

万里の長城の最東端にある虎山長城は明代に建設されています。

1992年に修復が開始され、現在は観光客が遺構を散策できるように整備されています。

虎山長城は丹東市の北約20kmに位置しています。

その時は贅沢してホテルからタクシーで行っていまいました。バスで行けるようです。

虎山長城入口から長城は虎山長城歴史博物館まで続いています。往復約1時間強です。

長城は急勾配の所もあるので注意が必要です。

北京の長城に比べ、人が少なく、幅も狭いように感じました。

北京の八達領長城は、とにかく人が多く歩きにくかったことを覚えています。

虎山長城の入口です。

尾根づたいに長城が続いています。

結構急勾配の所もあります、注意が必要です。左側は北朝鮮です。

北朝鮮がとても近いところです。橋が架かっており行き来が可能そうです?

国境の川から北朝鮮をみる

丹東の街は、鴨緑江で北朝鮮と国境を分けています。

その片隅で鴨緑江を小さな船で、国境をのようすをみる観光船に乗ることにしました。

所々に金網沿いに北朝鮮の兵士が立っています。

乗る前にカメラで撮ったり、目を合わせないよう注意がありました。

帰国後、ネット上に同様のツアーがあるか確認したのですが、そのような観光は見つけられませんでした。

中国人が小銭かせぎのためやっている観光かもしれません。

少し危ない感じです。

川の向こうは北朝鮮です。手前が丹東です。岸につけられている小舟に乗って川を下っていきます。

写真に写っていませんが、金網沿いに北朝鮮の兵士が立っています。

中朝友誼橋

中朝友誼橋は、中国側の丹東市と北朝鮮側の新義州市を結んでいます。

中朝の友好関係を象徴するような橋で、鴨緑江断橋と並ぶ丹東市のメジャーな観光スポットの1つです。

自動車と鉄道のための橋なので、歩行者が歩いて渡ることはできません。

タクシーを利用すれば渡れますが、この橋を渡った先は北朝鮮なので、観光客が自由に往来はできません。

中朝友誼橋です。よく見えてませんが隣に鴨緑江断橋があります。

朝鮮の民族衣装の売店が並んでいました。

まとめ

丹東は想像していたより落ち着いた感じの街でした。

北京当たりの万里の長城に比べ、虎山長城も人が少なく観光し易くおすすめです。

北朝鮮がすぐそこにあるので、少し緊張感もありますが街は平和な感じです。

丹東では中朝貿易の70%を占めると言われていましたが、

現在は中国と北朝鮮の関係は冷え込んでいるようです。

10年前に開通すると言われていた新しい橋も建築されたままになっており開通していません。

 

 

 

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