寒い時期から時間が空いたら相模原公園に野鳥を探しに行こうと考えていました。時間が取れずに、4月中旬になってしまいました。
毎年冬に公園に行くと野鳥がいることに気がつきます。ところが、新緑の季節は鳥が少なくなる上、葉っぱで探し難くなります。
きっと野鳥の写真はほとんど撮れないかなと思いつつ散策に出かけてみました。
相模原公園は何度も遊びに来ています。公園とその周辺で野鳥が観察が期待できる場所はどこでしょうか?
もちろんチャンスがあれば公園のどこでも野鳥を観察することができるのですが、相模原公園は人気の公園で多くの人が遊びにきています。
また、この季節は、冬とは異なり、新緑が鳥の姿を見えにくくします。
◆鳥の観察で期待できるエリア
①公園そばの沈殿池
②フランス式庭園のメタセコイアの並木道
③水無月園(花菖蒲園)と周辺の小径
④せせらぎの園地区
地図は相模原公園のHPから
①相模原沈殿池:ここは、野鳥好きの人の間では有名な水鳥が観察されるスポットです。観察スポットでは、望遠レンズを着けたカメラを持った人に出会います。
②フランス式庭園周辺:フランス式庭園は、相模原公園のメインのスポットの一つです。何度来てもその美くしさに見とれます。多くの人が写真撮影をしています。
その両脇にあるのがメタセコイアの並木道です。ここでは、いつも野鳥の鳴き声が聞けます。この季節は葉が生い茂り鳥の姿は見つけ難くなります。また人が多いと鳥たちはいなくなってしまいます。
③水無月園と小径:この季節は花菖蒲の花が咲いていません。池があるので水鳥がきているはずです。
相模原公園の近くには相模川があり水鳥が飛来します。またここから駐車場に向かう小径は人通りが少なく、野鳥に会えるスポットです。
④せせらぎ園地区:ここはメインの相模原公園エリアから少し離れており、訪れる人が少ないエリアです。
最近はきれいに整備されています。公園内を小川が流れていて池もあります。ひっそりとした場所なので期待できます。
通常のウォーキングと異なり、鳥を探し写真をとりながらゆっくりと散策しました。
今回のコースは
中央駐車場 ⇒ 沈殿池(公園外) ⇒ 公園入口 ⇒ 芝生広場・イベント広場を経由 ⇒ フランス式庭園(メタセコイアの並木道)
⇒ 水無月園 ⇒ せせらぎ園地区 ⇒ 中央駐車場
歩行距離は7km 2時間15分の散策となりました。
カワウです。
カルガモです。
コガモです。今まであまり見たことがありませんでした。
カラスです。相模原公園もあちこちで見られます。
予想通りこのエリアには人が多く鳥を見つけることができませんでした。それでもメタセコイアの並木道からは鳥のさえずりが聞こえていました。
噴水のある池にカルガモがいました。
カルガモです。
カワウです。池でカルガモとじゃれあっていました。
キジバトです。よく地面付近を歩いているのをみるのですが、今回は3mぐらいの木の上にいました。
ムクドリです。小径の木の上に鳥の気配を感じますが。多くはヒヨドリでした。
この地区に移動すると、今までとは違うのんびりとした雰囲気が漂いはじめます。残念ながら目新しい鳥とは遭遇できませんでした。
どこにでもいるカルガモが迎えてくれます。
ムクドリです。このエリアには多くのムクドリを見ることができました。
ハクセキレイです。相模原では住宅街でハクセキレイを見かけます。
木々の間に鳥の影を見かけることができますが、特定できないことも多いです。ムクドリっぽいですが?
4月中旬のこの頃は、天気が良ければ暖かく、新緑が眩しくなりはじめた時期です。
公園の散策も一番良い時期でもあります。
森の木展望台と芝生広場です。
イベント広場の横にあるネモフィラです。
相模原公園のシンボルのクスノキです。幹回りは3m20cmあるそうです。
サカタのタネグリーンハウスです。中には熱帯の植物が展示されています。
フランス式庭園をグリーンハウス側から見た写真です。
フランス式庭園を山側から見た写真です。
メタセコイアの並木道です。鳥の鳴き声えは絶えず聞こえています。
水無月園のようすです。
せせらぎ園地区の川上川です。小川が流れているのが分かります。
川下側には池があります。
藤の花がきれいに咲いていました。山にある藤は木に巻き付いて、やがて枯らしてします怖い木です。
野鳥については、残念ながら水鳥と相模原では市街でも見られる鳥しか観察できませんでした。
それでも8種の鳥と会うことができました。
また相模原公園は広々として、緑がいっぱいです。特にフランス式庭園周辺やせせらぎ地区の雰囲気はここでしか味わえません。