
先日初めて日本三名泉の一つである有馬温泉に行ってきました。
有馬温泉は温泉自体の素晴らしさの他にも、歴史文化スポット、情緒ある温泉街やグルメなどがあります。
そして御朱印あつめをしている人にとっては、プラスの楽しみもあります。
頂いた御朱印や温泉街のようす、いただいたグルメも紹介します。
湯泉神社(とうせんじんじゃ)の主祭神は、 大己貴命、少彦名命、熊野久須美命(有馬温泉鎮護三神)です。

頂いた湯泉神社の御朱印です。残念ながら書置きの御朱印でした。
湯泉神社では、ゆかりの二社、水天宮・有馬天神社の御朱印を頂けます。
湯泉神社も併せて三社巡りを紹介しています。
また、お寺の御朱印は、温泉寺、極楽寺、念仏寺で頂けます。
境内は広場もあり、地元の人に親しまれているようです。
この日も幼稚園の子供たちが、先生に連れられて遊びに来ていました。

湯泉神社を参拝するには、この階段を登っていきます。

境内は、広々としています。

手水舎には、可愛い龍がいます。

拝殿です。

手水舎の横に百度石がありました。
百度石を実際に見るのは初めてかもしれません。
お百度参りは、願い事を神仏に伝えるため、その石と本殿の間を100回往復して祈願する風習です。
有馬温泉は、 草津、下呂に並ぶ「日本三名泉」の一つです。
古くは日本書紀他にもその記載があり、「日本三古泉」の一つでもあります。
褐色で塩分と鉄分を含む(塩化物泉)「金泉」と無色透明でお肌がつるつるになる(炭酸泉)「銀泉」の2種類の泉質があります。

秀吉も本妻のねねも有馬温泉を愛し何度も足を運んだそうです。
慶長伏見地震で有馬温泉は壊滅的な被害を受けましたが、秀吉が復興へ尽力しました。

駅の近くに秀吉像があります。有馬温泉には、湯殿、橋など太閤の名がついたものが多くあります。

有馬川沿いにはねね像が秀吉像と向かい合うように建てられています。

秀吉とねねの像の間の有馬川は整備されて近くを散策できます。
街自体はそれほど大きくありませんが、狭い道路の両側に飲食店やお土産物屋さんが並んでいます。
古い町並みがリニューアルされています。

太閤橋通りから狭い登りの道の両側にお店がならんでいます。

街のあちこちに源泉があります。
有馬温泉には多くの飲食店がありますが、営業時間は意外と短く17時頃には多くのお店が閉まってしまいます。
お目当てのお店がある場合は営業時間を確認しておくのが良いようです。
実際にいただいたグルメを紹介します。
◆竹中肉店/ゴロッケ

神戸牛と黒毛和牛がゴロゴロ入った、平日限定商品です。
店内にテーブルがあり、そこで立ち食いができました。
コロッケの中にはゴロゴロと肉が入っていました。
◆MITSUMORI CAFE/炭酸和ッフル

炭酸泉を利用して作った炭酸煎餅とスイーツの組み合わせで色々な商品がつくられています!
◆きんせん堂 有馬茶房/金泉焼・有馬サイダー

有馬温泉駅の改札を出たところに、きんせん堂のお土産売り場があります。
その2階が喫茶店になっています。
喫茶店で有馬サイダーを頼むと、有馬温泉土産の定番の金泉焼がついてきます。
帰りに金泉焼を購入して帰りました!
有馬温泉では、細い坂道に沿って旅館や老舗、土産物店が並ぶ情緒豊かな温泉街を楽しむことができます。
温泉もとても魅力的ですが、この街並みを楽しむのもおすすめです。
そしてプラスのオプションとして御朱印も頂けます。


