
白州の里山にある我が家の山小屋では、春から秋の大きな仕事の一つは草刈りです。
ここ15年間、主力で愛用しているのはガソリン式の草刈り機です。
最近、この草刈り機の点火やスピードコントロールです。
その上ガソリンも高騰しています。
そこで以前から気になっていたバッテリー式の草刈り機を購入して使ってみました。
マキタは、グローバルに事業を展開する大手工具メーカーで草刈機でも定評があります。
購入した25mLガソリンエンジンに匹敵するバッテリー式のMUR001GRMを紹介します。
まずは、長年我が家で活躍したガソリン草刈機リョービのEKK-260Aと仕様を表で比較してみます。
| 比較項目 | リョービ EKK-260A | マキタ MUR001GRM |
| 動力 | 2サイクルガソリンエンジン | DCブラシレスモーター |
| 排気量/電圧 | 25.4cc | 40Vmax(定格36V) |
| パワーの目安 | 25.4ccのエンジン | メーカー説明で「25mLエンジン式同等の使用感」 |
| 燃料/バッテリー | 混合ガソリン | リチウムイオン BL4040・4.0Ah |
| ハンドル | 両手ハンドル | Uハンドル(両手ハンドル) |
| 刃の直径 | 255mm | 255mm |
| 掲載重量 | 4.7kg ※2 | 4.4kg(バッテリー含む) |
| 長さ×幅×高さ | 1,832×612×383mm | 1,815×660×450mm |
| 回転数 | 今回確認できず | 低速3,500/中速5,300/高速6,500回転/分 |
| 運転時間の目安 | 約45分(販売店掲載値・測定条件不明) | 高速約60分/中速約105分/低速約245分 ※無負荷時 |
リョービのEKK-260Aは少し前の機種ですが、仕様上はほぼ現在の機種にも劣りません。
仕様上は、パワー、サイズ、重さはあまり変わりません。
気になるのは、回転数、運転時間などです。
実際に使用してみて感じた、メリットとデメリットを紹介します。

電気で動く機器はクリーンで取り扱いが簡単に感じます。
それらがメリットとして現れています。
◆バッテリー草刈機のメリット
・音・振動が小さい
・スピードコントロールがし易い
・臭いがしない
・起動しやすい 中断、再開が楽
・ガソリンの購入、保管が不要
・手入れが簡単
何と言っても音や振動は格段に小さくなりました。
古いこともあるのかもしれませんが、ガソリン式の草刈り機は初めての人ならば、音や振動で引き気味なるレベルです。
私は慣れているので全く気にはなりませんが、周りで話している声は全く聞こえません。
バッテリー式の草刈機は、高速、中速、低速の選択は手元ボタンで選択できます。
また、それとは別に左手のレバーの握り具合で回転数を変えられます。
草を刈っているときに、この握りの操作で草の状態に合わせて回転数を調整できます。
ガソリン式よりきめ細やかに回転数を変化させることができます。
車用のガソリンほどではありませんが、草刈り機用のガソリンも臭いは気になります。
バッテリー式は全く臭いがしないので、臭いが苦手な人には圧倒的におすすめです。
バッテリー式の草刈り機は、スイッチを入れて、レバーを握るとすぐに起動できます。
このため、停止させて再開するのもストレスを感じません。
ガソリン式は予備圧をかけて、ケーブルを引っ張ってエンジンをかける必要があります。
新しく快調のときは、簡単に点火できるのですが、古くなって不調になったり、寒いとき、点火プラグが悪くなったときなどエンジンがかかり難くなります。
混合ガソリンの価格が高騰しています。
ホームセンターで購入していますが
〜2021年頃: 800円 〜 1、200円
2022年〜2023年: 1、200円 〜 1、700円
2026年: 1、800円 〜 2、300円
現在では2、000越えは当たり前になっており、我が家がよく購入する北杜市でも2L缶は2、100円前後です。
年間14缶ぐらい使用する我が家では、ガソリン代だけで年間3万円弱の出費です!!
また小屋などに保管するリスクや手間もあります。
これら、ガソリン代、リスク、手間がなくなるのはとても有り難いことです。
どちらの方式も刃と本体の清掃・点検は必要です。
ガソリン式は、それに加えて、エアクリーナーの清掃や交換、プラグの点検、清掃、交換などが付加されます。
バッテリー式の方が手入れやメンテナンスは簡単です。
バッテリー式の草刈機に感じデメリットのほとんどはバッテリーに関するものです。
◆バッテリー式草刈機のデメリット
・長時間作業に向いていない
・バッテリーが高い
・バッテリーの経年劣化

我が家では、草刈りの時間は2~3時間かかります。
このためバッテリーの持ち時間はとても気になります。
表では、ガソリン式45分、バッテリー式高速で60分となっていますが、バッテリー式の60分は無負荷の状態での時間です。
我が家で実際に草刈りを行ったときは30分ぐらいでバッテリーが空になります。
ガソリン式では40分ぐらいです。
やはり、バッテリー式の方が持ちは短いようです。
また、ガソリン式は給油をすれば、すぐに草刈りを再開できますが、バッテリー式では、充電が必要です。
純正のバッテリーでは50分ぐらいの充電時間がかかるので、連続で作業を行う場合は最低でも3個のバッテリーが必要です。
バッテリーはかなり高価です。
純正品ならば、2万円前後です。
使い方を吟味して、予備のバッテリーが幾ついるかを検討する必要があります。
MUR001GRM用のBL4040が「何年で何%劣化する」という公式資料にはありません。
一般的な草刈機に使われるリチウムイオンバッテリーの劣化・寿命の目安は・・
充放電回数:300回〜500回程度使うと、満充電しても新品時の60〜70%程度しか動かなくなります。
使用年数: 週1〜2回程度の使用であれば 3年前後、たまにしか使わなくても経年劣化により 3〜4年 で交換時期を迎えることが一般的です。
我が家の2拠点生活の白州の里山での使用では、マキタのバッテリー式草刈機MUR001GRMの機能は十分です。
紹介したように他にも多くの、メリットがあります。
購入しようかどうか迷っている人は、やはりバッテリーとガソリンの費用のバランスを検討する必要がありそうです。
この費用がトントンもしくはバッテリーの方が安いならば、バッテリー草刈り機はかなりおすすめです!!



