X-A5を購入したのは、4年前の2019年です。気軽に持ち歩けてきれいに撮れるカメラが欲しくて、当時話題になっていたこのカメラを購入しました。
ある日、突然液晶が映らなくなりました。購入したヤマダ電機を通して修理に出しましたが・・
電話での修理内容はよく分からず、そして費用も聞いていた内容と異なりました??
2019年の5月(発売は2018年)の購入した我が家のX-A5は、セットの15-45mmレンズを入れても約500gと軽量です。
このボディに2424万画素のAPS-Cサイズ(23.6×15.8mm)の撮像素子が搭載されています。
大きさや重さでライバルの機種たちは、フォーサイズ(17.3×13mm)の撮像素子を使用していました。
スマホでは2023年時点で高級機種でも1型(13.2×8.8mm)なのでここではデジカメの優位性が保たれています。
参考記事「フルサイズとAPS-Cのセンサーサイズを比較」
撮影性能も当時雑誌などで高評価を得ていました。
購入してすぐに、お気に入りになり、
このブログの写真なども含めて、多くの写真や動画を撮りまくっていました。
ある日、いつものように撮影をしようとすると液晶が真暗なままです。
特に衝撃を与えた記憶もないのですが・・
ミラーレスカメラなので液晶モニターがないと撮影ができません。
すぐに購入したヤマダ電機に持ち込むことにしました。
後は、もう一台の小型軽量のOLYMPUS PEN Lite E-PL5に任せることにしました。
他にもニコンやオリンパスのカメラを使っており、それらに比べるとやや華奢な感じがします。
小型軽量化の影響でしょうか?
4年使っていると、他にも気になる点があります。
◆気になる点
①シャッターが2度切れる
②三脚の足を止める外装部にヒビ割れが
③動画を撮るときに明るさが変わる
①と③は最初から現象は発生していますが、頻度は高くなっているように感じられます。
このタイミングでは、シャッターが2度切れる不具合は80%ぐらい発生します。押し方に問題もあるのでしょうか?
でも他の2台のカメラでは、一度も発生していません。
ヤマダ電機の修理対応
我が家は多くの場合、精密機器についてはヤマダ電機の4年保証に加入しています。
メーカー保証の1年をプラスして5年間の保証になります。
精密機器で不具合が出る場合の多くは、4年、5年目あたりに不具合が発生する確率が高いのを経験的に知っています。
ところが今回の場合は何故か、この保証に入っていませんでした!
ヤマダ電機では、修理費用はその場では分からずにメーカーの送り返し1週間ぐらいで見積もりが出ます。
その見積もり額で、修理するかどうかの判断をします。
多くの場合は、ヤマダ電機から修理を依頼した人に確認の電話がきます。
修理を依頼すると、それから3~4週間で完了することが多いようです。
我が家でも過去にパソコンやオーディオ機器を修理にだしていますが、おおよそ1ヶ月弱で修理が完了しました。
ヤマダ電機に修理依頼をしてから暫くすると、見積もりの電話がありました。
電話の内容は
・修理の見積もり 本体修理35千円
・レンズの光学性能確認の提案
レンズ性能確認の内容は何?
これを確認するために
間にはいったヤマダ電機の担当との間で数回の電話のやりとりしました。
結果分かったのは、
富士フィルムが用意しているレンズの点検メニューの「Xメンテナンスプロ」のすすめです。
費用は何と!
Xメンテナンスプロの料金5500円プラスヤマダ電機の手数料3000円の合計8500円とのことです・・
更に点検で不具合点が出たらその修理費用がかかります。
でも有難いことにXメンテナンスプロの費用はかからないとのことです??
不具合が出ないことを祈ったのですが・・
レンズを確認したところ、光学性能が劣化しているとのことで
更に20千円の費用がかかるとのことです・・
レンズ性能が劣化しているとのことなので修理しないわけもいかず、依頼することにしました。
でも光学性能が劣化って何なのでしょうか??
光学性能の劣化で何を修理したのかを詳細を教えてくれることをお願いして修理を依頼しました。
修理のレポートが出るとのことでした。
数ヶ月前の電話で、やや不正確な部分もありますが、ざっとこんな感じでした。
約100千円のカメラの修理に55千円の出費はとても痛いですが、お気に入りのカメラなのでお願いしました。
ヤマダ電機の修理依頼は3階で受け取りは2階の窓口になります。修理依頼を担当してくれた人には、受け取り時は会うことがありません。
修理品の受け取り窓口に行くと
35千円の支払いでした!!
電話で聞いていた55千円は??
店の人が間違っているのではないかと思い、明細を見せてとお願いしました。
明細は無いとの回答でした。
街の電気屋さんでも見積りや修理の内容を説明してくれます!!
仕方がないので修理レポートを頂けると聞いていたと尋ねると
本体とレンズのそれぞれ1枚ずつの修理報告書を頂けました。
報告書には、こちらが指摘した内容や処置の内容は書かれていますが、金額についての記載はありません。
費用が電話で聞いていたよりも下がった方向なので、良かったのですが、逆ならば切れていそうです。
修理は本体とレンズそれぞれに行われています。
◆本体
想定していた通りの、壊れていた部品(液晶、シャッターボタン関連部品)の交換、
そして電話では話題にならなかった形や割れが入っていた外装が交換されていました。
◆レンズ
あまり納得がいかない結果です。
電話で聞いていた光学性能の低下って何?の質問には、報告書では何も回答はありません。
約束が違うじゃない!
光学性能が低下しているので、調整修理しましたと書かれています。
調整修理って何やった!
またレンズにホコリの混入を確認したので分解清掃とあります。
レンズを本体から外したのは、ほんの数回です。
これは混入ではなく、最初から入っていたのが移動したのでしょう!
勝手にやられていた感があり、愚痴っぽくなってしまいます。
今回の手順は、ヤマダ電機さんのルールなのかもしれませんが、
やはり、見積もりや修理の内容は口頭ではなく、文書でもらっておく必要があることを痛感しました。
最悪、言った・言わないの争いになります。
途中、間に入った人が、修理後にお客に会わないシステム良くありません。
最後まで責任を持って対応しないので、とりあえず電話で修理をすすめてくれの返事を得られれば、自分の仕事は完了したと思っているように感じられます。
店のルールに縛られずに必要なことは確認することが、大きなトラブルにつながらないポイントです。