30年もののこのテーブルは、天板が剥げが目立ち、今年の7月にDYIで再塗装しました。
自分で60点との評価をしていたのですが、どうしても塗りの感じが気になり、再々塗装することにしました。もう一つ気になっていたテーブルの傾きも同時に治してみました。
今回も1日で終わらせました! 出来は、前回よりは進歩しましたが・・
再々塗装をしようと考えたのは、テーブルの色ムラがどうしても我慢できなかったからです。
特に一部分かなり濃くなって黒くなっている部分があり我慢できなくなりました!
◆前回の失敗の原因は
・塗料のつけすぎ
・道具(コテバケ)が上手く使えなかった
・塗装後のサンダーが上手くかけられなかった
があげられます。
前回塗装の記事「30年もののテーブルを1日で再塗装数 点数は60点! やってみると課題も見えてきます・・」
前回は初めてのテーブルの再塗装だったので、全てが試行錯誤でした。
再塗装する前のテーブルはかなり塗装が剥げた状態でした。
しっかり塗ろうとしたのが、塗料をつけすぎにつながり、結果色むらが出来てしまいました。
またネット記事でコテバケがおすすめとあったので、購入して初めて使用したのですが・・
コテバケが塗料を吸いすぎて、1回目でかなり色がついてしまった上、真っすぐに塗れないのを
修正しょうとして、更に色が濃くなってムラが出てしまいました!
前回も塗りたての時はそれほど目立たなかったのですが・・だんだん気になるようになりました。
この角度では手前の部分に黒い大きなムラが目立ちます。
最初はこの色ムラは、ギリギリOKかなとも思ったのですが、
時間が経つにつれて、テーブルを使用するにつれて許せなくなってきました。
もう一つどうしても気になるのが、テーブルの傾きです。
以前はここまで酷くなかったのですが、こちらも気になるようになってきました。
30年も使ったので・・とも思うのですが、この塗装のムラと傾きがなければ十分に現役なので、何とか復活させたいのですが!
今回の工夫は
同じ失敗をしないように、少しだけ工夫をしました。特に塗り過ぎないようには細心の注意をしました。
プロはムラなく濃く塗っているのですが、素人にはかなりハードルが高くなります。
◆今回の工夫
・使い慣れたローラーを使用
・薄めで塗って塗りムラを刷毛で修正
・淵部分を丁寧に
ローラーはセルフビルドしたログハウスの再塗装でよく使用しています。
ログハウスを再塗装するときは、かなりラフに塗っても結果きれいに見えるので少し心配ですが、
かなり、使い慣れているのも事実です。
ログハウスの再塗装はローラー使用が必須です!
前回の経験で濃く塗ってムラができると、汚い感じになるのでローラーや刷毛につく塗料は少なめで丁寧に重ねながら塗ることにしました。
前回の塗装では、渕の部分にはムラが多いのでここも注意が必要そうです。
塗装の注意点や手順、事前の準備などは実際に塗るときにはとても大切になります。
2回の再塗装で学んだ注意点を記載しておきます。
◆塗装の注意点
・電動サンダーは絶対使用するべき!
・塗装は丁寧に! 薄目に塗って複数回行うのがよい
・ふちの処理は注意が必要
・表面にぶつぶつ感はサンダーで軽く除去
失敗したと思っても・・
・多少塗りむらがあっても近くで見ると分かりません!
◆再塗装の手順
①事前準備 サンダー準備、必要なものの購入
②塗料はがし 以前の塗装サンダーで剥がします
③塗装1回目
④乾燥 90分
⑤表面の研磨 表面の凹凸を削ります
⑥塗装2回目
⑦乾燥
◆準備したもの
電動のサンダー:電動サンダーは必須です。手で塗装はきれいに剥がすのは相当ハードです!
サンドペーパー:#80、#150、#180、#320、#400
※サンドペーパーは耐久性がある布製のものがおすすめです。電動サンダーを使うと固定している部分などが切れてしまいます。
塗料:和信ペイント 水性ウレタンニス オールナット 300ml
※食品衛生法適合、シックハウス対応、低臭で食卓でつかうテーブルの塗装にはおすすめです。
和信の水性ウレタンニスの情報はこちら
ローラー:今回は4インチのスモールを選択しました。
刷毛:小 1、中 1
最初は塗装の剥がしです。
前回は、30年以上経った塗装を剥がしたのですが、とても簡単に剥がれました。
30分程度でまっさらな板がでてきましたが、今回は塗って1年も経っていないかったので剥がすのに苦労しました。
それでも電動のサンダーの威力で、約1時間後にはほぼ完了しました。
塗装剥がしのために、用意した電動サンダーとサンドペーパーです。
今回は塗装したばかりで剥がすのに苦労しました。
板に染み込んでいて中々きれいになりません。もしかすると完全に剥がす必要はないのかもしれません。
ここまできれいに剥がしました。ほぼ塗料は残っていない状態です。
今回用意した、ローラー、刷毛、水性ウレタンニス オールナット、右は、塗料を入れるカップです。
1回目を塗った後です。
塗りムラの感じです。手で触るとざらざら感がるので、軽くサンダーをかけます。
手で触りながら、丁寧にざらざらをとるのがコツです。
2回目を塗って部屋に戻してみると、塗ムラがやや目立ちます・・が・・
傾きの原因は支えている足が重さに耐えきれずに抜けてくることです。
中心の円筒の足の先は浮いている状態です。この足から伸びた日本の足が実際にテーブルを浮かしています。
支えている足を引っ張ると円筒の柱から抜けたので、そこに接着材を入れて下側と上側にL字金具を入れ補強します。
写真は下側にL字金具を2個入れた写真です。
上側にはL字金具を1個入れました。
補強の全体像です。両側の足の下側に2個ずついれました。
テーブルの塗装は、とても難しいのを再認識しました。
特に濃く塗ってもムラが目立たなくするのはプロの技です。
今回は薄目に塗ったのですが、それなりにムラがあります。
実際に使用していると、写真ほど気になりませんが、やはりムラはあります。
でもこれで暫くは元気に使用可能そうです!