日本人は桜が大好きです。
春になり、桜を見ると明るい気持ちになります。
有名な桜には、桜の名所と有名な桜の木の2種類があります。
白州にある神代桜は、後者の桜の木です。
樹齢は2000年と言われ、その姿は神々しさを感じます。
昨年訪れたときは、少し元気がないように感じたのですが、今年はどうでしょうか?!
また隣の韮崎市にもワニ塚の桜という大きな1本桜があります。
こちらも毎年多くの花を咲かせてくれます。
岐阜県本巣市「薄墨桜」・福島県三春町「滝桜」と神代桜は日本三大桜の一つです。
三大桜はみなエドヒガンザクラです。
どれも樹齢1000年を超えていますが、その中でも神代桜は樹齢2000年です。
その姿も含め唯一無二の存在です。
神代桜は北杜市の白州にある実相寺にあります。
神代桜を守るとため、今年から桜の季節には拝観料をとるようになりました。
・一般 500円
・市内 300円(受付にて身分証をご提示ください)
・中学生以下は無料
多くの人が毎年桜を楽しみにしているので、この資金で末永く神代桜を守って欲しいと思います。
神代桜は、残念ながら以前に比べ木の大きさが小さくなっています。
エドヒガンザクラの古木は、花にぼってりして存在感があるのですが、
2023年の神代桜のようす
2025年の神代桜のようす
昨年感じたのは、このぼったり感が少し無くなっているようでした。
木も全体の老化がすすんでいるようで、今年どうなっているのか心配していました。
今年は昨年より元気なように見えます。
まだまだ元気でがんばってきれいな花をつけて欲しいですね。
◎三大桜の子孫たち
境内には、薄墨桜、滝桜、そして神代桜の子孫の木もあります。
手前が薄墨桜の小桜、奥が神代桜の小桜です。
滝桜の小桜です。
身延山久遠寺しだれ桜の子桜です。
境内にはいると、すぐに身延山久遠寺しだれ桜の子桜の下を通ります。
わに塚の桜は、韮崎市神山町の田んぼの中の塚にあります。
樹齢300年を超えるエドヒガンザクラです。
平成元年に韮崎市の天然記念物に指定されました。
「わに塚」の名の由来は、日本武尊(やまとたけるのみこと)の王子・武田王の墓という説や、
その形がわに口(仏具の一種)に似ているからなど諸説あります。
塚のそばに、いわれの記載があります。
周囲が田んぼなので広々としている上、八ヶ岳や富士山を眺めることができます。
また近くの山々には、山桜が咲いているのも見えます。
4月8日のこの日は、8~9部咲という感じです。
わに塚の桜は、周囲に他の木がないこともありとても大きく感じます。
実際に調べてみると、樹高は約17m、幹周りは3.6mとのことです。
桜の季節になると、紹介した有名な桜の木だけでなく多くの桜が咲いています。
我が家の敷地にも山桜の木があり、満開?です。
残念ながら、花は高い木の上の方にしかなく、花見という訳にはいきません。
自分の敷地に花見ができる桜があれば、すごくよいのですが・・
北杜市や韮崎市には、多くの桜の名所があり楽しむことができます。
特に今回紹介した2本の木は、お気に入りの桜の木でこれからも毎年見に来る予定です!