ソーラーシステム会社のシュミレーションは正しいの L✖✖✖pで検証してみた!!

家を建て替えるときに、ソーラーシステムを導入しました。

導入の際にはかなり色々とシュミレーションをしましたが、販売会社のシュミレーションはどれもメリットのない物でした。

それでも導入したのは、将来のエネルギー費用の値上がりと自分で行ったシュミレーションでは良い結果が出ていたからです。

実績とシュミレーション結果の違いから、シュミレーションの問題点を明確にします。

我が家のソーラーシステム

我が家は昨年38年過ごした家を建て替えました。

その時にソーラーシステムを導入しました。

現在は、以前に比べると売電価格はかなり下がっています。

売電するよりも、なるべく自家で使用する方が節約になります。

そこで思い切って蓄電池を購入しました。

◆我が家のソーラーシステムの仕様

 ・ソーラーパネル(Looop製)   5.7 kWh
 ・蓄電池容量 (オムロン製)  6.5 kWh

導入を検討するときに販売を担当する会社が、

シュミレーションをしてくれるのですが、あまり良い結果ではありませんでした。

それでも、これからのエネルギー高騰や色々と工夫するといい結果がでるのではないかという漠然とした期待と

蓄電池を考慮した自分で行ったシュミレーションの結果が悪くなかったので

導入することにしました。

実績とシュミレーションの違い

シュミレーションを行うには、需要と供給を考える必要があります。

◆電気の供給量は
  総供給電気量=ソーラシステムの発電+買電

◆電気の使用量は
総使用量=家での使用量+売電

でそれぞれ表されます。

これらの実績はメーカーのモニタリングサービスとTEPCOのHPなどから実績を確認することができます。

この投稿の主眼である実績とシュミレーションの違いの原因を検討しました!

◆実績とシュミレーションの違い原因

 ・ソーラーパネルの発電量 実際の発電量はシュミレーションより20%アップ

 ・蓄電池の効果 シュミレーションには蓄電池による効果が入っていない

 ・購入電気の単価 シュミレーションの電気単価が高め?!
 ・節電努力 エコキュートやポータブル電源の効果がありそう!

結果は1年間で比較しています。

ソーラパネルの発電量

ソーラシステムの発電量はシュミレーションより20%ぐらい高くなっています。

これによる効果が年間 約50、000円あります。

でもこの効果は、天候やソーラーパネルの劣化の影響を受けます。

蓄電池の効果

購入電力費は約40円、売電価格は16円なので

少しでもソーラーシステムで発電した電力を使用した方が節約になります。

ソーラーシステムで蓄電池に貯めた電力を夜使用することで

年間53、000円の効果がでています。

これがシュミレーションに入っていません!!

購入電気の単価

シュミレーションでは、買電の単価は約41円です。

細かくは確認できていませんが、電気料金の実績は使用量で32~48円/kWhです。

使用電気量が多い時は32円に近づき、使用量が少ないと48円に近づきます。

恐らく加重平均すると単価は40円よりかなり下ではないでしょうか?!

節電努力

我が家では節電のためにエコキュートの設定や別売のポータブル電源への蓄電を行っています。

エコキュートはソーラーシステムモードがあり、天気予報からお湯を沸かしをソーラーシステムを利用するか、

夜間の安い電力を使用するかを自動で選択しています。

またTEPCOの契約は夜間電力が安くなる契約を結んでいます。

更に、ソーラーシステムの電力をポータブル電源(1kWh)に蓄電して日没後に利用しています。

実績とシュミレーションデーター

実績とシュミレーションの違いはこの需要(使用量)と供給を比較します。

◆電気の供給量(年間)

  実績 シュミレーション
  電力量 kwh 費用 円 電力量 kwh 費用 円
発電 7,879 0 6,615 0
買電 2,489 88,989 2,489 101,413
合計 10,369 88,989 9,104 101,413

買電の電気量はシュミレーションも実績を入れています。費用が異なるのは単価が異なるためです。

◆電気の使用量(年間)

  実績 シュミレーション
  電力量 費用 電力量 費用
消費電力 6,802 88,989 7,089 101,414
売電 3,505 -56,085 2,015 -32,240
合計 10,307 32,904 9,104 69,174

*消費電力の費用は、発電の費用が0なので買電の費用が入っています。

◆年間でかかる費用は 年間費用=買電費用ー売電価格

シュミレーション 69,174円
実績       32,904円

実績では、年間で必要な電気代は、32、904円

シュミレーションの半額以下の費用となっています。

まとめ

実際にソーラーシステムを導入するかどうかは、リース代を加味して考えます。

ざっくりでは

総使用電気量×31円ー(リース代+買電ー売電)の計算になります。

この計算をしても実績では年間で約7万円の黒字になります!!

業者のシュミレーションでは14000円の赤字でした。

業者のシュミレーションを鵜呑みするだけでなく実際に自分で検討してみることも必要そうです!

その方が納得がいきますしね!

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