母智丘神社(もちおじんじゃ)は、町田駅から徒歩で10分位の所にあります。芹が谷公園の横にあるこじんまりした神社です。本殿や社殿などがとても近くに感じられる神社です。
原町田商店街周辺の寺社などで行われている原町田七福神めぐりの弁天さまもこちらにいらっしゃいます。
今回は芹が谷公園を散策したあとに、参拝をしました。
・母智丘神社の概要
・境内のようす
・まとめ
頂いた御朱印
今回頂いた御朱印は、下調べしていた通り、同じ敷地内にある宮司さん宅の呼び鈴を押して、宮司さんの奥様にお願いしました。とても気さくに対応をして頂きました。
また手作りのマスクを進めて頂きましたが、購入したばかりでしたので、遠慮させて頂きました。お気遣い有難うございました。
今回頂いた御朱印です。お願いしてから10分ぐらいで頂けました。
境内にある社務所には、兼務神社である多摩市の乞田八幡神社と山神社の御朱印も頂けます。今回、頂いたのですが、まだ実際には、乞田八幡神社と山神神社へは伺えていません。また原町田七福神の色紙なども置いてありました。
母智丘神社の概要
町田の母智丘神社は、大正8年(1919)黒木昇夫妻が宮崎県都城市に鎮座する母智丘神社の御神徳を感得し、御分霊を自宅に勧請して祀ったことに始まります。
鎮座地:東京都町田市原町田五丁目12番11号
創建:1919年(大正8年)
祭神:豊受姫大神(とようけひめのおおかみ)、〈相殿〉大歳大神(おおとしのおおかみ)
豊受姫大神:伊勢の外宮の御祭神で、天照大神の食事を司ります。農耕の神であり、一粒の種子から多くの稲が実る一粒万倍の御神徳があり、商売繁盛・子孫繁栄・安産の神としても信仰を集めています。
大歳大神:豊受姫大神と同じく農耕・商売繁盛・子孫繁栄・安産の神として信仰されています。
境内のようす
街中の細い道が参道です。実際には芹が谷公園の西エリアの一番奥の登り口から登って来たのですが、その道を来ると神社の裏手にでます。西エリアにはトンネルに近い所にもう一か所登り口があります。そちらから来るとこの参道にたどり着きます。
参道を歩いてくると、石の門があります。
あまり見かけない茅の輪(ちがやのわ)が置いてあります。茅の輪の意味が分からなかったので調べてみました。
茅の輪くぐりとは、参道の鳥居などの結界内に、茅という草で編んだ直径数メートルの輪を作り、これをくぐることで心身を清めて災厄を祓い、無病息災を祈願するというものです。 日本神話のスサノオノミコトに由来するといわれ、唱え詞を唱えながら8の字に3度くぐり抜けます。詳しくはこちら
拝殿です。提灯やしめ縄がおしゃれです。
本殿は伊勢の外宮に準えた総檜・銅板葺きの唯一神明造です。近くで見られ、以前参拝した外宮を思い出します。またお伊勢さまに参拝したいですね。芹が谷公園の西エリアの奥の登り口からくると、写真の奥の道にたどり着きます。
手水舎です。
原町田七福神の弁天さまです。原町田七福神は、町田市が市制施行50周年を迎えたときに、原町田の商店街の隆盛発展を願って設置された七福神です。ガイドウォークツアーなどのイベントも行われています。
創建百周年記念樹です。創建が1919年ですので昨年度が創建100年でした。
まとめ
町田の母智丘神社は、その生い立ちから歴史が比較的浅くこじんまりした神社です。でも初めて参拝した私にさえ、身近さを感じさせてくれました。また来たいなと思わせてくれました。