60歳代家をつくる 指摘できない? 立ち合い確認!!

依頼していた家が完成に近づき、引き渡し前の立ち合い確認の連絡が来ました。

当日やることや時間を確認すると、ざっと見て何か問題があるかの確認で、1時間ぐらいとのことです。

でも、そんな短時間で大事な家の確認ができるのでしょうか?

そこで、事前に鍵を借りてゆっくり見ることにしました。

立ち合いは大切なイベントなので、ハウスメーカのペースでなくしっかり行うことがおすすめです!!

我が家の立ち合い確認のすすめかた

お願いしているハウスメーカーから立ち合い確認のスケジュールの提案がありました。

引き渡しの日まで、中10日ある日程です。

不具合点が出ても、これならば修理すことができそうです。

立ち合い確認は、約1時間程度とのことです。

ネットなどでやることを確認すると、とてもそんな時間ではできないと思い、

我々(施主)だけで事前に確認をお願いしました。

手順は

◆立ち合い確認の手順
 ・施主(家族)による事前確認
 ・不具合点、気になる点の報告 施主⇒ハウスメーカー
 ・立ち合い確認(施主、ハウスメーカ)
 ・修理

 ・修理確認

です。

立ち合い確認の準備

新築の立ち合い確認は35年前に一度やっているはずなのですが、全く記憶にありません。

一体どんなことを確認してよいのか分からないので、準備をすることにしました。

ネット記事をチェック

驚いたのは、ネット上の立ち合い確認の記事を載せていたのはほとんど、

ハウスメーカや工務店もしくは家のチェックを仕事をしている会社ばかりです。

良い悪いは別として、購入者でチェックする側の情報がほとんどないことに驚かされます。

チェックする内容を調べてみると、想像以上に色々なチェックをしなければいけません。

素人の我々ができるのでしょうか?

そもそも、ハウスメーカーからは、特にコメントはありません。

悪意で受け取ると、文句を言わず、そのまま受け取れと言っているように聞こえます。

チェックシート作成

そこで、ネット情報を元にチェックシートを作成しました。

ネット情報でチェックしようとすると、とんでもないチェック数の上、できそうもないものもあります。

作成したリビング用のチェックシートです。

このようなチェックシートを各部屋、廊下、風呂、洗面所、トイレ、外構などを作成しています。

リビング
  型名 位置 窓開閉 シャッター開閉 キズ・汚れ
  窓① 16020      
  窓② 16020      
  窓③ 16513 西      
勝手口     位置 開閉 キズ・汚れ  
         
ドア(含収納)   型名 位置 開閉 キズ・汚れ  
  引戸大 カナエルE D32      
  引戸小 カナエルE      
壁紙   型名       キズ・汚れ  
  SP9755          
  天井 SP9755          
  型名 傾き きしみ 浮き キズ・汚れ 平行度
    色エルム          
照明   型名 個数 位置 点灯 連動
  シーリング 対象外 2      
  ダウンライト XAD3210NCE1 2        
コンセント     個数 位置 機能  
  コンセント 100V 8        
  エアコン用コンセント 200V 1        
  アース付きコンセント 100V 3        
  TV端子   1        
  TEL   1        
  インターフォン   1        
  LDK用リモコン本体   1        
  煙感知器   1        
システムキッチン   型名 サイズ 開閉 IH
  クリナップ KT グレインホワイト I型2550        
   扉 カルクグレー          
   取手 ライン          
  食洗器 シルバー      
  コンロ横引き出し シルバー          
  吊り戸?        
床下点検口              

これを確認するには、かなり時間がかかります。

そこで手順にあるように、我々だけの事前チェックを依頼しました。

事前確認の実施

結局事前の確認は、2日間に渡りのべ5時間ぐらいかかりました。

それでも細かいところはチェックできず、通り一遍のチェックです。

◆チェックのようす
 ・図面との整合チェック 気になるところだけ
 ・屋外(外周り)のチェック ざっくり
 ・室内のチェック 細かく
 ・屋根裏のチェック できず
 ・各設備のチェック できず

不具合点7、キズ・汚れ3、気になる点3か所を報告しました。

立ち合いのようす

当日はハウスメーカー側からの説明や報告は一切なく

いきなり、我々が報告した内容から始まりました。

でもこの立ち合いまでに、玄関のタイル貼り、外構は間に合いませんでした!

不具合点の内容と対応は下の表のようです。

不具合点 対応
図面からの寸法違い 2 修正
システムキッチンの隙間 2 修正(未工事)
窓枠の浮き  1 修正
壁紙  1 ようす見 修正は別途保証で
窓枠シート残り  1 修正
床材色違い  1 そのまま

現場監督は、当初、窓枠の浮き、壁紙の隙間、床材の色違いは、頭ごなしに

これはこんなもので、問題ないと主張しています。

知識も経験もないので、その語気に負けそうです。

結局ハウスメーカの営業が間に入っての調整となりました。

壁紙の隙間はその後ネットで確認すると

ほぼ同じ状態のものが、不具合点として指摘されています。

壁紙の貼り合わせの部分に隙間・・時間が経つと落ち着くので?それでも隙間があれば、別途保証で修理となりました。

窓枠の浮き 修正後の写真です。ネジの締めが強いか寸法違いで浮きが生じていたが、修正後は浮きが小さくなっている。

床材の色違い 部屋に入ると、隅だけ色違いに見え指摘しましたが、これはこのような仕様とのこと・・

折角作ってくれたので、最後もで気持ちよくすすめたいものです。

ちなみに、気になる点は全て取り下げ、キズ、汚れは修正の判断でしたが、修正されていたのは2箇所のみでした。

まとめ

寸法違いの2箇所も我々が指摘しなければ、そのままだったのではないでしょうか!?

一つは猫のトイレ置き場の高さが低くつくられていました。

もう一つはホスクリーンの間隔がが短くつけられていました。

残念ながら、ハウスメーカーを信じて、言いなりでのチェックでは、後で後悔しそうです。

納得のいくチェックを行う必要があります。

立ち合い確認は、出来上がり間近で嬉しいイベントで合って欲しいのですが

かなりプレッシャーがかかるイベントになってしまっているのが残念です。

 

 

 

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