中国の貨幣事情 現在流通しているコイン

2000年から2015年までの約15年間、仕事で中国に通っていました。 そのうち3年間は、100日を超えており中国で生活をしている状態でした。その時の名残で、家には中国のお金があります。紙幣については以前投稿しました。

今回は、コインを中心に中国のお金事情について改めて調べてみました。

 

コンテンツ
・人民元/円の為替レート
・中国のお金の概要
・現在流通しているコイン
・まとめ

人民元/円の為替レート

2020年1月6日の為替レートは1元15.52円です。これは、2000年以降ではほぼ平均的な値です。

人民元は多くの主要国通貨と異なり、中国政府及び中国人民銀行がコントロールしている規制通貨であり、対米ドルで極端に大きな変動はしない特徴を持っています。

人民元/円の為替レートの推移(年次)

人民元/円の為替レートの推移(5年毎)

年度 1980年 1985年 1990年 1995年 2000年 2005年 2010年 2015年 2020年
レート 円 151.29円 81.68円 30.32円 11.26円 13.01円 13.45円 12.96円 19.44円 15.52円

世界の経済ネタ帳より

振り返ってみると中国の国力の増強の歴史がみられます。1995年以降は、ほぼ横ばいですね。

中国のお金の概要

中国の基本的な通貨の単位は人民元(元)ですが、元以外にも通貨の補助単位として、角と分があります。

元と角と分の関係は、

1元 = 10角 = 100分

人民元の一般的な中国語表記は、“人民幣 rénmínbì”です。人民元の国際的な略称としては「CNY」と「RMB」が使われています。

CNYは中国の通貨単位「人民元」を表す略称です。CNがChinaを意味し、Yが“元 yuán”を意味です。主に銀行、両替所などで他の通貨との為替レートとして使われています。

RMBも「人民元」を意味する略称です。“人民幣 rénmínbì”(人民元)の頭文字をとった略称です。

中国の紙幣:中国の主な紙幣は100元、50元、20元、10元、5元、1元、5角、2角、1角の9種類になります。
詳細は、「中国(人民元)の古い紙幣」を参照してください。

中国の主な硬貨(コイン)は1元、5角、1角の3種類になります。5分硬貨、2分硬貨、1分硬貨もありますが、現在ほとんど流通していません。2000年から2015年の間中国に行っていたときも見た記憶はありません。

発音:発音はピーインで、元 yuán 角 jiǎo 分 fēnです。中国の日常会話では、“元”の代わりに“块 kuài”を、“角”の代わりに“毛 máo”が使われています。

現在流通しているコイン

現在実際に中国で流通しているコインは第3次流通硬貨と第4次流通硬貨です。実は初めのうちは、第3次流通硬貨と第4次流通硬貨があるのを知らないで使っていました。おなじコインと思ってよく見ると同じ1元でも2種類あるのに気が付きました。

第1次流通硬貨:80年代以前によく使われていた貨幣です。5分・2分・1分の3種のアルミのコインです。現在はほとんど使われていないと思います。日本では高額で取引されています。

第2次流通硬貨:1980年から86年まで発行されていたもので、発行枚数が少なかったこともありますが、ほとんど流通しなかったようです。中国の関連書籍にも、主には旅遊記念品として国外向けに発行されたと書いてあります。

第3次流通硬貨:1990年代に発行された3種で、第3次流通硬貨と称されています。

1元硬貨です。鉄のニッケルメッキで磁石にでつきます。持っている1元コインでは、10%ぐらいがこのコインです。第3次流通硬貨までは中華人民共和国の文字があります。第4次からは中国人民銀行の文字になっています。

私のもっている第3次流通硬貨の1元硬貨の中で1個不思議な硬貨があります。写真の2個の1元硬貨は1994年の硬貨ですが、右側の硬貨は、色が違います。実は左は多くの1元硬貨と同様に磁石につくのですが、右側の硬貨は磁石につきません。恐らく材料が違うのでしょう。偽物か、このような硬貨が発行されていたのかは確認がとれていません。

5角硬貨です。黄銅貨のコインです。

1角硬貨です。アルミの硬貨です。

第4次流通硬貨:現在、中国で発行されている3種の現行コインです。2000年代になってから発行され、第4次流通硬貨と呼ばれます。

1元硬貨です。鉄のニッケルメッキで磁石にでつきます。

5角硬貨です。大きさは、以前の5角黄銅貨と変わりません。この硬貨は磁石にくっつきます。鉄にを黄銅メッキしたものですかね。

1角硬貨です。写真は鉄のニッケルメッキで磁石につきますが、こちらはニッケルの1角硬貨もあるのを確認しています。2005年以前のものはニッケルのようです。

大きさの比較をしてみました。1元硬貨は意外と大きいです。

中国人民銀行は、2019年8月30日、2019年版第5世代人民元の紙幣と硬貨を発行しました。紙幣は50元、20元、10元、1元の4種類、硬貨は1元、5角、1角の3種類です。今回は、100元、5元紙幣の発行はありませんでした。今後これらの紙幣やコインが流通すると考えられます。

まとめ

今回以前頻繁に中国に行って家にたまっている中国コインを調べてみました。想像以上に色々面白いことが分かり愛着が湧きました。

知識を持つことは、より深い理解や愛着に繋がることを再確認しました。

0

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です