最近の物価の高騰は半端ではありません。全てのものが値上がりしています。
年金生活者はマジで厳しい状況です。
株式投資歴は、30年近くなります。
昨年からNISAで盛り上がっていますが、これを機に株の入れ替えは行っています。
昼食は外で食べることが多いので、株主優待で補填できないかと考えています。
1000円の昼食を週2回外食する人に対して
株主優待でどれくらい、食事代が補填できるか計算してみました。
条件は、年金生活者の私のお昼ご飯事情を反映しました。
約260万円の投資で年間で53%の補填が可能です!!
もちろん投資した株式は、株価が上がることもあるし、別に配当が出る場合もあります。
1000円の昼食を週2回外食する費用は、年間で104、000円です。
計算はこの費用に対し、どれくらい株主優待で補填ができるかです。
銘柄は我が家が愛用しているものです。
銘柄 | 株価 | 株数 | 必要費用 | 優待金額 | 利回り |
すかいらーく | 247,900 | 300 | 743,700 | 10,000 | 1.3% |
アトム | 66,300 | 500 | 331,500 | 10,000 | 3.0% |
吉野家 | 295,750 | 200 | 591,500 | 10,000 | 1.7% |
DD | 128,600 | 200 | 257,200 | 9,000 | 3.5% |
SFP HD | 219,100 | 100 | 219,100 | 8,000 | 3.7% |
トリドール HD | 376,100 | 100 | 376,100 | 6,000 | 1.6% |
壱番屋 | 99,400 | 100 | 99,400 | 2,000 | 2.0% |
合計 | 2,618,500 | 55,000 | 2.1% |
必要費用は260万円、優待金額は55、000円で優待のみの利回りは2.1%です。
銘柄の多くは多くの街にあるお店です。
すかいらーく:ガスト、バーミアン、アトム:ステーキの宮、吉野家:吉野家、DD:和カフェyusoshi、SFP:鳥良、磯丸水産、トリドールHD:丸亀製麺、壱番屋:CoCo壱番屋などです。
年金生活者が株式投資を行う狙いは、少しでも生活水準を維持、向上させたいからです。
NISAを使わないと、配当や売却益の20%が税金として必要になります。
NISAではこの税金が非課税となります。
配当や売却利益が10万円あると、今までならば、約20、000円が税金でしたが
NISAを使うとプラス20、000円の利益です!!
旧NISAが5年でこの特典が無くなるのに対して
更に新NISAでは、生涯この特典が続きます。
生涯枠の1800万円は、少額投資者にとっては問題ない額です。
一般的な投資の目的の多くは以下の3つです。
・株価の上昇による売却益
・高配当株による配当益
・株主優待を楽しむ
もちろん、支援したい会社の株を買うという視点もありますが、
多くの投資家は、資産を増やすという目的です。
株価の上昇が大きい株式は、多くの利益を期待できますが
逆に乱高下する確率は高く、株価ダウンする場合もあります。
マイナスを作りたくない私みたいな年金生活者は、
株価自体の安定性を優先したいので、高配当株や株主優待がある株式を好みます。
高配当株とは
高配当株は配当益が3~4%以上の株のことを指しています。
現在高いと言われているネット銀行ですら利子は0.1~0.5%なので
高配当株の3~4%は高利率です。
安定した会社の高配当金を狙う人は多くなっています。
株主優待がある株式は、総合利回り(配当利回り+優待利回り)をチェックすることになります。
魅力的な株主優待がある株式には幾つもメリットがあります。
◆株主優待がある株式のメリット
・総合利回が高い株をえらべる
・株価が下がりにくい
・長期に保有すると更に優待がアップする
・株を楽しむことができる
総合利回りは株式によっては100%を超えるものもあります。
もし優待を効率よく使うことができれば、とても有効な投資になります。
でも優待が高価なものは、上手く使えないことも多いので注意が必要です。
利回りを気にする人は総合利回りを計算して比較しましょう。
ただ、株主優待の場合は
優待を効率的に上手く使えるかがポイントになります。
いくら見かけの利率がよくても、不要な優待では全く意味がありません。
利回りが同じで有効に優待が使えるならば、個人的なおすすめは株主優待株です。
理由は株を楽しむことができるからです。
配当金はちゃんと管理しないと埋もれてしまいますが、株主優待は楽しみがあります!
特ににおすすめなのは、飲食店の株主優待です。
いつも愛用しているお店で優待が使えれば最高です。
無駄にすることはないし、益々そのお店をすきになることができます。
約260万円の投資で、昼食の外食の約50%を補填ができる
ことができることが分かりました。
また、これらの株の多くは長期では株価が上がっているか維持をしています。
リスクは0ではありませんが、普通預金ではこんなメリットは得られません。
年金生活者も色々と工夫しながら、物価高騰に対抗していかなければいけません!