我が家は約23年前にキットのログハウスを白州の里山にセミセルフビルドしました。
セルフビルドのよいところは、メンテナンスも自分で簡単にできることです。
メンテナンスの一つに外装の再塗装があります。
定期的に再塗装をしていると、作ったときとほぼ同じ見かけを維持してくれます!
塗装は一度に行うと大変ですが、各面を分けると短時間でできます。
時短のためのおすすめの道具も紹介します!
我が家は約23年前に、キットのフィンランド製のログハウスを作り始めました。
メーカは今はないビアンカのカレリア28というモデルです。
広さは、27.87㎡(8.44坪)、屋根付きテラス7.92㎡(2,4坪)の平屋です。
素人でもセルフビルドがしやすい、平屋で屋根に傾斜のないモデルを選びました。
ログハウスの外側は塗装を行い、室内は塗装なしです。
外装の再塗装は、20年間で4回ほど塗っています。
何度も塗装しているおかげて、外装は作ったときからあまり古くなった感じはしません。
ログハウスは再塗装を定期的に行うと古さを感じさせず、段々と味が出てきます。
ログハウスの最初の塗装は木が塗料を吸い込み量が多いのでしっかりと塗り込みます。
それでも、最初の再塗装は早め3年ぐらいが目安です。
その後の再塗装は5~8年ぐらいではないでしょうか。
でも実際には、外観に痛みが出る前の塗装するのが正解です!
このように塗料が剥がれる前に再塗装がおすすめです。
◆我が家のログハウスの塗装周期
最初の塗装(2度塗り)
5年後 再塗装(再塗装1回目)
13年後 再塗装(再塗装2回目)
18年後 正面再塗装
19年後 右面再塗装
20年後 裏面再塗装
22年後 左面再塗装
最初の再塗装は5年目で、やや遅めでした。
再塗装の1、2回目は一度に全面を塗装しています。
再塗装の3回目は、1年に各面1ケ所を塗装することにしました。
小さなログハウスですが、一度に塗ろうとすると
素人なので2人がかりで、洗浄して養生して、塗装をすると最低でも4日はかかります。
なかなかハードな作業です。
そこで考えたのが、4面ある各面を1面ずつ、毎年塗装する方法です。
これならば時間的にもハードではないので、プレッシャーはありません。
◆時間をかけない再塗装のスケジュール
1日日 塗り面の洗浄
2日目 養生⇒塗装
ログハウスの1面なので、これならば負荷は小さい目です。
使用しているのはキシラデコールのピニーです。
キシラデコールは防腐・防カビ・防虫効果があり、紫外線や雨風から木材守ってくれます。
ログハウスなどの外壁への使用はおすすめです。
とは言っても、何年も雨に当たっていると段々傷んできます。
やはり4~5年に一度程度は再塗装するのがおすすめです。
コストパフォーマンスもよく、最初に16L缶を購入して、
現在これがほぼなくなっているので1回で使う量は3~4Lです。
4L缶で1万円以下です。
塗装は、使い易い道具をしっかり揃えてスタートすると楽して、効率化できます。
しっかり準備しましょう。
高圧洗浄機
高圧洗浄機があると洗浄が極端に時短できます。
というか、無いとどうやって洗浄してよいか分かりません!
塗装ローラーとつなぎ手
再塗装のときは、足場を組まず、高いところは脚立を利用します。
刷毛を握って毎回脚立を登ると大変な作業になります。
絶対におすすめなのは、つなぎ手を使ってローラーで塗ることです。
上手く濡れないところだけを刷毛で塗ります。
それでも塗り難いところはあるので、
完璧を求めないことも結果として、きれいな外装を保つことになります。
塗装用マスキングテープ
これも大切です。テープが付いたビニールです。
簡単に養生ができます!
百均なんかでも売っています。
塗料皿と缶
塗るときは、ローラーと刷毛を使います。
刷毛で塗るときは、塗料を缶に入れて塗ると効率がよく
ローラーの場合は皿がおすすめです。
今年、2025年は、ログハウスの4面目のサイドの再塗装が完了しました。
今年再塗装したところを中心に塗装のようすを紹介します。
塗装の道具
我が家の塗装道具を並べてみました!
これだけ揃えれば、再塗装に困りません。
他に、高圧洗浄機、養生テープ、ブルーシート、脚立などは必要です。
正面のようす
4年前に再塗装した正面ですが、塗装はほとんど傷んでいません。
裏面のようす
裏面の塗装にはローラーとつぎ手が大活躍しました。
ローラーで塗ったあとに脚立を使って細かい部分を塗りました。
側面の塗装のようす
最初に高圧洗浄機で洗浄します。
塗料がおちても大丈夫なように養生をします。
ローラーとつぎ手を使って塗った後に、細かいところを刷毛でぬります。
再塗装した翌日のログです。きれいに塗れています!
費用をかけずに、ログハウスで田舎暮らしをしたい人は、
2階建てや屋根の傾斜がきつい建物はおすすではありません。
足場を組む必要がでてしまうからです。
外装の塗装は、建物の老朽化から守ってくれます。
しっかり行うと、いつまでも古くならず味も出てきます。
今回紹介した方法や道具が参考になると嬉しいです!
よい田舎暮らし、ログハウス生活を楽しみましょう。