相撲ファンで厳格な相撲の世界が好きな人は、この漫画はおすすめではありません。
強いもの、豪快なもの、痛快なものが好きな人は楽しめる漫画です。
ああ播磨灘は、とても強く、傍若無人の横綱播磨灘が暴れる痛快な漫画です!
ああ播磨灘の作者は、さだやす圭さんです。なんと孫六を初め多くのスポーツ漫画を執筆しています。
ああ播磨灘は、1991~1996年にモーニングに連載されています。単行本は全28巻です。
連載当時は、若貴ブームや小錦などが活躍した。大相撲の人気が凄かった時代です。
播磨灘は漫画開始当初から横綱で登場します。
負けたら引退すると公言して、そこから快進撃が始まります。
同時にお面をかぶって入場したり、負かした力士に暴言を吐くなど傍若無人さは冗長していきます。
子供の頃から相撲ファンでTV観戦歴は50年を越えています。
相撲自体には神聖さを感じながら、
ああ播磨灘の傍若無人さにも魅力を感じます。
こんな相撲ファンで漫画ファンの人は多いのではないでしょうか!
参考マンガペディア
播磨灘 (はりまなだ)
主人公の播磨灘です。物語は播磨灘が横綱昇進後の初土俵で、双葉山の69連勝を破ること、一度でも負けたら引退することを宣言したことから始まります。
前田 亜希子 (まえだ あきこ)
播磨灘の嫁さん。能面を被って突然の雷光部屋に現れ、播磨灘へ嫁入りした。奇行はそのときだけで、その後は常識人のように描かれている。
八田 登 (はった のぼる)
九州玄界組の組長。播磨灘の豪快さ、強さに魅了され心酔していく。やがてヤクザから足を洗い播磨灘をサポートする。
太刀風 (たちかぜ)
心技体揃った大横綱、途中播磨灘を破ると思えたが・・
北道山 (ほくどうざん)
身長2mを超える怪力力士。当初横綱であったが、播磨灘に言われ横綱を返上大関として土俵に立つが・・
大江川 (おおえがわ)
角界一の才能の持ち主と言われた横綱だが、メンタルに問題があり、播磨灘と良い相撲をとるが・・
富嶽 (ふがく)
ハワイ出身。体重250kgの巨漢大関。小錦をイメージした力士。
玉嵐 (たまあらし)
小兵の大関。鍛えぬいた鋼のような肉体と高いスタミナが武器。
若不動 (わかふどう)
不動明王を信奉している大関。播磨灘にもて遊ばれる。
天山 (てんざん)
大学相撲でタイトルを総なめにした巨漢力士。播磨灘に敗れると、雷光部屋へ押しかけ、播磨灘の稽古相手をしながら自らを鍛えた。
天山に多くの紙面が費やされており、重要なキャラクター。
ここで紹介した以外にも多くの個性的な相撲取りや人物が登場します。
播磨灘の仮面
土俵入りするときに播磨灘が着ける仮面です。これら以外にも多くの仮面が登場します。
亜希子が能面を被って
唐突にこの姿で現れます。
北道山との取組
横綱北道山とのの取組も見ごたえがあります。
最後は播磨灘が・・
富岳のさばおり
富岳が封印していたさばおりを解禁する。播磨灘は勝負にはかったが、腰をいためるが・・
怪物天山
怪物天山は播磨灘に負けるが
雷光部屋へ押しかけ稽古相手になる
化粧まわしをつくる
八田は化粧まわしを作ろうとするが上手く行かず、ところが・・
プロレスラーとの闘い
ブロディーは播磨灘の綱を持っていってしまう、播磨灘が取り返しに行き戦うことに
太刀風との死闘
太刀風との闘いは見ごたえいっぱい
播磨灘が負けた!と思ったが・・
播磨灘の豪快さや痛快さはとても魅力的です。
でもこの漫画の魅力はそれだけではなく、多くの個性的な登場人物でもあります。
相撲取りはもちろん、脇を固める谷町や各力士の関係者など個性的で魅力的な人たちが登場します。
あまり構えずに楽しむのが播磨灘の読み方です!