昨年の4月の末に、バセドウ病が発覚してから1年4ヶ月が経ちました。昨日病院に行って血液検査をした結果、主治医の先生より、投薬を中止してみますかとの診断がでました。
先生曰く、最少量で1年経って、バセドウ病の指標がコントロールされているとのことでした。実際のところは、基準値を超えたり、下回ったりしている部分もあります。バセドウ病は、中々完治は難しく、再発も多いと聞いています。これからどうなるのでしょうか?
・投薬を止めるタイミングは?
・最近の気になる体調は?
・まとめ
血液検査の結果
65週間後の血液検査の結果です。一番右側の列が今回のデータです。
表の赤字はバセドウ病で基準値の範囲を超えているところです。青字は、薬(メルカゾール)が効いて甲状腺機能低下症のような症状がでているところです。
今回は65週目の検査です。今回は、FT4、FT3、TSH、TRAbの4つの指標とも基準値内に入り、先生からも安定していますねとコメントを頂きました。体調も前回の検査時よりは改善している感じです。
投薬を止めるタイミングは?
投薬治療で薬を止めるタイミングはどうやって決めているのでしょうか?
まずは、甲状腺の病院のHPを確認してみました。
伊藤病院HP抜粋
「内服治療は最短で2年程度はかかり、それよりも長い期間の内服を要する場合もあります。最小量の服用で半年以上甲状腺機能が正常に保たれていれば、薬の中止を検討します。中止後、甲状腺ホルモンが再上昇(再発)することもありますので、状態を定期的に確認することが大切です。」
岡本甲状腺クリニックHP抜粋
「抗甲状腺薬の場合、1~2か月後には甲状腺ホルモンはほぼ正常になります。その後徐々に服用量を減らし、2~3年経つと約半数の方は薬を中止できます。ただ、服薬を中止できたあとも、1年以内に3割程度の方が再燃し、薬の再開が必要になります。1年以上経ってから再発してくる方もあります。」
投薬を止めるタイミングは、投薬期間と最少量で安定している期間のようです。
私の場合は、投薬治療を初めて、1年4ヶ月なので、伊藤病院の内服治療は最短で2年程度に比べるとやや短い感じです。昔から薬がよく効く体質で、少しの薬で効きすぎる記憶がありますが関係があるのでしょうか?
5ヶ月目には、メルカゾールが最小量に1日おきの1錠(5㎎)になりました。44週目に少しTSH値がオーバーしたのを目をつぶれば、約9ヶ月安定しているということのようです。厳密に考えると、3ヶ月ですが・・。
心配なのは、岡本甲状腺クリニックHPの記載にもあるように、1年以内に3割程度の人が再燃することです。先生の話でも、再燃するので定期的な検査が必要で、3ヶ月目ぐらいが一番多いと言っていました。
通常は、ここからは、3ヶ月に一度、検査をするようですが、再燃するなら早めにキャッチしたいので2ヶ月に一度検査して貰うことにしました。
最近の気になる体調は?
バセドウ病の治療薬であるメルカゾールは、調べると重いものか、軽いものまで非常に多くの副作用があります。私の場合は重篤なものはでていないようですが、気になる症状は、幾つかあります。
股関節や腰が痛い:これが一番気になっています。メルカゾールの量が多い時は膝関節が痛かったのですが、これは無くなりました。以前から調子の悪かった股関節や腰は酷くなっています。夜は痛くて目が覚める時もあります。特にひどくなる運動などはやっていないので、副作用かな?と考えています。
疲労感:以前よりは疲労感を感じことは少なくなったのですが、発病する前の比べると疲れやすいのが続いています。特に体を動かした後は疲労感が大きいです。年齢によるものかもしれません・・
喉が詰まった感じがある:疲労感が大きいときに、特に感じます。喉が詰まった感じがあり、少し息苦しいのです。
声が枯れる:更に疲れがたまると声が枯れてきます。これは発病前は感じなかった症状です。
足がむくむ:風呂にはいると分かるのですが、足がむくんでいます。バセドウ病の初期よりは酷くはないのですが・・
どの症状も、もしかするとバセドウ病やメルカゾールの副作用とは関係ない可能性があります。ただ病気を発症したことで、これらの症状に敏感になったことは間違いありません。
まとめ
手放しでは喜べないところもありますが、投薬を止められることは1歩前進です。これで現在感じている体調の不調も改善すると更によいです。
また反面、多くの方が、再燃しているようなので、そうなっても焦らずに対応していきたいと考えています。