エコキュートを最適設定をすると どれ位の費用削減できるの？！

我が家は昨年３５年住んだ家を建て替えました。

建て替えに合わせて、物価高騰に対抗するために、ソーラシステムとエコキュートを導入しました。

ところが、冬になると急に電気使用量が激増しました！

調べてみるとエコキュートの設定が悪いのが原因の一つでした。

ソーラシステムにマッチしたエコキュートに設定をするとかなりの省エネが期待できることが分かりました。

我が家の実績を紹介します！

エコキュートの理想の設定は

我が家は昨年の家の建て替えのタイミングでエコキュートを導入しました。

お風呂や給湯器、エコキュートはハウスメーカーのセット価格の中に入っています。

ハウスメーカから、エコキュートの設定はそのままでも問題ないと言われていました。

ところが、１２月になり寒くなると、電気料金が爆上がりしてきました。

少しでも費用削減できないかと、設定を確認すると

全くエコキュートの利点が反映されていないことが分かりました。

◆エコキュート利用の利点は２つ

エコキュートは安い夜間電力を利用することで費用削減をします。

ソーラーシステムを導入したときは、晴れの日は昼間のソーラーからの電力を利用します。

雨の日は、夜間電力を使用することになります。

我が家のエコキュートの設定

エコキュートでお湯を沸かすタイミングを最適化することで、

かなりエネルギー費用の削減が期待できることが分かりました。

この設定がされていませんでした。

一つ目は、電力単価が安い夜間電力の利用です。

我が家はＴＥＰＣＯのオール電化のプラン「スマートライフS」を利用していました。

このプランは夜中の１時から朝６時までが電気料金がやすくなります。

まずは、エコキュートがお湯を沸かす時間をこのプランに合わせました！

もう一つは、エコキュートにはソーラーシステムに合わせて運転することができます。

ネットにつないで天気情報を得ることで、太陽光が少ないときには、契約した夜間電力を使用します。

天気が良い時は、夜間電力を使用しないで、昼間のソーラーシステムの電力を使用します。

こちらも少し苦労しながら設定を完了しました。

省エネ効果は微妙な感じ

省エネ効果をまとめてみると

省エネ効果は約２、０００円と微妙な感じです。 

冬の季節のソーラーシステムの売電額が４、０００円ぐらいと考えると

エコキュートだけで２、０００円の削減はそれなりの効果かもしれません。

＜計算の詳細＞
上述した２つの設定を行う前後での変化を確認してみました。

１／８は以前の設定、１／２９は２つ問題点を修正した設定です。

◎施策前後の電力量の比較

ざっくりでは買電が７ｋWh減っています。

この計算には色々と他の要素が含まれています・・

◎午前１～６時の消費電力使用量

１日の電力で比較すると、日によって消費電力や発電量が違うので、

エコキュートがソーラシステムや夜間電力を使うことで、どれ位電力が減るか考えてみました。

問題点を改善後の１月２９日の消費、発電、買電、売電のようすです。

この日は天気が良かったので、赤丸内の夜間電力は使用していません。昼間のソーラーの電力をエコキュートに使用しています。

◎ソーラー利用による削減

昼間はソーラー電力を使用しており買電は、ほぼ０です。

逆にその分売電量が減ることになります。

施策前後で１日当たり、買電は４．２４ｋｗｈ、売電も４．２４ｋｗｈ減ります。

これに、買電価格 ３５．７６円／ｋｗｈ、売電価格１６円／ｋｗｈを計算すると

１日当たりの削減　８３．７円

１ヶ月当たりの削減　１，６７５円（２０日間晴れると想定）

◎夜間電力使用による削減

残り１０日間は、夜間の電気　２７．８６円を使用します。

１日当たりの削減　３３．５円

１ヶ月当たりの削減　３３４円（２０日間晴れると想定）

と計算できます。

まとめ

最近の物価の高騰は半端ありません。

エコキュートの設定だけでも４，０００円／月削減できると

とても有り難いです！

現在のソーラーシステムは売電単価が落ちており、自分で使用する方がコストパフォーマンスが圧倒的によくなります。

このため、費用削減のために昼間の内にポータブル電源に蓄電して夜使用しています。

これからも色々と工夫して省エネしていく予定です！