韮崎ICから車で5分の茅が岳の麓にあるのが鉄道展望公園です。なんといっても公園の正面に見える鳳凰三山と甲斐駒ヶ岳は圧巻です。
ここからは富士山展望と少し歩くと八ヶ岳も見ることができます。公園の名前の由来になっている韮崎の夜景も見ることができる展望公園です。
写真好きの人にはおすすめのスポットです!
韮崎インターで降りて昇仙峡グリーンラインで、茅が岳登山口の方向に走り宮久保の交差点を左折して少し走ると左側に公園が見えてきます。車で5分ぐらいで到着します。
電車で行く場合は、JR中央線韮崎駅からタクシーで約10分です。
余談ですが、昇仙峡グリーラインを走って行くと、茅が岳の登山口にある駐車場の横を通ります。この登山口の標高は約1000mあります。この道は更に登っており、恐らく標高1200mを越えた標高まで登っていそうです。
更に最高地点から下っていくと昇仙峡に着きます。韮崎インターから昇仙峡までは約20kmぐらいです。
住所 韮崎市穂坂町宮久保3144-1
駐車場 5台
トイレあり
山梨県観光協会の銀河鉄道展望公園のサイトはこちら
ネット上の記事や写真をみると、以前は展望台があったようですが、現在(2022年11月時点)は展望台はなくなっています。
公園は、こじんまりしています。芝生の中に幾つかのテーブルとイスがありくつろげます。
公園の中央部です。丸く配置された椅子が設置されています。
この2枚の写真でほぼ公園の全域を網羅しています。車の後ろにあるログハウスはトイレです。後ろは南アルプスの鳳凰三山と甲斐駒ヶ岳です。
公園内に、この公園の由来が書かれています。ネットの記事と合わせると以下のようです。
この公園の由来は、保坂嘉内(かない)と宮沢賢治の関係からです。
保坂は、宮沢とともに盛岡高等農林(現岩手大学能楽部)で発行された同人誌アザリア中心人物です。
その保坂は韮崎の出身です。
保坂が中学1年生の時(1910年)、南アルプス上空ハレー彗星をスケッチに残し
「銀河を行く様に似て遥か虚空に消えにけり」という言葉を書き添えています。このスケッチを宮沢賢治が影響を与え、童話「銀河鉄道の夜」につながったといる説があるとされているようです。
公園から見えた景色
この公園は、小さいながら見られる景色は抜群です。正面の南アルプスの鳳凰三山と甲斐駒ヶ岳、東には富士山、正面の眼下には韮崎の街です。
そして西には八ヶ岳があるのですが、厳密には公園からは見えていません。公園の看板には八ヶ岳が見えていると書かれているのですが、恐らくは展望台があったときは、そこから見えていたのかと考えています。
でも公園から木の間にみえたり、道路からわずかに見えたりしています。少し歩くときれいに見えそうです。
左が鳳凰三山、右が甲斐駒ヶ岳です。
地蔵岳のオベリスクも見えています。
町自体の明りも魅力的ですが、銀河鉄道に結びついた、七里岩の上を走る中央本線の明りが幻想的です。ネット上には夜景と中央本線の明りが投稿されています。
公園から富士山も見えます。時間帯によって色々な姿を見せてくれます。
公園の前の道路から、西側に八ヶ岳が見えています。
銀河鉄道展望公園の夜景もふくめた動画はこちら
最近は、山頂の眺めがよいと言われる低山に登り、眺望があまり良くないことが続いています。山頂に生えている木や草が育って眺望を妨げていることが多いのが原因です。
銀河鉄道展望公園はとても景色がよく、訪れる度に色々な景色を見せてくれます。山好きの人や、写真好きの人にはおすすめのスポットです。