紅葉と水晶探し楽しめる 気軽に歩ける特別名勝 御嶽昇仙峡

特別名勝が気軽に楽しめるのが、昇仙峡です。今回は歩行距離5.2km、約2時間で往復できるコースを歩いてみました。

このコースは、昇仙峡で人気のコースです。遊歩道で覚円峰を横に見ながら、石門を通り昇仙橋、仙娥滝を見て最後に水晶街道を楽しめます。

また、このエリアは水晶がが多く産出され、水晶を色々な方法で楽しむことができます。

特別名勝の御嶽昇仙峡

文化庁のサイトによると名勝とは、「文化財保護法」では,「庭園、橋きょうりょう梁,+、峡谷,海浜、山岳その他名勝地で我が国にとって芸術上又は観賞上価値の高いもの」のうち、重要なものとされています。

令和4年現在、その総数は427件です。

そのうち、わずか36件が「特別名勝」の称号を受けています!

御嶽昇仙峡は、1953年に特別名勝に指定されています。

特別名勝は、北海道・東北地方で3件、関東でも3件、中部地方で6件、近畿地方17件、中国・四国地方4件、九州・沖縄3件です。

御嶽昇仙峡と同じ中部地方では、上高地、富士山、黒部峡谷、兼六園、一乗谷朝倉氏庭園です。どれも素晴らしい場所です。

特別名勝の御嶽昇仙峡がいかに素晴らしい場所かは、これだけをとっても分かります。

昇仙峡は、特別名勝の他にも、日本遺産に認定されています。また日本五大名峡でもあります。

更に仙娥滝は日本の滝百選に選ばれています。

今回のコース概要

今回のコースは初めて昇仙峡を訪れる人や、時間をあまりかけずにのんびりと渓谷、滝、紅葉などを楽しみたい人におすすめのコースです。

アクセス

昇仙峡

 

車が便利ですが、シーズン中の休日の駐車場はかなり混むようです。

公共交通では、JR中央本線 甲府駅から、南口の4番乗降口から昇仙峡行きのバスで昇仙峡口まで約30分、フリーライン駐車場約40分、滝の上までは約60分です。

また昇仙峡に到着したら循環乗合バスが便利です。

昇仙峡のコースのイメージ

この地図は昇仙峡観光協会のサイトにあります。昇仙峡観光協会のサイトは充実しているので観光の際はチェックすることをおすすめします。

特別名勝である昇仙峡は、長潭橋から仙娥滝(せんがたき)までは約5kmの遊歩道が整備されています。

仙娥滝からは180段の階段があり、上りきるとお店が並んでいる水晶街道があります。長潭橋から歩いても6km弱です。

また昇仙峡入口の長潭橋の標高が501m。昇仙峡の中心地点の県営駐車場の標高が615m。仙娥滝の標高が720m。荒川ダムの標高が820mです。

一番長いコースを歩くと標高差は300mで歩く距離も12kmぐらいになります。

◆おすすめのコースは!

もっと気軽にいい所だけをゆっくり楽しみたい人におすすめなのが、今回のコースです。

グリーンラインの県営駐車場に車を停め、遊歩道を歩きながら昇仙峡に一番の見どころであるエリアを楽しみます。その後水晶街道でパワースポットやお店を楽しみます。帰りは同じ道を戻ってくるコースです。歩行距離は5.2km 標高差150mで更に手軽なコースです。

また、滝の上のエリアに車を停め、下りながら、景色を見て帰りはバスで戻ってくるのもおすすめのコースです。

今回のコース概要

グリーンライン県営駐車場 ⇒ 遊歩道 紅葉・覚円峰 ⇒ 石門 ⇒ 昇仙橋 ⇒ 仙娥滝 ⇒水晶街道

復路は同じ道を逆に下りてきました。行動時間 約2時間でした。

注意!!

2021年12月に夢の松島付近の遊歩道で直径約3mの落石があり、一時通行止めになっていましたが、2022年11月末までは迂回路ができています。それ以降は落石を取り除く工事があり再び通行止めになるようです。訪れる人は情報を確認しましょう!

昇仙峡のおすすめコースはこちらのサイトが参考になります。

コースのようす

残念ながら、今回のコースは、2022年12月から落石処理の工事が始まり暫くは通れないようです。

グリーンライン県営駐車場から少し歩いくとすぐに、花崗岩の山が見えてきます。左は食事処の一休です。

残念ながら遊歩道の入り口付近のお店は寂れています。それでも数軒のお店が開いてお客さんを呼び込んでいました。お店の前には写真のような綺麗な石が並んでいるお店が多いのが、このエリアの特徴です。

暫く歩くと遊歩道が落石で通行止めになっており、川側に迂回する仮設の階段がつくられています。

迂回路はこんな感じです。

迂回路からも覚円峰(左)が見えてきます。

再び遊歩道に戻ると紅葉がきれいです。

こちらは紅葉の赤い紅葉です。

昇仙峡の象徴の覚円峰です。

遊歩道を更に歩くと石門に着きます。この辺は人が多いので写真をとるなら平日がおすすめです。

石門を越えるとすぐに昇仙橋が見えてきます。 

昇仙橋から見た渓谷のようすです。

昇仙橋から先の遊歩道は花崗岩をくり抜いたような道になっており、パワースポットの祈願で天井や壁のコインが埋め込まれています。

仙娥滝です。なかなかの迫力です。ここも昇仙峡の代表的なスポットです。この先は180段の階段になっています。

仙娥滝の滝の上は意外と穏やかな感じです。中央の部分から滝が落ちています。

仙娥滝から階段を登ると水晶街道です。ここにはパワースポットやお店が並んでいて賑わっています。写真は池に配置された七福神の前にある受け皿に願いを込めて宝石を投げ入れることで願掛けをするスポットです。8種類の宝石をガチャガチャから購入できます。

日本一の開運水晶玉と書かれており、直径85cm、重さ850kgとかなり巨大な水晶です。この水晶は近くで触れることもできます。

こんな感じの水晶や宝石を販売しているお店が数店並んでいます。

仙娥滝につながる川です。昇仙峡の絶景から少し離れると、普通の田舎の風景に変わるのが少し不思議な感じです。

まとめ

特別名勝である昇仙峡は、首都圏からは気軽に、手軽に楽しむことができるエリアです。渓谷や滝と季節の景色を楽しむことができます。

もう一つの楽しみは、水晶関連です。お店でアクセサリーを購入するのはもちろん、そこここに水晶や綺麗な石のオブジェが飾られています。また一部の人たちは、河原で水晶や綺麗な石を採取を楽しんでいます。意外と簡単に見つけることができるようです。

気軽に、色々な楽しみかたができるのが昇仙峡です!

我が家にも前回昇仙峡を訪れたときに、息子とお揃いで買った水晶があります!

 

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