新築祭式イベント 気持ちが大切!? 地鎮祭を行った!

家をたてるときの地鎮祭や棟上げ式も時代とともにようすが変わってきています。

約35年前に家を建てたときから比べると、常識やその方法が変わっているようです。今回我が家は、地鎮祭は行い、上棟式は行わないことにしました。

祭式は気持ちが大切と考える一方で、できるだけ簡易的に済ませたいとも考えています。

新築の3祭式とは

新築の三大祭式は

「地鎮祭」「上棟式」「竣工式」です。

各々の目的やタイミングは以下のようです。

祭式 タイミング 目的
地鎮祭 着工時 氏神様に土地を使用する許しを請い、工事の安全を祈願する
上棟式 骨組み完成時 工事が順調に進んでいることに感謝し、無事完成することを祈る
竣工式 引き渡し後 建築物の完成を祝い、今後の安全と繁栄を祈る

このうち竣工式は一般の住宅では、施主が特別な思い入れがある場合には実施されますが、ほとんど行われません。

また最近では、上棟式も行われない場合も増えているようです。

以前は上棟式には、多くの応援の大工さんが来て1日で棟上げを行いました。

35年前は、集まった大工さんにご祝儀を渡して一席設けたことを覚えています。

今回ハウスメーカからは、多く大工さんが集まって上棟を行うことはないと言われ、やらなくても問題ないと言われています。

現状は、やらない予定ですが、大工さんには、感謝やお礼を伝えたいと考えています。

祭式を行う気持ちは?

日本人は無宗派と言いながら、多くの人が神社やお寺にお参りをしています。

その数も令和4年版の文化庁の宗教年間によると

神社は、約8万4千社、お寺は7万6千寺あります。

よく言われますが、コンビニが約5万6千店なので、その多さに驚かされます。

これら多くの神社仏閣が成立しているということは、色々な面で我々と関係しているのは間違いのないところです。

冠婚葬祭や初詣でない機会が、今回の新築の祭式です。

◆気持ちは!

日頃から、信心深い人はともかく

我が家を含めて多くの人はどんな気持ちでこれらの祭式を行うのでしょうか?

新築の祭式は氏神様や土地の神様に対しての感謝や祈願です。

本来ならば、御祈祷の対象は氏神様や土地の神様が対象なのですが、

我が家の場合は、ハウスメーカの指定の神社に依頼しています。

何といい加減な?!

でも確認してみると、御祭神は天照大神とのことで、我が家がよく参っている神社と同じでした。

あまり深く考えないのが日本人のよい所です。

地鎮祭をおこなった!

実際の地鎮祭は、神主さん、ハウスメーカーの営業、我々夫婦の4名です。

ここでもかなりはしょっている感じですが、気持ちが大切です。

前後での談笑はあるものの、地鎮祭の時間は約15分ぐらいです。

◆地鎮祭の意味は3つ

・氏神様に対して土地の使用の許可を得る

・建築工事の安全祈願

・その土地に住み人の繁栄

私は、神様に家が無事に建つことを祈願していました!?

実際の式典では、多くは神主さんが行ってくれます。

施主である私がやることは主に2つです。

鍬入れの儀 「えい!」という掛け声と共に祭壇の前にある砂山を鍬で三度掘ります。

玉串奉奠 玉串を裁断に捧げます。

最後に神酒拝戴で、全員でお神酒を頂き終了します。

愛宕神社のHPをみると、地鎮祭の手順は

・開式の辞 祭典を始める旨告げる。

・修  祓(しゅばつ) 神職が神前に於て祓詞(はらいことば)を奏上し、大麻(おおぬさ)ですべてを祓い清める。

・降  神(こうしん) 神籬に神様をお招きする儀式。

・献  饌(けんせん) 神前にお供え物をする儀式。

・祝詞奏上(のりとそうじょう) 神職が神前に工事の安全を願って祝詞を奏上する。

・四方祓(しほうばらい) 敷地の四隅と中央を祓い清め供え物をして土地の安全を願う。

・地鎮の儀(じちんのぎ) 施主及施工者が初めてその土地に手をつける意味であり、一般には施主が刈初。施工者が穿初を行っている。

・玉串奉奠(たまぐしほうてん) 玉串は工事の無事安全を祈って、その心を神に捧げるものです。

・撤  饌(てっせん) お供え物を下げる儀式

・昇  神(しょうしん) 神籬にお招きした神様にお帰りいただく儀式

・神職退下(しんしょくたいげ)

費用は玉串料として35千円をつつみました。

まとめ

地鎮祭を行うことで、神聖な気持ちになります。

工事が安全にすすみ、新しい家が無事に建つことを祈ります。

日本人としては、区切りとして祭式を行うのは良いことではないでしょうか

祭式は気持ちの問題でもあるので、費用を抑えるために、自分で行うのもありです。

 

 

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