5月の末から6月にかけて色々なところでハナショウブが咲いている情報の発信があります。相模原公園は、花がきれいな公園です。特に水無月園のハナショウブは秀逸です。118品種22,000株のハナショウブを見ることができます。
今回は、このハナショウブと前回来たときに見られなかったせせらぎの園地区を回ってみました。
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相模原公園は神奈川県立の自然がいっぱいの公園です。特にフランス式の庭園は他の公園では見られない庭園です。他にもグリーンハウス、森の木の展望台など見所があります。
今回紹介する水無月園は、毎年5月の末から6月の中頃になるハナショウブが咲き誇ります。相模原公園のHPには、水無月園(2,300㎡)に118品種22,000株のハナショウブを見ることができるとあります。
所在地:神奈川県相模原市南区下溝3277番地
駐車場:普通282台 有料
相模原公園HPはこちら
相模原公園は広さが23.8haあり季節ごとに見所も変わってきます。今回は水無月園とせせらぎの園地区を見てきました。
車をみんなの花壇の前の中央駐車場に止め水無月園に向かいます。
入口を入って正面に、みんなの花壇があります。この花壇はいつ来ても手入れが行き届いていて、季節ごとの魅力的な花が咲いています。
入口を入って左側にはレストランや管理棟などがあります。水無月園は入口はいって右側に向かって歩いていきます。
水無月園への小径をあるいていくと左手に森の木展望台と芝生広場が見えてきます。この辺はとても広々としています。
水無月園は橋を渡り道路を越えていきます。
橋を渡るとハナショウブが咲いている水無月園が見えてきます。
ハナショウブは雨も似合うアジアイと合わせて6月を代表する花です。最近は色々なところで菖蒲園がつくられています。水無月園のハナショウブは20年以上の歴史もありとても楽しめる菖蒲園です。
品種の育成地によって、「江戸系」、「伊勢系」、「肥後系」の3タイプに大別されます。水無月園でもエリアごとに3種のハナショウブ植えられています。肥後系が一番多く力がはいっている感じです。
水無月園の左側のエリアは花の名前も明示されていて整然とハナショウブが植えられています。
右側のエリアのハナショウブです。こちらにも多くのハナショウブが植えられていますが、名札もなく生育中という感じです。こちらでは豪華な写真が撮れそうです。
一般的には、
江戸系:性質が強く屋外で楽しめる大型種が多い。
肥後系:大輪で室内観賞向けに改良されています。
伊勢系:小型種が多く鉢植え向きです。江戸系同様丈夫な種類が多い。
といわれています。
相模原公園はよく遊びに来ていましたが、せせらぎ地区は今回が初めてです。道により隔たれている上に下っているのので足が遠のきます。
このエリアは、道保川が流れており、他のエリアより手が付けられていないようです。
入口は広々としています。道を隔てて広い駐車場もあります。
道歩川です。写真の上に見える階段の付近の川は、ジャブジャブゾーンで川の中に入って遊べるようです。川には鯉が泳いでいるのが見えます。
草が刈られたエリアが広がっています。
ジャブジャブゾーンです。紐で仕切られています。
公園内の池です。
せせらぎ地区は、川沿いの自然が広がった、のんびりとしたエリアでした。
相模原公園は、とてもよく整備された公園で季節ごとの花や植物を楽しめます。ハナショウブはまだつぼみもたくさんあり、暫くは楽しめそうです。とても綺麗に咲いているので、人の少ないタイミング(できれば平日)に見に行って欲しいです。
他にも見所ありウォーキングも楽しめます。でも欲張らずにのんびりと花や自然を楽しみましょう。