35年使った机の天板はかなり傷んでいます。
現在は、家の建て替えのため仮の住まいにいますが、
新しい家に引っ越し、2階に設置したら天板を塗り替えるタイミングはなさそうです。
そこで思い切って短時間で塗り替えてみました!
でもその出来栄えに少し後悔しています・・
手順と出来栄えを紹介します。
最初に塗り替える前と後の天板を比較してみました!
はたして塗り替えて正解だったのでしょうか?!
◆塗り替える前の天板
光沢は全くありませんが、35年間使った割にはキレイです。
◆塗り替えた天板
光沢はよくなりましたが、色ムラはかなりあります。
塗り替えは朝10時から昼の12時で行いました。
当日は朝から日が当たり、温度は30℃オーバーです。
以前ダイニングキッチンの天板を同じように塗り替えた経験がありますが、ほぼ素人です。
◆失敗した点
・刷毛の毛が抜けて机につく
・塗りが均一にできず濃淡ができる
・天板にざらざら感が残る
◆刷毛の毛が!!
今回の一番の失敗は、刷毛の毛が抜け天板に張り付いてしまったとことです。こんな場所が数か所あります。
刷毛の毛がある部分を拡大してみると、がっかりします。塗りムラ(剥がしムラ)もあります。
サンダーで剥がして塗り直してみましたが、更に濃淡が酷くなるので一ヶ所で止めました。
筆はよいものを使うのと、通常は、少し広めの皿などに塗料を入れて筆にテンションがかからないようにするのですが、
今回は、小さなキャップに塗料いれたため、筆の端が傷んで毛が抜けたようです。
◆塗りの濃淡は渋い!?
塗りの濃淡は、程度によっては渋い感じになりメリットにも感じられます。
でも、今回は濃淡が少しありすぎのようです。
◆表面のざらつき
塗料を一度塗ったあとに、番手の高い、目の細かいもので軽くサンダーをかけると良いのですが、
このざらつきは、使っていると削れて、あまり気にならなくなるのを知っていたので、
時短のために、サンダーをかけるのを省略しました。
現在は、想定通りざらざらが削れて、少し滑らかになった感じがします。
手順
プロはもう少ししっかりした手順で行っています。
そもそも素人が2時間で再塗装なんて、かなり無謀です。
◆塗り替えの手順
・サンダーで削る
・雑巾で削りカスをふき取る
・塗装実施 1回目
・塗料が乾くのを待つ 30分
・塗装実施 2回目
サンダーで塗装は剥がす
サンドペーパーは粗い順で#80、#180、#320、#400を使って剥がしていきます。
まずは#80で剥がしていきます。
#180での仕上がり状況です。
#320で剥がしたあとの写真です。少し塗装が残っている?
今回は比較的細い刷毛を使用しました。濃い目に色をつけるため、一度の塗りで何度も上塗りをしてみました。
結果、色は濃くなりましたが、色ムラも目立ちます。
塗料:和信ペイント 水性ウレタンニス エボニーを使用しました。
短時間で再塗装を終わらせるために、乾かす時間を30分で2回目を塗ってみました。
本来ならば、1回目が乾燥したタイミングで細かい番手(#400ぐらい)で、表面のザラザラを削るのですが、
乾きが悪いことが分かっているので、そのまま上塗りしました。
前回も今回も、再塗装は完了後は失敗した!と感じました。
前回は薄目にぬることで、塗りムラを減らしたのですが、
今回は、刷毛で何度もも塗って濃い目にしました。
その結果、ムラは目立ち、刷毛の毛が机に貼り付いてしまっています。
数日経った現在は、塗り斑については、味があっていい感じとの評価に変わっています。
でも残念ながら、刷毛の毛の貼り着きは、残念のままです。
塗料入れは口が広めのものを用意すると同時に、
刷毛も少しよいものを購入するのがおすすめです!