低価格DC扇風機 やっぱり良いものを使いたい人、少しでも省エネをしたい人におすすめ

我が家には4台の扇風機があります、その中の1台が家族に人気です。

音は静かで風量が8段階です。なんか優しい風がくる扇風機です。皆がこれを使いたがります。

我が家はソーラーパネルで蓄電したポータブル電源で扇風機を使用しています。

人気の扇風機の消費電力量を測定すると、何と微風では1Wしか使用していません! DC扇風機だったのです!!

最近のDC扇風機は!

2010年にバルミューダ世界で初めてDCモーターを採用した扇風機「グリーンファン」を発売しました。

それにより、従来のACモーターを使った風を送付するだけの扇風機から

より付加価値の高い、人に優しいけど値段が高い扇風機が登場してきます。

確かに私も長い間、扇風機は風がくればOKと思っていました・・

DC扇風機を使ってみて考え方をかえました。

そもそも、AC扇風機の風切り音や落ち着きのない首振りが暑さを増します。

DCモーターの扇風機は、良いものだけど価格は高いという評価が定着しています。

しかし近年では少しずつようすが変わってきたように感じています。

◆現在のDC扇風機は・・

 ・AC扇風機の値差が以前ほど大きくない

 ・やっぱり良いものを使いたい人にはおすすめ

 ・少しでも省エネしたい人におすすめ

同じ機能で比較すると、その値差は3~4千円程度です。

ACモータをDCモータに変えたメリットを考えるとそれだけで元は取れそうです。

また、同じDC扇風機でも2極化が始まっており、より高機能・高性能を目指す製品と

DCの特性は保持しながら低価格の製品です。

DCモーターを使ったことで

静音、風量を細かく調整できる、消費電力がすくないなどがついてきます。

 

AC扇風機に比較したDC扇風機の特徴

従来のAC扇風機に比べるとDC扇風機の特徴は分かり易くなります。

  DC AC
風量 細かく調整可能 細かい調整ができない
消費電力 少ない 多い
運転音 静か 大きい
価格 高い 安い

DC扇風機の長所は、風量の調整、運転音などですが、更にファンの形状などを工夫して、風や音の優しさを売りにした製品が多くあります。

消費電力は少なくとも半分以下、評価の仕方では1/5になっていますが、電気代に換算すると小さく、ハードに使っても月数百円レベルです。

詳細は「扇風機はDCモーター型が主流?ACとの違いやメリットなどを徹底解説!

 

DC扇風機による省エネは可能?!

DC扇風機の大きなメリットの一つである消費電力の削減効果についてもう少し検討してみます。

我が家の扇風機を比較してみた!

実際に我が家にある、DC扇風機、AC扇風機、ACサーキュレーターの消費電力を比較してみました。

風量最小・最大:DC扇風機は8段階。AC扇風機は3段階。ACサーキュレーターは12段階のそれぞれ最小と最大です。

更に、首振りを行い消費殿力も併せて測定してみました。

  DC扇風機
ELF-31DC7
AC扇風機 ACサーキュレーター
風量最小 1W以下 18W 5W
風量最小+首振り 1W 18W 7W
風量最大 9W 37W 31W
風量最大+首振り 11W 38W 37W

DC扇風機は、最小で1Wと小さく、最大でも11Wです。最大で比較すると消費電力は1/3以下になっています。

ソーラーパネルでどこまで頑張れる!

我が家には、200Wと120Wのソーラパネルと547Wと540Wのポータブル電源があります。

最近のポータブル電源はバッテリーが改善され、充放電での寿命が格段に延びているものがあります。

我が家もポータブル電源もそれに対応しており、日常の省エネ対応に使用しています。

1日に蓄えられるエネルギー量は1KW弱ですが、

夏の現在は、TVと扇風機、パソコンがメインでポータブル電源からエネルギーを得ています。

・AC・DC扇風機を比較

中間ぐらいのファンの風量で考えます。

AC扇風機25W、DC扇風機5Wぐらいです。

500Wのポータブル電源では、AC扇風機は約20時間弱

DC扇風機は100時間弱使える計算になります。

・省エネ効果は?

ACとDC扇風機の20W差で1日、10時間、25日使ったとして

⇒ 5,000Wh

電気料金は 28円/kwで計算すると

省エネ金額は、約140円/月

少ないとも感じられますが・・

多めに見積もっても年間で1000円以下ではないでしょうか

省エネ活動を積極的に行っている人には、DC扇風機は一つのアイテムになります。

でも残念ながら効果としてはそれほど大きくないようです。

おすすめの 1万円以下のDC扇風機

バルミューダの世界で初めてDCモーターを採用したグリーンファンが扇風機の価値観を上げてから、10年以上が経ちました。

現在もその価値感を維持した製品が各社から発売されていますが、

一方で1万円以下の低価格の製品も発売されています。

低価格のDC扇風機のチェックポイントもDC扇風機の基本性能がでているかです。

ブランド E-LifeHome 山善(YAMAZEN) TEKNOS コイズミ アイリスオーヤマ
型名 ELF-31DC7 YLX-HD302 KI-323DC KLF-3027 LFD-306L
静音性 記載なし 24㏈ 記載なし 記載なし 記載なし
リモコン あり あり あり あり あり
風量段階 8段階 5段階 6段階 6段階 4段階
タイマー機能 あり あり あり あり あり
7枚/30㎝ 7枚/30cm 5枚/30㎝ 7枚 7枚
消費電力 20W  25W 20W 20W 16W

羽数が多く、風量段階の多きものが心地よい風を送ってくれます。山善のように静音性で㏈値を謳っているものもあります。

また表にはありませんが、リズム風やおやすみ風機能などのより自然に近い風をおくる機能がついているものもあるので

チェックしてみましょう!

 

 

 

 

 

まとめ

DC扇風機のメリットは、やはり風や音の心地よさにあります。

価格は付加価値がついたものもで高価なものもありますが、

比較的低価格でも、その基本的なメリットを保有した製品は多くあります。

残念ながら、その省エネ効果はそれほど高くありませんが、

バッテリーなどを利用する場合などはメリットが出そうです。

 

 

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