我が家は神奈川の相模原と山梨の白州の2拠点生活を20年ぐらい続けています。
白州の里山は標高の影響もありマイナス10℃ぐらいまでになります。
雪は少ないのですが、たまに大雪になったりします。
冬は草木が枯れて作業がし易い季節ですが、何と言っても寒いので動きが悪くなります。
我が家の冬支度のようすの紹介です!!
山小屋と呼んでいるのは、約20年前にフィンランド製のキットのログハウスです。
基礎とインフラ(電気、水まわり)以外は家族でつくりました。
それだけに愛着のある小屋です。
最初の3年はほぼ毎週来て小屋を建てていましたが、段々頻度が減り
現在では毎月1回3~4日来るぐらいになっています。
5月頃までは、あまり草は生えないのですが、それ以降は
毎回くると、来た日と、翌日の午前中は草刈りになってしまいます。
同時に木々が恐ろしいぐらいの成長を見せます。緑にのみ込まれる感じになります。
10月頃から草の成長が遅くなります。
そして12月頃からは草や木が枯れて、山や山小屋の整備の季節がおとずれます。
でも1~2月は寒さや雪で作業の効率は著しく落ちます。
風が強いと外にいられなくなります。
冬になると恒例でやることが幾つかあります。
◆冬の恒例作業
・ログの再塗装
・木の伐採
・境界の確認
・水回りの対応
・温泉施設の利用
ログハウスはセルフビルドなので、当然外装も自分達で塗装をしています。
再塗装も手馴れてきています。
それでも1回に小屋の全部を再塗装すると大変なので、
毎年、四面ある小屋の一面ずつを再塗装しています。
4年経つと全面の再塗装が完了します。
最近はこの木の伐採や土手の整備に力をいれています。
ここ数年感じるのは、以前より周りの樹が大きくなり
夏になると、緑に飲み込まれそうな感覚になります。
最近は、小川の土手に新な木が生えて数年で大きくなるので、
これをチェーンソーで切っています。
また、近年の大雨で土手が崩れたりしているので、土手の補強や笹やつる草を切ったりしています。
夏の間は草や木々が生い茂って境界にある赤い杭が見ずらくなっています。
冬はかなり見通しがよくなるので、各杭が確認するのが恒例です。
今年の確認では、
土手の下にあった杭は小川の流れで流れてしまっています。
また、隣との境の1本も最近所在が分からなくなっているのが気になります。
冬になると水道(井戸)が凍結するので、滞在するときは凍結防止のヒーターをつけています。
留守にするときは、水の元栓をしめ、蛇口を開けて凍っても水道管が破裂しないようにしています。
外に1か所不凍水栓柱があります。
北杜市には多くの温泉施設があります。
毎回利用できれば気持ちよいのですが、利用料金はそれなりです。
4月から12月頃までは、山小屋にあるシャワーを使います。
真冬はとても寒くてシャワーを利用する気になりません。
温泉は気持ちがいいですから!!
冬になると毎年やらなければと思って十分にできないことも幾つかあります。
◆なかなかできない冬支度
・室内のログの清掃
・屋根のコケ取り
・焚火 枯れ木、柴の整理
・川べりの整備
ログの外側はキシラデコールで塗装していますが、室内は塗装をしていません。
建ててから20年も経つと、きれいだった室内のログの表面もかなり汚れてきています。
場所によってはカビが生えていたりします。
本当は汚いところはサンダーをかけてきれいにしたり、
せめて雑巾で拭いたりすればよいのですが・・
ほとんどできていません。
キットを選ぶときに、ロフト付きも考えたのですが、
屋根を作ったり、メンテナンスを自分で行うのにロフトがない、
屋根が比較的平な1階建てのキットを選びました。
今となっては、これは正解でした。
ところが、数年前に屋根に上ってコケを取ったり、傷みを点検したりしたのですが
ここ4年ぐらいは登っていません。
今のところ、気をつけて屋根を作ったおかげか、雨漏りなどのトラブルはありません!
冬になると、そこここに折れた枝などの柴や切った木や枝が沢山あります。
また沢山の枯れ葉もあります。
以前は焚火は冬の楽しみの一つだったのですが、最近はほとんどやっていません。
こららの柴や枯れ葉はほっといても自然に戻るのですが、伐採した木は
そうはいきません、自然に戻るまでは数年もしくはそれ以上に時間がかかります。
小川の土手の狭いエリアは、整備をしているのですが、ほんの一部です。
川べりには少し広いところもあり、夏に草が無ければくつろげる場所になります。
ここは、何もしないと夏になると笹が生い茂ります。
冬の間に整備して定期的に草をかればよいのですが、これが出来ていません。
まとめ
現在は、月に1度3~4日間山小屋へ来てすごします。
この頻度だと冬の間の活動はとても大切です。
5月~10月の間は草刈りが、この数日のうち大きな割合を占めます。
このため他の作業をする時間が限定されます。
草が無く、葉がおちる冬は木の伐採や剪定敷地の整備には最適な季節です!
ただ寒いのが難点で、風が吹くと最悪です!!