田舎暮らし冬の仕事 チェーンソーが上達するには 超初心者から初心者へ

田舎暮らしをしている白州の山には、多くの木が生えています。

6年前に敷地にある20mを超える唐松、栗、サクラなど9本を森林組合に伐採してもらったのですが、

それ以外の小さな木も、ここ数年でかなり成長してきています。

現在はこれらの木の伐採を始めています。

山で生活するには、チェーンソーを扱うのは必須です。

昨年から今年にかけ、チェーンソーで10本以上の伐採しました!

我が家の田舎ぐらし

我が家は勤続20年にもらえる2週間の長期休暇をキッカケに、白州の里山にログハウスを建て始めました。

あちこち土地を探して、何度か登った甲斐駒ヶ岳の登山口、白州に土地を見つけました。

ここで2拠点生活のスタートを切りました。

白州では、できることは何でも自分達で行います!

ログハウスも基礎や電気、水などのインフラ以外はセルフビルドをしました。

そんな山での仕事で苦戦しているのが、木の伐採です。

敷地には大きな木が何本もあり、とても手に負えません。

唐松などの木々は20m以上あり、森林組合に依頼して伐採してもらいました。

唐松を伐採する前は、上の写真のように敷地の半分は暗い感じでした。

この時切った木以外にも木が何本もあり、数年経つと成長してしまいます。

特に敷地の横の小川の土手には多くの木が成長しています。

これらの木を管理するために、ここ数年はチェーンソーで少しずつ伐採をしています。

チェーンソーは独学だと上手く行かないことが多い道具です。

YouTubeや量販店の店員さん、近所の人などに教えてもらいながら少しずつスキルアップしてきました。

この冬は10本以上に木をチェーンソーで伐採して、少し腕が上がったようです!

チェーンソー使用のポイント

我が家のチェーンソーはマキタのMEA3600Mです。

ガソリンチェーンソーとしては小型な製品です。

街で暮らす人は、ほとんどチェーンソーを使う人はいません。

ところが立ち木を切るには、とても優れた道具です。

よほど細い木ならば、ノコギリという選択肢もありますが、

倒した後に伐採した木を細かくすることまで考えると大変な重労働になります。

林業に携わる人はもちろん、素人も立ち木を切るならチェーンソー一択です。

チェーンソーを使用するポイントを考えてみました。

◆チェーンソー使用のポイント

 ・起動のさせ方
 ・伐採の基礎
 ・オイルは大切
 ・チェーンの交換
 ・目立ての仕方

この5ポイントを理解して、実際にできれば超初心者から初心者へ昇格ではないでしょうか!

起動のさせ方

超初心者が最初に引っかかるのは、始動です。

何故かというと、ガソリンエンジンを使った場合は、

紐(スターターハンドル)を引っ張ってエンジンをかけます。

白丸内にあるのが、スターターハンドルです。

寒い時などは、何度も引っ張らないとエンジンがかからないことがあります。

また安全装置の使い方やチョークのポジションなども、始動を分かり難くしている要素です。

大切なのは、始動方法は何度も取り扱い説明書を読んで頭に入れておくことです。

その上で、始動の経験を何度も繰り返すとスムーズな始動が可能になります。

使ったことはないのですが、最近はバッテリー式のチェーンソーがあり、今から購入するなら選択肢の一つです。

伐採の基礎

伐採のときに注意するのは、立ち木の倒し方と倒した後の木を切る方法です。

◎立ち木の倒し方

立ち木を倒すには、定番の方法があります。

真っすぐ立っている木に対しては、この方法を理解しておけばOKです。

◆立ち木の倒し方
 ・受け口をつくる
 ・ツルを残して、追い口をつくる
 ・倒れないときは、クサビを入れる

【伐倒】林業でいちばん基本的な木の倒し方「追い口切り」と、木が倒れるしくみ

◎倒木の切断

個人的には、立ち木を倒すことより、倒したあとの処理の方が難しく感じます。

理由は、多くの場合は斜面での作業になり、木にテンションがかかっているからです。

安易に切断しようとするとすると、チェーンソーが木に挟まってしまいます。

クサビを使ったり、木を浮かせたり、下から切ったり、上から切ったりして切断します。

多くのYouTube動画があがっているので参考にして万全の準備をしましょう。

チェーンソーが挟まってしまうと、取り出すのにものすごく時間がかかってしまうこともあります。

オイルは大切

チェーンソーで木を切るときには、鉄同士、鉄と木がこすれ合います。

このため熱が想像以上に発生します。

オイルは潤滑剤と冷却の役割で必須です。

オイルにまみれて木を伐ります。

弊害として、保管時にオイルが漏れてべたべたになります。

チェーンソーの保管は注意が必要! オイルが漏れてきます。

でもこれは故障ではありません。

我が家でもこのべたべたには閉口しています。

チェーンの交換

木を伐採していると、切れ味が悪く感じるときがあります。

こう感じるときは、オイルが無くなっているか、チェーンが摩耗しているときです。

オイルあって切れが悪い場合は、チェーンを交換するのが正解です。

常に予備のチェーンは1つ準備しておきましょう。

向きを間違えないように交換しましょう。

当たり前ですが、間違えると全く切れません。

目立ての仕方

木を何本も伐採していると分かるのですが、チェーンソーの切れ味は意外と変化します。

数本伐採して木の処理をすると、数日で切れ味は変わってしまいます。

毎回チェーンを交換すると、費用も半端ではありません。

目立てをすれば、チェーンは快適に何度も使うことができます。

目立てのやり方を知っておくのは、頻繁にチェーンソーを使用するには必須です。

目立ての道具を買って、やり方をマスターすれば、目立ては意外と簡単です。

「超初心者 チェーンソーの目立てやって見ると・・」

 

伐採のようす

森林組合の伐採

購入した土地には多くの唐松が生えており、夏の間はうっそうとして暗い感じでした。

唐松は針葉樹でありながら、落葉するので、冬は逆に日が通り明るくなります。

6年前思い切って、森林組合に相談して10本ほどの木を伐採しました。

この伐採で、夏の間も日が通り敷地が明るい雰囲気になりました!

プロは倒し方も上手いと感心しました。

土手の木の伐採

敷地の横には、小川があり、その土手に木が多く生えています。

境界線は川底にあり、市役所に相談すると河川法にひっからない小川の整備は、

住んでいるひとや使っている人に、お願いしているとのことです。

それって我が家にやれってこと!!??

仕方なく土手の整備が始まりました。木を切って整備がはじまりました。

まとめ

田舎暮らしで木が多いところでは、チェーンソーの使用は必須です。

他の方法で木を伐採しようとすると、労力は半端ありません。

チェーンソーの使用は少しハードルがありますが、

使えるようになると、これをなしに作業をすることは考えられません。

でも自分でできる範囲は、しっかり見極める必要がります。

無理のない範囲でチェーンソーを使っていきましょう!

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