最近は、猫を主人公にした漫画も結構多く人気があります。1984年(昭和59年)に始まった、この「ホワッツ マイケル」が猫漫画の元祖と言えます。猫好きには、絶対おすすめの作品です。猫の習性や人との関係は昔も今も変わっていませんからね。
結婚したばかりに我が家に猫たちが、やってきたのもほぼ同時期でした。
・マイケルと我が家の猫
・おすすめのシーン
・まとめ
ホワッツ マイケルとは?
ホワッツマイケルは、小林まことの作の漫画です。
「モーニング」(講談社)にて1984年から1989年にかけて連載され、単行本は8巻まで刊行されました。アニメやドラマも作られ人気を博しました。その後、2001年、同社のイブニングの創刊号で連載を再開した。2003年には単行本の9巻が出されました。
我が家にも8巻はあるはずなのですが、ロフトの奥底にあるらしく、今回は4巻しか見つかりませんでした。
小林まことは、「1・2の三四郎」や「柔道部物語」などの青春闘魂ものでも人気なのですが、それとは全く違う新しい分野をつくりました。なんといっても猫を飼っている人に絶大な支持を得ました。
マイケルの基本的な設定は大林さんの家の飼い猫の設定です。奥さんのポッポや子供のミニケルも登場します。この設定とは別に、野良ネコになってみたり、擬人化してコントのようなことをしています。
でも何といっても猫を飼っている人のハートをつかむのは、ユーモアたっぷりの猫あるあるのシーンですね。これは、その後の多くの猫漫画でも同様です。猫を飼っている人は、何故か猫あるあるが好きみたいです。
マイケルと我が家の猫
我が家は最初、猫禁止のマンションに住んでいましたが、引っ越してすぐに猫がやってきました。
一匹目の子猫のニャンタは、マンションのドアの前で助けを求めて待っていた(嫁談)。
2匹目のミーは、ニャンタがミーが入ったビニール袋を咥えて、マンションに運んできた(嫁談)。
そう、嫁は猫が大好きなのです。我が家は、この2匹のために一軒家を購入することになったのです。
その後、一軒家へ引っ越しをしました。そして3匹目のチーちゃんが来るのです。その頃は既にマイケルも良く知っていました。
我が家に来て暫く経ったときの、トラ猫のチーちゃんです。
主人公のマイケルは、トラ猫の雄です。我が家にもチーちゃんもマイケルと同じオスのトラ猫でした。
この漫画が発売して数年たった時、ある朝起きてドアを開けると、段ボール箱が置いてありました。その中に生まれたばかり、子猫のチーちゃんと缶詰が入れたらいたのです。我が家が猫好きということを知っていて、近所の人が置いたのです。
チーちゃんは、その後、すくすくと育ち、おおらかな猫になりました。ちょっとマイケルとは性格が違いまけどね。
おすすめのシーン
ホワッツマイケルにはおすすめのシーンがたくさんあります。選びきれないので、今回、目に着いたシーンを紹介します。
シーン① マイケルは、失敗した際に誤魔化すように踊りだします。
1巻vol.4「マイケルの1日」マイケルが躍る猫として、始めて踊った1巻のシーンです。たっぷり踊っています。この後も、結構踊っています。
シーン② マイケルの家族
4巻Vol.72「マイケル一家の1日」 マイケルの家族は奥さんのポッポと子供のミニケルです。子供はたくさん生まれたようですが、ミニケル以外は貰われて行きました。
シーン③ 寝ているときにマイケルがチョッカイをだすシーン
1巻Vol17 「続・暗闇に猫が鳴く」のシーンですが、これも猫あるあるです。
まだまだある、猫あるあるのシーンです。
最近のおすすめ猫本
猫のことをもっと知りたい人は、こちらがおすすめ。
マンガ・イラスト 猫好きのマンガ家 卵山玉子さん、監修は、日本動物科学研究所所長。ねこの博物館館長の今泉さん
「ねこほん」です。フクとムギがいろいろ教えてくれます。
専門家が監修しているのので、猫についてますます詳しくなれますよ!
まとめ
猫は、本当に可愛いですね。我が家の猫も代替わり何度かして、現在3匹です。最近は周りに強い野良ネコ(通称 のらくろ)がいて少し窮屈な思いをしています。
そんな猫を、更に身近な存在にしてくれたのが、ホワッツマイケルです。昭和の終わり頃の漫画ですが、全然色あせずに輝いています。
機会があったら是非読んでください。
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