
我が家の山小屋がある北杜市には多くの山や森があります。
散策をしていると時々大きな木に出会うことがあります。
幹が太い、樹高がある、樹齢が長い木に出会うとそれだけで感銘を受けたりします。
最近ネットで山梨県の巨樹・名木保全マニュアルというものを見つけました。
この資料によると、巨樹は胸高幹周りが300cmとのことです。
前沢正八幡神社のケヤキはこれに該当します。
我が家は相模原市と北杜市で2拠点生活をしています。
北杜市は森林が多く大きな木に出会うことがあります。
このマニュアルは、山梨県の森林環境部が平成17年に発行したものです。
マニュアルによると、巨樹、名木の定義は
・胸高幹周(地上1.3m)が概ね300cm以上の樹木
・巨樹の大きさに達していないものの天然記念物や保存樹木に指定されているもの及び優れた樹形や希少性質を有する樹木
としています。
国の天然記念物を調べてみると、山梨県全体では33件あり、そのうち樹木、植物関係は16と約半数です。
| 区分 | 日本全国 | 山梨県(全体) | 山梨県内の「樹木・植物」数 | 山梨県内の主な樹木・植物の指定例 |
| 特別天然記念物 | 75件 | 3件 | 0件 | ※山梨県の3件はカモシカ、ライチョウ、鳴沢熔岩樹型です。 |
| 国指定 天然記念物 | 1,040件 | 30件 | 16件 | 山高神代桜(北杜市) |
| 都道府県指定 | 各自治体による | 約110件 | 約45件 | 芦川のスズラン及び生育地(笛吹市) |
*特別天然記念物は天然記念物の中でも最高ランクのものです。
国の天然記念物にも選定されている山高神代桜は日本を代表する桜の銘木です。


山高神代桜は、推定樹齢2000年のエドヒガンザクラの古木です。
我が家の山小屋からも車で15分ぐらいなので、毎年桜の季節になると見に行っています。
山梨県の巨樹・名木保全マニュアルによると、山高神代桜は山梨県の巨樹の第3位ににも位置付けられています。
幹周りは10.6mあります。
数年前までは、桜の花もすごくきれいに咲いていましたが、昨年はやや勢いがなくなっていて、木も少し元気がないように見えたのが少し心配です。

写真の左手の木が巨樹ケヤキです。

右側のケヤキは現在根の部分が残っています。

巨樹は樹種は、杉、ケヤキが圧倒的に多いのですが、前沢正八幡神社の巨樹もケヤキです。
八幡神社の拝殿の両側にケヤキの木があったのですが、現在は左側の木のみです。
2017/8/28の記事によると、この時は右側のケヤキも健在でした。
幹周りは、右5.8m、左5.4mを実測したとあります。
残念ながらその後右側のケヤキは倒れたようです。

現在境内にある前沢正八幡神社のケヤキの表示です。
幹周りは4.4mと記載があるので少し古いもののようです。
2017年には、5.4mの実測値があります。
2026年の現在はもっと大きくなっているはずです。
メジャーを持っていれば測定できたのですが・・少し残念です。
樹齢は約250年とありますが、恐らく幹の太さとの整合性を考えると260~270年ではないでしょうか?
この看板には天然記念物との記載もありますが、どうも国や県ではなく北杜市指定の天然記念物のようです。
山梨県北杜市白州町にある「前沢正八幡神社」は、1030年(長元3年)創建と伝わる古社です。
ご祭神は応神天皇(おうじんてんのう=八幡神)です。
国道20号線から車なら数分の距離です。

細い参道を歩いていくと鳥居が見えてきます。

鳥居をくぐった所に看板があります。
ここに、ケヤキが町の天然記念物に指定されているとの記載があります。

拝殿です。

拝殿の額に甲斐駒ヶ岳の画が描かれています。
この地域ならではのデザインです。

本殿です。

周囲なのどかな風景が広がっています。
北側には南アルプスの山々が見えていますが、この日は残念ながら雲がかかっていました。

南側にも山が見えています。茅が岳です。
前沢正八幡神社のケヤキは、正に巨樹です。
神社の境内にあるからだけではない神聖な印象があります。
260年以上の樹齢の木ですが、まだまだ勢いも感じられます。
皆さんも是非、巨樹、巨木に出会ったら気にとめてください!
巨樹、巨木をブログに載せたのは初めてですが、今後も出会えたら紹介していきます。



