本日、畦地梅太郎のアトリエを改装して作品を展示している「アトリエ う」に行ってきました。 また最近手に入れた、梅太郎の本、版画集「山男」、山の紀行文「山の目玉」、「岳人」no.868号についても紹介します。
・畦地梅太郎の本 版画集「山男」 山の紀行文「山の目玉」 岳人 No.868
・まとめ
「アトリエ う」の様子
“あとりえ・う”は、山の版画家・畦地梅太郎の作品をゆっくりと楽しんでいただきたいとの想いから、畦地梅太郎のアトリエを改装して、2001年にオープンしたそうです。
住所:〒195-0061 東京都町田市鶴川1-13-12 小田急線鶴川駅から1km
電話番号:TEL 042(734)8586
本日時間があり行ってきました。車で行ったのですが、住宅街のメイン通りといった感じの道沿いにアトリエはあります。 少しわかりずらいです。普通のお宅の入り口に写真の看板と壁にもう一つ別の2つの看板がでています。アトリエは塀に沿って奥にあります。 行ったときは、訪れている人はいませんでした。1台だけある、少し離れてところにある駐車場を使えました。
中はそれほど広くありませんが、箱に入ったものも含めると版画が60~70作品はあったかと思います。ほとんどが販売用で値段がついていました。 他にはいわゆるグッヅ(カレンダー、Tシャツ、コップ、本、ハガキなどなど)がありました。 飾ってある作品のうちヤケやシミがあるものは格安で購入可能です。ぜひ本物を欲しい方は行ってみると楽しめます。
詳しくは「アトリエ う」のHPを参照してください。
畦地梅太郎の本
版画集「山男」
版画美術館で畦地梅太郎展を見に行った後、版画集が手軽に手に入らないかと思い調べてみました。ありました。山と渓谷社から2014年に版画集「山男」が発行されていました。
定価1500円でコンパクトな単行本の中に76点の作品が収録されています。気軽に畦地梅太郎の作品を楽しめる版画集です。時々手に取って観るには最適です。ハードルを上げずに楽しむのには、とても良いと思います。
山の紀行文「山の目玉」
巻頭でカラーで16点の版画作品をのせた47編の山の紀行文と挿絵の文庫本です。文書も山男らしく気さくな文章が綴られています。こちらも肩ひじはらずに気軽に読むのに向いています
岳人 No.868号
畦地梅太郎の岳人の表紙になり5年が経ちました。2014年の新装刊以来、全62号にわたり表紙を飾ったそうです。2019年の10月号で表紙にのるのが最後になります。最後の刊が、このNo.868号です。この62冊が貴重な作品ですね。「アトリエ う」にもバックナンバーが置かれていました。気に入った記事と合わせて購入したいと思います。
次号からは、中村みつを氏の作品が岳人の表紙を飾るそうです。
まとめ
畦地梅太郎は山男であり、版画家です。山を登る人にとっては共感できるところが多いと思います。版画の作品も山への思いや人柄がでているような気がします。作品や紀行文などが埋もれないように応援したいと思います。