ベンチプレス歴は、つかずはなれずで20年以上になります。
ベンチプレスは、下すスピードによって挙がり方が違います。
一般的には、ゆっくり下して早く挙げるのがよいと言われています・・
自分の経験と動画で言われていることが、ズレていることもあります。
今回は、下すスピードを変えたときに感じたことをネットで調べてみました!
MAX重量は125kgと中途半端ですが、20年もベンチプレスをやっていると
やり方を変えると、色々なことを感じられるようになります。
下すスピードに着目して、スピードを変えたときに感じたことを再確認してみました。
◆下すスピード変えて感じたこと
・リズム(早く)下すとセット回数が伸びる
・早く下して、全身を使って挙げるとMAXが伸びる
・ゆっくり下すと力が蓄えられる感覚がある 特に1レップ
・バーを持っている時間長いと(ゆっくり下す)効きがよい
リズムよく、早く下すとセットのレップ数が伸びることがあります。
最初に100kg 8レップ挙げたときも、このやり方です。
かなり前になりますが、それまで4~5レップしか挙がらなかった100kgが
少し早めにリズムよく行うことで、急激にレップ数が伸びた経験があります。
最近でも、5レップ、5セットを行うとき、この意識をもって行うと
セットが楽に挙がることがあります。
最近はあまりやらない挙げ方ですが、
下しを早くして、胸でバウンド気味にして全身を使って挙げるとやり方で
MAXを更新出来た経験が何回かあります。
速く下すことで下す位置やタイミングがずれることもあるので、ある意味イチかバチかです!
高レップでセットを行い、最後の1回挙がるか挙がらないかというときに、
このやり方をすると挙げられたりします。(なるべくこの方法を使わないようにしていますが・・)
ゆっくり下すと力が蓄えられる感覚がある 特に1レップ
ゆっくりとバーを下しながら、胸を更に張るようにすると
ボトムで弓を引っ張って力を溜めているように力が蓄えられている感覚になります。
その蓄えられている力で一気に挙げます!
この方法が、下すときはゆっくり、挙げるときは早く挙げるという
一般的に言われている正しい方法かもしれません。
このやり方は、力をしっかりバーに伝えて挙げる感じです。
リズムで挙げずに、しっかりと重さを感じながら
比較的ゆっくり下し、挙げるときもしっかりと肘をのばします。
挙げる速度は、それほど遅くありません。
このやり方で重量95kgで5レップ、5セットができると120kg
が挙がる確率が高いように感じます。
経験した感覚と同じようなことを、ベンチプレスのエキスパートが解説していないかYouTubeで探してみました。
リズム(早く)下すとセット回数が伸びる
このやり方はかなり近いものが、Burst LimitのKE-TAさんの動画にありました。
かなり参考になる動画です!
早く下して、全身をつかって挙げるとMAXが伸びる
ベンチプレスで速く下すのは、基本的にNGのようです。
やはり、下す位置や挙げるタイミングがイチかバチかになるので進めている動画はありません。
それとは別ですが、少し気になる動画がありました。
通常はボトムでは胸を張って高くしたままで挙げるのですが、
世界チャンピオンの飛田さんのとびチャンネルで
「胸で迎えにいくな!!ボトムで反発を利用して高重量を扱う為のテクニック講座」
という動画がり、挙げるタイミングで胸を下げるという
私が知らなかった理論で挙げています。
全身を使って挙げるときに、このテクニックに近いやり方をしていたのかもしれません?!
もちろん足で押すテクニック(レッグドライブ)も使っています。
ゆっくり下すと力が蓄えられる感覚がある 特に1レップ
この感覚は説明している動画は見つけられませんでした。
でも逆に、ゆっくり下して一番力の出る位置に確実に下すという動画はいくつかありました。
もしかしたら、ゆっくり下して挙げやすい位置に下せたときに、
この感覚がでるのかもしれません?!
KE-TAさんの動画では、下す位置が的外れだと挙がらないという説明がされています。
バーを持っている時間長いと(ゆっくり下す)効きがよい
長くバーを持っているということは、全筋力を使い筋肥大に繋がるやり方です。
katochan33では、筋肥大のための理想のスピードを紹介してくれています。
今回記事を書くにあたり、ベンチプレスの動画を改めてたくさん見ました。
多くのアスリートや上級者が色々なベンチプレスの動画を投稿しています。
そんななか、場合によっては相反するようなことを言っていたりします。
どうも、全てが自分に当てはまるわけでは無いようです。
骨格や柔軟性、経験などの違いにより理解できなかったり、
理解はできても上手くできない場合もありそうです。
ベンチプレスの動画を投稿している人たちは、
かなりの上級者が多いこともその原因の一つかもしれません。
分かったことは。
◆大事なのは
・自分の感覚を大切にすること
・体の柔軟性やフォームの完成度で感覚は変わる
・自分の感覚に合った動画であれば、それは参考になる
などです。
ベンチプレスは、下し方で色々な感覚を得ることができます。
まずはコントロールしながら、ゆっくり下すのが基本です。
ゆっくり下すのが苦手な人は、重量を少しだけ軽くして慣らせば
ゆっくり下すことに違和感が無くなってきます。
ぜひ色々な下し方を試して世界を広げてください!