最近あまり騒がれていませんが、少し前は毎日のようにスマホ各社の大容量格安プランが話題となっていました。
比較的早めの今年の4月から、auのピタットプランからpovoに乗り換えました。
使用前は、サポートが弱いなどの心配なこともありました。3ヶ月間実際に使用してみて、値段のリーズナブル感や利点、問題点について記載します。
povoのプランの内容を簡単に紹介しておきます。povoは、auの格安大容量プランの名前です。
povoのHPはこちら
関連記事「auの20Gプランpovoに乗り換えた! auユーザーなら手続きはとても簡単、内容はシンプル -入門編」
20ギガで2,728円(税込み)のプランです。特徴は、使用する顧客の要望に合わせてトッピングができることです。主なものは、「5分以内通話かけ放題」、「データ使い放題24時間」、「通話かけ放題」、「データ追加1GB」などがあります。
auのピタットプランからpovoに乗り換えたのは、4月からです。2月、3月はピタットプランの時の費用です。
2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | |
au電話料金 | 2,225 | 2,320 | 2,823 | 2,819 | 3,813 |
プラン料金 | 1,980 | 1,980 | 2,480 | 2,480 | 2,480 |
通話料他 | 43 | 129 | 86 | 83 | 986 |
消費税 | 202 | 211 | 257 | 256 | 347 |
au機器代金 | 2,546 | 2,546 | 2,546 | 2,546 | 2,546 |
請求合計 | 4,771 | 4,866 | 5,369 | 5,365 | 6,359 |
ギガ使用量 | 1以下 | 1以下 | 2.67 | 2.57 | 2.75 |
・請求額は、電話料金+機器代金で計算されます。
・電話料金は、プラン料金+通話料他+消費税で計算されます。
・通話料他は、電話通話料+Cメール代+ユニバーサルサービス料で計算されます。
*ユニバーサルサービス料:加入電話、公衆電話、緊急通報の提供を確保するために負担する料金です。
*ピタットプランでは、家族割(3回線)1,000 円も含め1,170円の割引があります。
電話料金の比較は?
6月の通話料が約1,000円程度あることを考えると、電話料金はpovoに変わって約500円上がっています。
単純に費用だけ考えると、私の場合はスマホの費用は、500円程度のアップです。
細かくは、プラン料金が500円アップしています。auピタットプラン(1G以下)とpovoの20Gプランの料金差が500円ということです。
ギガ使用料の変化は?
表のギガ使用料は、実際に使用したギガの量を記載しています。
表をみて分かるように、4、5月は、料金を少なくするために1ギガ以下に抑えて使用しています。4月以降は20ギガまでは値段に変わりがありません。
4月以降は20ギガまで使用可能です。実際に使用しているのは3ギガ未満です。
現在の私の生活パターンでは、あまり意識しないで使用すると3ギガ未満しか使用できないようです。
ただ、もしピタットプランでこのギガ数を使用すると費用は1,000円アップです。
いままでギガ数を節約していた多くの人(1ギガで抑えていた人)が、500円のアップで大容量を得ることができます。
auピタットプラン 5Gの容量と費用の関係:<~1GB>1,980円(税込2,178円)/月、<1GB超~4GB>2,980円(税込3,278円)/月、<4GB超~7GB>4,480円(税込4,928円)/月
実際に使用してみて感じた良かった点、不具合点を紹介します。
良かった点
◆もちろんギガ(使用可能データ量)の増加:毎月月末の1週間は、残りのギガ数見ながら1ギガ内に収まるように調整していました。そんなことを気にしないで使用することができるようになりました。
また、月末田舎暮らしをしている白州の山小屋で動画が見れるようになったのは、とても大きなメリットです。電波がよければもっと使用量は多くなりそうです。ABEMA TVやアマゾンプライム、ユーチューブなどの視聴量が増えました。
◆テザリングができるようになった:Wi-Fiのない環境でパソコンを使って作業したいときなどは、このテザリングを使用すると、スマホの通信回線を使用してインターネットにつなぐことができます。
テザリングを使用するとギガが消費されますが、ギガが大容量になることで、家の外でWi-Fiが無いところでも作業ができるようになりました。山小屋での使用も含め助かっています。
◆家族割プラスの割引の人数にカウント:21年夏までのご加入者は早期申込特典なのですが、家族人数のカウント対象となります。
この特典はとても大きく、家族人数としてカウントの対象になると家族の残り2人が毎月1,000円永年割引になります。2人(2回線)なら500円の割引です。詳しくはこちら
家族割の対象になっている人は早めに申し込みをおすすめします!! 夏まで・・はいつまで?!
◆仕組みシンプルになった:スマホのプランや割引などは複雑で分かり難いです。何か騙されている感じもあります。povoのプランは分かりやすいので利用しやすいですね。
◆Webサービスアプリ:povoに乗り換えるとスマホのアプリのMyauなどが使えなくなります。またお申し込み窓口、お問い合わせ窓口はオンラインのみで、Auショップなどの利用はできません。
個人的にはAuショップの商売っ気が強いサービスは好きでないので好都合です。申し込みもオンラインで問題ないし、移行後もpovoアプリで特に問題はありません。
不具合点
◆キャリアメールが使えない:キャリアメールはスマホ会社で設定できるメールです。auの場合は、@au.com/@ezweb.ne.jpなどが付くメールです。
これは実際に困りました。当初はプロバイダーが提供するメールやgmailのアドレスがあれば、問題ないと考えていました。郵貯で振込などの際に使うワンタイムパスワードの送信先として設定するメールアドレスは、このキャリアメールを推奨しています。
私もauのキャリアメールを設定していたのですが、povoに乗り換えて振込が一時的に使えなくなっています。キャリアメール以外だと設定が面倒そうなのでそのままになっています。
◆5Gが使えない:povoの5G提供予定は、2021年の夏の予定となっています。せっかくiphone12miniを購入したのですが・・でもそもそもほとんど5Gにつながるエリアに行っていませんでした・・
◆通話に注意が必要!:オプションで通話を使い放題にしないかぎり、30秒あたり20円(税抜き)の費用がかかります。
スマホで電話しないようにしないように注意していないと、アッというまに電話料金が加算していきます。6月分の986円もそれで発生しています。
povoの20ギガのデータ容量を全て使用するのはなかなか難しいですが、ギガをあまり気を遣わずに使用できるのは有り難いです。
ギガが増えてテザリングできたり動画視聴機会が増えたのはとてもありがたいことです。
関連記事「auの格安20Gプランpovoに乗り換えた! 大容量ギガを有効に使うには? テザリングを使ってみた!」
家族割プラスを利用していて、povo乗り換えを考えている人は、家族割プラスの割引の人数にカウントは、21年夏までのご加入者は早期申込特典です。